公募情報 若手あり 令和7年度 「革新的がん医療実用化研究事業」に係る公募(3次公募)について
基本情報
公募の段階 | 公募 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等 |
分野 | 医薬品プロジェクト,再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト,データ利活用・ライフコースプロジェクト,がん |
公募締め切り | 令和7年7月1日(火) 正午【厳守】 ※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。 |
お問い合わせ先 |
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公募内容
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)では、令和7年度「革新的がん医療実用化研究事業」に係る公募(3次)を以下のとおり行います。
- 本公募には「若手育成枠」の対象となる研究開発課題が含まれています。詳細につきましては、公募要領をご覧ください。
Field1:がんの予防に関する研究
Field | 公募研究開発課題 | 研究開発費 (間接経費を含まず) |
研究開発 実施予定期間 |
新規採択 課題予定数 |
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1-1-2 | がん予防の実現に資する基盤的研究と標的妥当性の検証【若手育成枠】 | 1課題当たり年間 7,700千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~6 課題程度 |
1-2 | 個人の発がんリスクを評価するコホート研究(疫学研究) | 1課題当たり年間 20,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~1 課題程度 |
1-4 | がん検診への導入をめざした診断技術の開発に関する研究 | 1課題当たり年間 25,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
1-4、1-5 合わせて 0~2 課題程度 |
1-5 | がんの予防法や新たな検診手法の実用化をめざした大規模疫学研究 | 1課題当たり年間 30,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
Field2:がんの診断・治療技術開発に関する研究
Field | 公募研究開発課題 | 研究開発費 (間接経費を含まず) |
研究開発 実施予定期間 |
新規採択 課題予定数 |
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2-1-2 | バイオマーカーを用いたがん診断技術の確立と実用化に関する研究 【若手育成枠】 | 1課題当たり年間 10,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~3 課題程度 |
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2-2 | がんの診断・治療における新規医療機器開発と実用化を目指した性能評価試験 | 1課題当たり年間 15,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~1 課題程度 |
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2-3-1 | 新たながん診断情報が得られる先進的な医用イメージング技術の確立に関する研究 | 1課題当たり年間 15,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~1 課題程度 |
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2-3-2 | 新たながん診断情報が得られる先進的な医用イメージング技術の確立に関する研究【若手育成枠】 | 1課題当たり年間 10,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~2 課題程度 |
Field3:がんの新規薬剤・治療法の開発に関する研究
Field | 公募研究開発課題 | 研究開発費 (間接経費を含まず) |
研究開発 実施予定期間 |
新規採択 課題予定数 |
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3-1 | 新たながん治療薬(再生医療等製品を除く)の治験(医師主導治験又は企業治験)への移行・導出の準備を完了することを目的とした非臨床試験 | 1課題当たり年間 50,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~2 課題程度 |
3-2 | 新たながん治療薬(再生医療等製品を除く)の開発・薬事承認を目指した医師主導治験 | 1課題当たり年間 50,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~1 課題程度 |
3-3 | 既承認薬(再生医療等製品を除く)の適応拡大等によるがん治療薬の開発・薬事承認を目指した医師主導治験 | 1課題当たり年間 50,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~1 課題程度 |
3-6 | 新たながん治療薬(再生医療等製品を除く)及びコンパニオン診断薬の実用化に向けた研究【若手育成枠】 | 1課題当たり年間 7,700千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~4 課題程度 |
3-7 | 新たながん治療薬(再生医療等製品)及びコンパニオン診断薬の実用化に向けた研究【若手育成枠】 | 1課題当たり年間 7,700千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~3 課題程度 |
Field4:がんの標準治療の確立、ライフステージに応じたがん治療に関する研究
Field | 公募研究開発課題 | 研究開発費 (間接経費を含まず) |
研究開発 実施予定期間 |
新規採択 課題予定数 |
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4-1-1 | より有効または、より低侵襲ながん標準治療確立のための多施設共同臨床試験 | 1課題当たり年間 13,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~2 課題程度 |
4-1-2 | がん高額医療費削減に資する臨床試験 | 1課題当たり年間 13,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~2 課題程度 |
4-1-3 | 科学的根拠に基づくがんの支持療法・緩和ケアの開発に関する臨床試験 | 1課題当たり年間 10,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~2 課題程度 |
4-2-1 | 小児がん・AYA世代のがんの治癒率向上と晩期合併症低減の両立を目指した標準治療確立のための臨床試験 | 1課題当たり年間 13,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~2 課題程度 |
4-2-2 | 小児がん・AYA世代のがんを対象とした標準的な支持療法・緩和ケアの確立を目指した前向き臨床研究 | 1課題当たり年間 初年度:5,000千円(上限) 2年度目:10,000千円(上限) <観察研究の場合> 初年度:3,000千円(上限) 2年度目:8,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和8年度末 |
0~2 課題程度 |
4-3 | 希少がんの標準治療確立のための臨床試験 | 1課題当たり年間 13,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~2 課題程度 |
4-4 | 多面的な評価に基づく高齢者がんに関する臨床研究 | <観察研究の場合> 1課題当たり年間 8,000千円(上限) <臨床試験の場合> 1課題当たり年間 13,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~2 課題程度 |
4-5 | 難治性がんの標準的治療法の開発に関する臨床試験 | 1課題当たり年間 13,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~2 課題程度 |
4-7 | がん個別化医療の推進に資する臨床試験および基盤構築 | 1課題当たり年間 30,000千円(上限) |
令和7年10月中旬(予定) ~令和9年度末 |
0~4 課題程度 |
- 研究開発費の規模等は、申請額がそのまま認められることを確約するものではありません。
- 申請額が、課題申請時に規定されていた予算上限を超えていた場合は不受理とします。
- 研究開発費の規模及び新規採択課題予定数等は、予算状況等により変動することがあります。大きな変動があった場合には、全部又は一部の公募研究開発課題について提案書類の受付や課題の採択を取りやめる可能性があります。
- 本公募では、実質的に同一(相当程度重なる場合を含む)の研究開発課題提案を、複数の公募研究開発課題に同時に応募することは認められません。
- 上記4.の場合を除き、複数の公募研究開発課題への応募は認められますが、研究費の不合理な重複及び過度の集中(詳細は公募要領Ⅱ-第2章を参照してください。)に該当しないことを確認するため、同時に応募した研究開発課題の情報を研究開発提案書の該当欄へ必ず記載してください。また、応募中の研究開発課題が採択された場合は、速やかにAMEDの本事業担当課に報告してください。
- 【若手育成枠】(若手研究者が研究開発代表者となる課題)は、研究開発代表者が以下の条件を満たす者であることとします。研究開発開始年度の4月1日時点において、①年齢が満43歳未満の者、又は②博士号取得後10年未満の者のいずれかに該当する方を対象とします。③ただし、出産・育児又は介護により研究に専念できない期間があった場合は、①あるいは②に当該期間分(最長2年。延長の単位は月単位とし1月未満の日数は切り上げます(例:研究に専念できない期間が17ヶ月14日の場合は18ヶ月の延長となります。))加算することができます。
事業概要
がん研究については「第4期がん対策推進基本計画」(令和5年3月閣議決定)※1に基づく新たながん研究戦略として内閣府、文部科学省、厚生労働省、経済産業省の4大臣確認のもと、令和5年12月に「がん研究10か年戦略(第5次)」※2が策定されました。今後のがん研究は、本戦略をふまえ、がん患者を含む全ての国民と協働した研究を総合的かつ計画的に推進することにより、「がん予防」、「がん医療」及び「がんとの共生」の各分野のより一層の充実を実現し、がん対策推進基本計画の全体目標(「誰一人取り残さないがん対策を推進し、全ての国民とがんの克服を目指す」)を達成することを目指します。
革新的がん医療実用化研究事業では、基礎・基盤領域の研究成果を確実に医療現場に届けるため、 非臨床領域の後半から臨床領域を中心として、予防・早期発見、診断・治療等、がん医療の実用化をめざした研究を推進します。
事業の案内ページ
応募資格者
本事業の応募資格者は、一定の要件を満たす国内の研究機関等に所属し、かつ、主たる研究場所とし、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う研究者(研究開発代表者)とします。
詳細は、公募要領「第3章 応募要項」の「3.1 応募資格者」をご参照ください。
公募期間
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。
※期限後の申請は受け付けません。
ヒアリング日程
本公募での採択課題は、全て、書面審査(一次審査)とヒアリング審査(二次審査)を経て決定されます。
- ヒアリング審査はWeb等による実施の場合があります。
- ヒアリング審査を実施する対象課題の研究開発代表者に対しては、原則としてヒアリング審査の1週間前までに電子メールにてご連絡します(ヒアリング審査の対象外の場合や、ヒアリング審査自体が実施されない場合には連絡しませんので、採択可否の通知までお待ちください)。ヒアリング審査の実施や日程に関する情報更新がある場合は、本ページに掲載しますので、確認してください。ヒアリング審査の対象か否かに関する個別回答は行いません。
- 研究開発代表者に対して、書面審査の過程で生じた照会事項を電子メールで送付する場合があります。当該照会事項に対する回答は、照会時にAMEDが指定する期日までにAMEDが指定する方法で速やかに回答してください。
- ヒアリング審査の対象者は原則として研究開発代表者とします。ヒアリング審査の日程は変更できません。
- ヒアリング審査終了後、必要に応じて、研究開発代表者に対して事務的な確認を行う場合があります。当該確認に対しては、AMEDが指定する方法で速やかに回答してください。
- 感染症の流行や災害等による社会的混乱等の不測の事態のため、ヒアリング審査の方法を変更したり、中止したりする場合があります。また、ヒアリング審査が中止の場合は、書面審査期間を延長する場合があります。
公募説明会
日時:令和7年6月10日(火)14時00分~
形式:WEB形式
参加方法:事前登録制
申込:下記リンクの登録フォームよりお申し込みください。
公募に関するご質問は、下記のとおりメールにて事務局までお送りください。
メールアドレス:kakushingan"AT"amed.go.jp ※”AT”の部分を@に変えてください。
件名:各Field、サブ項目に関する質問の場合は、件名に「Field」または「サブ項目」の記載をお願いします。
(記載例) 件名:【令和7年度三次公募 質問】Field3-6についての質問
全体に関する質問の場合は、以下のような件名の記載をお願いします。
(記載例) 件名:【令和7年度三次公募 質問】全体についての質問
応募方法
- 提案書類の提出は、受付期間内にe-Rad にてお願いします。全ての提案書類について、期限を過ぎた場合には一切受理できませんので注意してください。応募締め切り直前はアクセス集中のためe-Radに不具合が発生する場合もあるため、期限に余裕を持って提出してください。
- e-Radの不具合に関する情報や、システム上の不具合が解消されない場合の特別対応などについては、こちらのページに掲載されますので随時確認してください。不測の事態に備え、余裕を持った提出をお願いします。
- 提出書類に不備がある場合は、不受理となる場合があります。
- ヒト全ゲノムシークエンス解析を実施する場合で、ヒト全ゲノムシークエンス解析プロトコール様式の提出がない場合は、不受理とします。
- 申請額が、課題申請時に規定されていた予算上限を超えていた場合は不受理とします。
- 選考期間を通じ、提案書類受付期間終了後、研究開発代表者に対して、AMEDが電子メールや電話等で事務的な確認を行う場合があります。当該確認に対しては、AMEDが指定する方法で速やかに回答してください(回答が得られない場合は当該提案が審査対象から除外されることがあります)。
応募先
資料
- 【公募要領】革新的がん医療実用化研究事業
- 【様式1】研究開発提案書
- 【様式1_記入要領】研究開発提案書
- 【様式2】ロードマップ
- 【様式2_記載要領】ロードマップ
- 【参考】e-Rad入力にあたってのポイント(革新的がん医療実用化研究事業)
該当者のみ
掲載日 令和7年6月3日
最終更新日 令和7年6月3日