公募情報 令和3年度 「脳とこころの研究推進プログラム(精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト)」に係る公募について
更新履歴
令和3年2月12日(様式1)「研究開発提案書」を差し替えました。「資料」の項をご覧ください。
※提出される「研究開発提案書」は、差し替え前のファイルでも問題ありません。
令和3年2月5日 「資料」の項に「Q&A」を掲載しました。
基本情報
公募の段階 | 公募 |
---|---|
開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,該当なし |
分野 | 疾患基礎研究プロジェクト,精神・神経疾患 |
公募締め切り | 令和3年2月26日(金) 正午【厳守】 |
お問い合わせ先 |
|
公募内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、令和3年度「脳とこころの研究推進プログラム (精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト)」に係る公募を行います。詳細については公募要領をご覧ください。
# | 分野等、公募研究開発課題 | 研究開発費の規模 (間接経費を含まず) |
研究開発実施予定期間 | 新規採択課題 予定数 |
---|---|---|---|---|
1 | 精神・神経疾患の分子的機序の解明 | 1課題当たり年間 30,000千円程度 |
最長4年 令和3年度~令和6年度 |
0~5課題程度 |
2~6:双方向トランスレーショナル研究を基軸にする疾患横断的な精神・神経疾患研究 | ||||
2 | 【大規模データ探索型】※ 精神疾患領域 |
1課題当たり年間 70,000千円程度 |
最長4年 令和3年度~令和6年度 |
0~3課題程度 |
3 | 【大規模データ探索型】※ 神経変性疾患領域 |
1課題当たり年間 70,000千円程度 |
最長4年 令和3年度~令和6年度 |
0~1課題程度 |
4 | 精神疾患領域 | 1課題当たり年間 30,000千円程度 |
最長4年 令和3年度~令和6年度 |
0~3課題程度 |
5 | 神経変性疾患領域 | 1課題当たり年間 30,000千円程度 |
最長4年 令和3年度~令和6年度 |
0~4課題程度 |
6 | 睡眠障害、依存症、知的障害 等、 および境界領域※※ |
1課題当たり年間 30,000千円程度 |
最長4年 令和3年度~令和6年度 |
0~2課題程度 |
7、8:リソース・倫理 | ||||
7 | ヒト臨床リソース・データを用いた研究基盤強化 | 1課題当たり年間 40,000千円程度 |
最長4年 令和3年度~令和6年度 |
0~1課題程度 |
8 | 脳科学分野の倫理問題研究 | 1課題当たり年間 5,000千円程度 |
最長4年 令和3年度~令和6年度 |
0~2課題程度 |
※ ゲノム、オミックス、臨床情報等の大規模データから特定課題解決のための有用情報を引き出し、分子レベルからヒトレベルに至る仮説検証をする総合的な研究開発。データ蓄積も採択要件に含む。
※※ 精神・神経疾患の細目としてうつ病や認知症の陰に隠れがちな睡眠障害、依存症、知的障害等、および精神疾患と変性疾患の境界領域等をターゲットにする研究開発。
事業概要
本プロジェクトでは脳科学領域の疾患克服を志向し、脳機能等の生命現象の解明や疾患を引き起こす脳のメカニズム解明のための、基礎的な研究開発を行います。脳科学領域には根本的治療の見通しが未だに立たない疾患が数多く存在します。精神・神経疾患の治療法開発の難しさが顕著なことは、作用メカニズムが未解明のままの療法や薬が広く使われていること、また、認知症治療に期待を集めた抗・アミロイドβ抗体の実用化が難航している等々が象徴しています。病因の解明が疾患治療の基盤となることは論を待たず、翻って精神・神経疾患の治療法開発の促進には、疾患の根に有る分子的仕組みおよび脳の動作原理を解明することが求められ、そして基礎研究で得られた知見を臨床研究に応用して診断や根本的な治療の実現に近づけていく、シームレスに繋げられた循環推進の体制を強化することが必要になっています。
このような現状を背景に、本プロジェクトでは、精神・神経疾患のメカニズムの解明を重点的に推進します。並行して、基礎から実用化まで一貫した循環型の研究を支える基礎的な研究基盤を構築することによる、臨床上の課題を取り込んだ研究開発を推進します。
本プロジェクトの公募は、グループによる研究開発課題を対象にします。それぞれのグループにはデータサイエンスとの連携が求められ、インフォマティクス研究や数理モデル作成を実施する体制を整えることが望まれます。そこでは、疾患研究が脳生理の理解につながり、知見がさらに疾患解明を促進する良循環を実現することが想定されます。成果として、精神・神経疾患の克服に向けた知見の蓄積、および精神・神経疾患克服の基盤となる脳神経の細胞やネットワークの機能解明が期待されています。
応募資格者
公募要領で定める条件を満たす研究者
(公募要領「第2章 応募に関する諸条件等 2.1.応募資格者」を参照)
公募期間
ヒアリング日程
令和3年3月30日、31日、4月1日 を候補日として予定
(社会状況等により変更になる可能性があります)
Web会議形式でのヒアリング審査を予定
※ヒアリングを実施する場合は、対象課題の研究開発代表者に対して、原則として5日前までに電子メールにてご連絡します。ヒアリング対象か否かのご質問を含め審査の途中経過に関するお問い合わせには回答致しかねますのでご了承願います。
公募説明会
新型コロナウイルス感染症対策のため、公募説明会は開催しません。お問い合わせにつきましては、上記のメールアドレス宛に所属、氏名、連絡先を記載してお送りください。
応募方法
提案書類の様式等、応募に必要な資料は本ページの下段の資料よりダウンロードしてください。
公募要領「第5章 提案書等の作成・提出方法」に従って研究開発提案書等を作成の上、e-Radよりご応募ください。
詳細は公募要領「第2章 応募に関する諸条件等」、「第4章 スケジュール・審査方法等」をご参照ください。
※応募する対象者は、原則として応募時までにe-Radに登録されていることが必要となります。研究機関の登録方法については、e-Radポータルサイトを参照してください。登録まで日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。なお、一度登録が完了すれば、他省庁等が所管する制度・事業の応募の際に再度登録する必要はありません。(既に他省庁等が所管する制度・事業で登録済みの場合は再度登録する必要はありません。)
※e-Radからの申請に際して所属機関の承認が必要です。「研究開発代表者」から所属機関にe-Radで申請した段階では応募は完了していませんので、所属機関の承認の手続きを必ず行ってください。
応募先
資料
- 公募要領
- 修正版(様式1)研究開発提案書
- 「1 研究目的」の「(2)研究開発の背景」及び「(3)研究開発の目標・ねらい、特色・独創的な点」について、記載説明部分(青文字部分)を修正しました。
- 提出される「研究開発提案書」は、差し替え前のファイルでも問題ありません。
- Q&A
関連リンク
掲載日 令和3年1月29日
最終更新日 令和3年2月17日