公募情報 若手あり 令和2年度 「創薬基盤推進研究事業」(1次公募)の採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究 |
分野 | 医薬品創出 |
お問い合わせ先 |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、令和2年度「創薬基盤推進研究事業(1次公募)」について、当事業の課題評価委員会(事前評価)において厳正な審査を行い、下記の通り採択課題を決定しました。
1.臨床エビデンスに基づいた創薬ターゲット研究
研究開発課題名 | 代表機関名 | 研究開発代表者 | 職名 |
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腎不全患者治療コホートを用いた腸内細菌および代謝物解析による新規腎不全治療に関する研究開発 | 東北大学 | 阿部 高明 | 教授 |
妊娠中バルプロ酸暴露による自閉スペクトラム症を手がかりとした創薬標的研究 | 順天堂大学 | 伊藤 賢伸 | 准教授 |
炎症性疾患の新規創薬ターゲットの同定 | 大阪大学 | 鈴木 一博 | 教授 |
2.中分子医薬品等に関する創薬基盤技術の開発
研究開発課題名 | 代表機関名 | 研究開発代表者 | 職名 |
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環状ピロール-イミダゾールポリアミドを用いた CAG/CTG トリプレットリピート病における創薬開発 | 熊本大学 | 塩田 倫史 | 准教授 |
糖モジュール法による中分子糖鎖クラスターによる毒素タンパク質阻害剤の開発 | 九州大学 | 三浦 佳子 | 教授 |
血液凝固因子を標的とする中和可能な核酸アプタマー創薬基盤技術の開発 | 東京大学 | 吉本 敬太郎 | 准教授 |
研究開発課題名 | 代表機関名 | 研究開発代表者 | 職名 |
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ペプチド型中分子および核酸型中分子を病変細胞内に送達し、活性化する方法 | 名古屋市立大学 | 梅澤 直樹 | 准教授 |
人工核酸医薬の細胞質内デリバリー | 名古屋大学 | 木村 康明 | 助教 |
筋組織への核酸医薬デリバリーに向けたポリマー型リガンドの開発 |
東京大学 |
宮田 完二郎 |
准教授 |
【2-3】中分子医薬品等の活性評価技術開発(若手育成枠)
※採択なし
3. 創薬デザイン技術開発
研究開発課題名 | 代表機関名 | 研究開発代表者 | 職名 |
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結合解離速度論に基づいた低分子医薬品候補化合物の創出 | 大阪大学 | 鈴木 孝禎 | 教授 |
立体構造規制ペプチドを基盤とした低分子医薬品の次世代デザイン法の開発 | 大阪府立大学 | 藤井 郁雄 | 教授 |
新規低分子ペプチドミメティクス設計法の開発と検証 | 大分大学 | 松岡 茂 | 特任准教授 |
研究開発課題名 | 代表機関名 | 研究開発代表者 | 職名 |
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構造解析・生物進化学による学際融合は、迅速かつ有効なぺプチドPPI創製に有用である | 東北大学 | 児玉 栄一 | 教授 |
In silicoデザインで実現する受容体アゴニストの精密活性制御 | 東京大学 | 山東 信介 | 教授 |
研究開発課題名 | 代表機関名 | 研究開発代表者 | 職名 |
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ヒトウテログロビン蛋白質を利用した低分子化二重特異性抗体の構築 | 医薬基盤・健康・栄養研究所 | 鎌田 春彦 | プロジェクトリーダー |
免疫原性に起因する副作用の回避を指向した鏡像型VHH抗体の開発 | 京都大学 | 野中 元裕 | 准教授 |
蛋白質連結反応による二重特異性抗体医薬品作製法に関する研究開発 | 山形大学 | 真壁 幸樹 | 准教授 |
環状一本鎖抗体を構成ユニットとする二重特異性抗体の基盤技術開発 | 熊本大学 | 森岡 弘志 | 教授 |
4. 医薬品製造工程の高度化
研究開発課題名 | 代表機関名 | 研究開発代表者 | 職名 |
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原薬の実生産へ向けたフロー精密有機合成の高度化 | 東京大学 | 小林 修 | 教授 |
(以上 敬称略 五十音順)
評価経過情報
公募期間 | 令和2年1月9日(木)~2月6日(木) |
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面接(ヒアリング審査)実施日 | 令和2年3月16日(月)、24日(火) |
会合審査日 | 令和2年3月24日(火) |
申請数 | 63件 |
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書面評価通過課題数 | 33件 |
採択数 | 19件 |
掲載日 令和2年4月17日
最終更新日 令和2年4月17日