公募情報 若手あり 令和5年度 「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」に係る公募の採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等,該当なし |
分野 | 医薬品プロジェクト,感染症 |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、令和5年度「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業」に係る公募について、本事業の課題評価委員会(別紙)において厳正な審査を行った結果、採択課題を以下のとおり決定しましたのでお知らせいたします。
採択課題
1. 重点感染症の対策に資する研究
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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節足動物媒介感染症の予防・治療・診断・感染制御に関する研究 | 林 昌宏 | 国立感染症研究所 | 室長 |
出血熱アレナウイルス感染症の予防法及び治療法開発のための分子基盤研究 | 岩崎 正治 | 大阪大学 | 特任准教授 |
新しいイメージング技術による節足動物媒介フラビウイルスの治療薬開発に資する研究開発 | 岡本 徹 | 大阪大学 | 教授 |
エボラウイルス病に対する次世代ワクチンの研究開発 | 河岡 義裕 | 東京大学 | 特任教授 |
Mpoxを中心としたオルソポックスウイルス感染症に関する総合研究 | 前田 健 | 国立感染症研究所 | 部長 |
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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RSウイルス感染症サーベイランスシステムの整備・流行動態解明および病態形成・重症化因子の解明に関する開発研究 | 白戸 憲也 | 国立感染症研究所 | 室長 |
季節性インフルエンザウイルス流行株の構造・抗原性および遺伝子情報を利用した流行株の予測法の確立とワクチン株選定への活用 | 渡邉 真治 | 国立感染症研究所 | 室長 |
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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AMRに関するアジア太平洋ヘルス・イニシアチブ(ASPIRE)に基づく薬剤耐性菌とその制御に関する研究 | 泉谷 秀昌 | 国立感染症研究所 | 室長 |
アジア諸国と協調して展開するAdvanced One Health Tricycle Project | 菅井 基行 | 国立感染症研究所 | センター長 |
革新的手法による臨床と環境を循環する薬剤耐性遺伝子の動態解析 | 鈴木 仁人 | 国立感染症研究所 | 主任研究官 |
医療関連施設の排水における薬剤耐性菌および残留抗菌薬の実態調査(モニタリング)と迅速・大量解析法(ハイスループット)の研究開発 | 松永 展明 | 国立国際医療研究センター | 主任研究員 |
104. 感染流行に即応する体制構築に関する研究
該当なし※
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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粘膜抗体による呼吸器ウイルス感染症のウイルス排出制御に資する基盤技術創出研究 | 鈴木 忠樹 | 国立感染症研究所 | 部長 |
感染症対策に資する数理モデルの実装と臨床感染症学との協働 | 西浦 博 | 京都大学 | 教授 |
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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新型インフルエンザ感染症に対するPoint of Care Testing型免疫動向把握・予測ツールに関する研究開発 | 上蓑 義典 | 慶應義塾大学 | 講師 |
共生細菌叢による外来芽胞の定着抵抗性を利用した乳児ボツリヌス症の予防・治療法の開発に向けた基盤研究 | 小林 伸英 | 金沢大学 | 助教 |
全てのパラミクソウイルスに対応する弱毒ワクチン開発機構と新規ワクチンベクターへの応用 | 松本 祐介 | 鹿児島大学 | 准教授 |
2. その他対策が必要な感染症に対する研究
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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下痢症ウイルスの分子疫学を基盤にした流行制御にかかる研究 | 影山 努 | 国立感染症研究所 | 総括研究官 |
疫学調査と流行動向変化に基づいた、下痢症ウイルスに対する革新的粘膜ワクチン、抗体医薬、迅速診断法、およびインビトロ評価系の開発 | 清野 宏 | 千葉大学 | 特任教授 |
下痢症ウイルス感染症の予防法、治療法の開発に向けた細胞生物学的、構造生物学的研究 | 染谷 雄一 | 国立感染症研究所 | 室長 |
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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HTLV-1潜伏感染制御・根治に向けたiPS細胞由来抗CADM1-CAR-T細胞開発に関する研究 | 立川 愛 | 国立感染症研究所 | 室長 |
HTLV-1水平感染の動向と検査法・検査体制の整備 | 三浦 清徳 | 長崎大学 | 教授 |
ゲノム情報を基盤としたHTLV-1感染症の病態形成機序の解明及び発症リスク予知アルゴリズム開発に関する総合的研究 | 山岸 誠 | 東京大学 | 特任准教授 |
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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非結核性抗酸菌症のサーベイランス、ゲノム情報を基盤とする病態形成機序、薬剤耐性機構、検査・診断法の確立及び新規治療薬等の開発に資する研究 | 阿戸 学 | 国立感染症研究所 | 部長 |
結核低まん延状況における連携強化及び技術革新による結核対策に関する研究 | 加藤 誠也 | 結核予防会 結核研究所 | 所長 |
難治性・多剤耐性結核に対する革新的治療法の開発とその提供体制に関する総合的研究 | 露口 一成 | 国立病院機構近畿中央呼吸器センター | 部長 |
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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梅毒病原体の迅速検出系の確立とそれを利用したゲノム疫学的手法による梅毒の理解に資する研究 | 明田 幸宏 | 国立感染症研究所 | 部長 |
感染性流早産起因細菌ウレアプラズマの制御に関する応用研究開発 | 柳原 格 | 大阪府立病院機構大阪母子医療センター | 部長 |
ヘリコバクター感染の診断法開発と感染実態、感染病態に寄与する因子の解明 | 林原 絵美子 | 国立感染症研究所 | 室長 |
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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侵襲性酵母感染症の診断・治療法の研究開発と薬剤耐性カンジダ症の疫学研究 | 宮﨑 義継 | 国立感染症研究所 | 部長 |
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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国内で問題となる寄生虫症の予防並びに治療に関する研究開発 | 野崎 智義 | 東京大学 | 教授 |
国内に蔓延する寄生虫症、輸入寄生虫症の対策に資する研究開発 | 久枝 一 | 国立感染症研究所 | 部長 |
日本のトキソプラズマとクリプトスポリジウムが起こすヒト胞子虫類原虫症の病態理解・感染実態把握・制御に向けた総合的研究開発 | 山本 雅裕 | 大阪大学 | 教授 |
3. 国際研究ネットワーク構築に関する研究
研究開発課題 | 研究開発代表者 | 所属 | 役職 |
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アジア各国の感染症研究機関との高度な共同研究・連携体制に基づく先進的ネットワーク構築に関する研究 | 俣野 哲朗 | 国立感染症研究所 | 副所長 |
(敬称略 五十音順)
評価経過情報
公募期間 | 令和4年11月16日(水)~令和4年12月22日(木)正午 |
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課題評価委員会 | 令和5年1月31日(火)、2月1日(水)、2月3日(金) |
公募番号 | 申請数 | 書面審査通過数 | 採択数 |
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101 | 14 | 11 | 5 |
102 | 13 | 7 | 2 |
103 | 11 | 7 | 4 |
104 | 3 | 2 | 0※ |
105 | 27 | 6 | 2 |
106【若手育成枠】 | 19 | 5 | 3 |
201 | 3 | 3 | 3 |
202 | 6 | 5 | 3 |
203 | 5 | 4 | 3 |
204 | 9 | 6 | 3 |
205 | 2 | 2 | 1 |
206 | 8 | 5 | 3 |
301 | 2 | 1 | 1 |
※採択予定の課題は、課題評価委員会後に辞退となった。
掲載日 令和5年4月21日
最終更新日 令和5年4月21日