公募情報 平成30年度 「臨床研究等ICT基盤構築・人工知能実装研究事業」に係る公募(二次公募)について
基本情報
公募の段階 | 公募 |
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開発フェーズ | 該当なし |
分野 | 健康・医療戦略の推進に必要となる研究開発 |
公募締め切り | 平成30年7月11日(水) 正午【日本時間・時間厳守】 |
お問い合わせ先 |
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公募内容
本公募要領に含まれる公募研究開発課題の概要は以下のとおりです。詳細は公募要領を参照してください。
分野等、公募研究開発課題名 | 研究開発費の規模 | 研究開発実施予定期間 | 新規採択課題予定数 |
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NDBデータによる理想的な健康医療ビッグデータ活用モデルの確立に関する研究 | 1課題当たり年間 57,000千円程度 (間接経費を含まず) |
平成30年度末まで | 0~2課題程度 |
事業概要
(1)事業の現状
医療データの分析結果の活用のための情報通信技術(以下「ICT」という。)基盤整備は、健康・医療戦略推進本部のもと、次世代医療ICT基盤協議会が設置され、今後の方針として、以下が提唱されました。
- デジタル化した医療等の現場から収集された多様なデータが標準化・構造化等を通じて関係者間で共有される仕組みを構築し、その利活用によって、①医療行政の効率化、②医療サービス等の高度化、③公的保険外ヘルスケアサービスの創出、④臨床研究・治験の効率化等による研究の促進を図ること
- 2020年までに医療・介護・健康分野の包括的なICT化によって効率的で質の高い医療サービスの実現を図るとともに、日本の医療・介護やヘルスケア産業そのものが新しい医療技術やサービスを生み出す世界最先端の知的基盤となることを目指すこと
また、医療分野研究開発推進計画(平成26年7月健康・医療戦略本部決定、平成29年2月一部変更)においても、「医療・介護等のデジタルデータの利活用基盤の構築を進めるとともに、革新的な人工知能の基盤技術を構築し、収集されたビッグデータを基に人工知能技術を活用することで、診療支援や新たな医薬品・医療技術の創出に資する研究開発を進める。」とされています。さらに、保健医療分野におけるICT活用推進懇談会では「2020年までに産官学の多様なニーズに応じて、保険医療データを目的別に収集・加工(匿名化等)し提供できる『データ利活用プラットフォーム』(仮称)を整備」することが目標として挙げられています。
(2)事業の方向性
本事業では健康・医療分野(健康・医療・介護・福祉分野を含むものとする。以下同じ。)の大規模データ(以下「データ」という。)の分析結果の活用により、医療の質向上・均てん化・診療支援、及びAIを用いた医療技術の臨床開発に必要な基盤を整備することが期待されています。そのため、既存の医療データベースや、電子カルテ情報などからマッピングした標準形式の情報を、医療の質向上・均てん化・診療支援の基盤として活用するとともに、AI実装へ向けた臨床研究等の基盤としても活用できる、恒常的な仕組みを構築するための研究を求めます。
(3)事業の目標と成果
本事業は、臨床研究等にかかるICTに関する先端的技術を有する機関に対して、臨床研究等のICT基盤構築及びAI実装へ向けた臨床研究の基盤を構築する研究を委託するものです。
応募資格者
本事業の応募資格者は、公募要領で定める条件を満たす機関に所属する者で、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめ等の責任を担う能力を有する研究者(「研究開発代表者」)とします。
公募期間
ヒアリング日程
平成30年8月9日(木)(予定) ※必要に応じて実施
公募説明会
応募方法
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)によってご応募下さい。 応募に関する詳細は、AMEDホームページより提案書類の様式等、必要な資料をダウンロードし公募要領に従って「研究開発提案書」等を作成の上、e-Radよりご提出ください。詳細は公募要領を参照ください。
※全ての研究開発提案書類等について、公募期間を過ぎた場合には一切受理出来ませんのでご注意ください。
詳細については、公募要領およびe-Radポータルサイトを参照してください。
応募先
資料
掲載日 平成30年6月13日
最終更新日 平成30年6月13日