公募情報 平成31年(令和元年)度 「8K等高精細映像データ利活用研究事業(8K内視鏡システムを応用した遠隔手術支援システムに関する研究)」に係る公募について
基本情報
公募の段階 | 公募 |
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開発フェーズ | 該当なし |
分野 | 健康・医療戦略の推進に必要となる研究開発 |
公募締め切り | 令和元年7月31日(水) 【正午】厳守 |
お問い合わせ先 |
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公募内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、平成31年(令和元年)度 「8K等高精細映像データ利活用研究事業(8K内視鏡システムを応用した遠隔手術支援システムに関する研究)」の研究開発課題を公募します。
公募する研究開発課題の概要は下表のとおりです。詳細につきましては、公募要領をご参照ください。
# | 分野等、公募研究開発課題 | 研究開発費の規模 (間接経費を含まず) |
研究開発実施 予定期間 |
新規採択課題 予定数 |
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1 | 8K等高精細映像データ利活用研究事業/8K内視鏡システムを応用した遠隔手術支援システムに関する研究 | 1課題当たり年間 93,000 千円程度 |
最長3年 2019年度~2021年度 |
0~1課題程度 |
事業概要
厚生労働省が発表した全国がん登録によれば、大腸がんは2016年のがん診断数の1位となりました。硬性内視鏡を用いた診断・治療はその低侵襲性等から、有望な大腸がん手術の治療法であり、その治療効果の向上は重要な課題と考えられます。
総務省は平成28年度に「8K技術の応用による医療のインテリジェント化に関する検討会」を開催し、8K技術の医療応用に向けた検討を行いました。硬性内視鏡への8K技術への応用については、これまでの内視鏡手術よりも安全性及び効率性を高める可能性があり、従来の手術に変革をもたらしうるものとして、速やかな研究開発・実用化が期待されることから、AMEDにおいて、平成28年度から平成30年度にかけて、8K等高精細映像データ利活用研究事業において、8K内視鏡システムの開発を実施し、その試作機を開発し医療上の有用性について科学的に評価可能なデータを収集・検証するとともに、その検証結果を踏まえた実用化・普及に向けた具体的計画についての検討を行ったところです。
また、硬性内視鏡による大腸がん手術に関しては、十分な技能を有する医師の地域的な偏在も課題の1つと考えられます。遠隔地間での手術支援を行うことが可能となれば、その偏在解消にも資するものと考えられます。8Kの高精細映像を活用した8K内視鏡システムを応用することで、遠隔地においても手術の状況が詳細に把握可能となり、遠隔手術支援の実現に資することが期待されます。加えて、8K内視鏡システムの更なる改良により、小型軽量化や操作性の向上が進めば、外科医1~2人での手術も可能となり、内視鏡外科専門医不足の解消に繋がることも期待されます。
本事業は8K内視鏡システムの遠隔手術支援への応用を通じ、大腸がん手術における医療の質の向上及び医師の偏在等の課題解決に寄与することを目指します。
応募資格者
本事業の応募資格者は、公募要領で定める条件の国内の研究機関等に所属し、かつ、主たる研究場所とし、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う能力を有する研究者(以下「研究開発代表者」という。)とします。
公募期間
ヒアリング日程
令和元年8月下旬 ※8月23日(金)午後を予定
公募説明会
なし
応募方法
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)によってご応募下さい。 応募に関する詳細は、AMEDホームページより提案書類の様式等、必要な資料をダウンロードし公募要領に従って「研究開発提案書」等を作成の上、e-Radよりご提出ください。詳細は本事業公募要領を参照ください。
※全ての研究開発提案書類等について、公募期間を過ぎた場合には一切受理出来ませんのでご注意ください。
※詳細については、公募要領およびe-Radポータルサイトを参照してください。
応募先
資料
掲載日 令和元年6月27日
最終更新日 令和元年6月27日