公募情報 平成31年(令和元年)度 「革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト」に係る採択課題について

基本情報

公募の段階 採択
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,該当なし
分野 精神・神経疾患に対応した研究
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 戦略推進部 脳と心の研究課 革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト 公募担当
住所: 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目7番1号 読売新聞ビル22階
TEL: 03-6870-2222
E-mail: brain-pm“AT”amed.go.jp
備考:
※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。
※お問い合わせは必ずE-mailでお願いいたします。

採択内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、「平成31年度 革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト」に係る公募について、課題評価委員会(別紙)において厳正な審査を行った結果、下記のとおり採択課題を決定いたしましたのでお知らせいたします。

神経変性疾患モデルマーモセット研究開発課題
研究開発課題名 研究開発代表者 所属機関
神経変性疾患モデルマーモセット開発と新規発生工学技術の開発研究 佐々木 えりか 実験動物中央研究所
野生型マーモセット研究支援課題
研究開発課題名 研究開発代表者 所属機関
脳科学研究に最適な実験動物としてのコモンマーモセット:繁殖・飼育・供給方法に関する研究 和田 圭司 国立精神・神経医療研究センター
体格の良いマーモセットの飼育法の確立と個体の供給 中村 克樹 京都大学
マーモセット研究の支援基盤の構築 佐々木 えりか 実験動物中央研究所
MRIを中心とした画像データベースを活かした精神疾患関連神経回路の解析
研究開発課題名 研究開発代表者 所属機関
双方向トランスレーショナルアプローチによる精神疾患の脳予測性障害機序に関する研究開発 小池 進介 東京大学
バイオマーカーの同定を目指した患者コホートを活かした神経変性疾患研究
研究開発課題名 研究開発代表者 所属機関
パーキンソン病発症前から発症後に連続する神経回路病態の解明とトランスレータブル指標の開発 高橋 良輔 京都大学
精神疾患に関する分子生物学的・発生工学的研究
研究開発課題名 研究開発代表者 所属機関
精神疾患モデルマーモセットの自家移植法による作製および解析 饗場 篤 東京大学
分子イメージング技術による神経変性疾患の分子生物学的研究
研究開発課題名 研究開発代表者 所属機関
神経変性疾患のタンパク凝集・伝播病態と回路障害の分子イメージング研究 樋口 真人 量子科学技術研究開発機構
ヒト脳神経疾患関連神経回路の機能解明を目指した分子生物学的な研究課題
研究開発課題名 研究開発代表者 所属機関
精神疾患のヒトゲノム変異を基盤とする神経回路・分子病態に関する研究 貝淵 弘三 名古屋大学
アルツハイマー病におけるAβ誘導性タウ凝集病態伝播・神経回路変容機構の解明 富田 泰輔 東京大学
脳ゲノム情報解析による精神疾患関連神経回路の同定と機能解明 岩本 和也 熊本大学
技術開発個別課題(チーム型)
研究開発課題名 研究開発代表者 所属機関
先端レーザー光技術を駆使した高速超解像in vivo3Dイメージング法の研究 根本 知己 北海道大学
細胞内シグナル伝達系の光操作による革新的シナプス可塑性介入技術の研究開発 渡部 文子 東京慈恵会医科大学
活動痕跡の多重化標識と全光学的検索に基づく回路機能解明技術開発 尾藤 晴彦 東京大学
神経動態の多重スケール機能マッピング法の開発 喜多村 和郎 山梨大学
新規ウイルスベクターシステムを用いた霊長類脳への遺伝子導入技術に関する研究開発 高田 昌彦 京都大学
脳深部計測のための音響光技術開発 中川 桂一 東京大学
技術開発個別課題(ユニット型)
研究開発課題名 研究開発代表者 所属機関
大脳皮質・皮質下回路機構に迫る多領域間マルチリンク解析法の洗練化 礒村 宜和 玉川大学
神経回路および神経細胞微細構造の相関顕微鏡観察に関する研究開発 平林 祐介 東京大学
遺伝子改変マーモセット作製にかかる革新的胚操作システムの開発 笹岡 俊邦 新潟大学
生体脳深部イメージングの限界を打破する革新的ナノ薄膜の開発 岡村 陽介 東海大学
マーモセットにおける高効率・長遺伝子導入技術の開発 富岡 郁夫 信州大学
革新脳データベースに基づいたデータ駆動型統合モデルの開発 中江 健 京都大学
マーモセット運動野広域高解像度機能マッピング法の開発 蝦名 鉄平 東京大学
ATUM-SEM法を用いた大脳皮質局所神経回路の超微細構造3次元解析の標準化と迅速化 窪田 芳之 生理学研究所
脳状態情報と刺激関連情報の線形結合による脳活動モデリング法の開発 近添 淳一 生理学研究所
ワイヤレス電力伝送システムを用いた新規神経回路光操作法の開発 今吉 格 京都大学

※原則として採択時点の情報であり、研究開発開始までに研究開発課題名等が変更されることがあります。

評価経過情報

公募期間 平成30年12月28日~平成31年1月28日(正午)
会合審査・面接(ヒアリング)実施日 平成31年2月21日、25日、28日
申請数 83
書面審査通過数 51
採択数 27

掲載日 令和元年5月22日

最終更新日 令和元年5月22日