公募情報 若手あり 令和3年度 「革新的がん医療実用化研究事業」(1次公募)の採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等 |
分野 | 医薬品プロジェクト,医療機器・ヘルスケアプロジェクト,再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト,ゲノム・データ基盤プロジェクト,疾患基礎研究プロジェクト,がん |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、令和3年度「革新的がん医療実用化研究事業」に係る公募(1次公募)について、本事業の課題評価委員会(課題評価委員一覧)において厳正な審査を行った結果、下記のとおり採択課題を決定いたしました。
【領域1】がんの本態解明に関する研究
【領域1-1】がんの最適医療の実現に資する基盤的研究と臨床的有用性の検証
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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がん病理組織情報の構造化によるがん精密医療の均てん化 | 石川 俊平 | 東京大学 | 教授 |
RNAスプライス変異・構造変化を網羅的に検出する臨床導出可能な精緻情報解析システムの開発 | 河野 隆志 | 国立がん研究センター | 分野長 |
体細胞モザイクのがん発症および予後因子としての意義解明の開発 | 寺尾 知可史 | 理化学研究所 | チームリーダー |
機械学習/深層学習技術を活用したpan-negative肺がん症例のバイオマーカー探索と臨床的有用性の検証 | 浜本 隆二 | 国立がん研究センター | 分野長 |
【領域1-2】がんネットワークの臨床的意義の理解に基づく医療シーズの開発研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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悪性リンパ腫における異常間質細胞の多様性と臨床的特性の解明 | 坂田(柳元) 麻実子 | 筑波大学 | 准教授 |
CMTM6による細胞内・細胞間情報伝達制御を標的とした革新的核酸医薬の創出 | 土屋 直人 | 国立がん研究センター | ユニット長 |
【領域2】がんの予防法や早期発見手法に関する研究
【領域2-2】個人の発がんリスクに応じたリスク低減手法の開発研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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子宮頸癌のリスク低減を目的としたヒトパピローマウイルス(HPV)標的粘膜免疫療法の医師主導治験とコンパニオン診断の開発 | 川名 敬 | 日本大学 | 主任教授 |
【領域2-4】がんの予防法や新たな検診手法の実用化をめざした大規模疫学研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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低線量CTによる肺がん検診の実用化を目指した無作為化比較試験研究 | 佐川 元保 | 東北医科薬科大学 | 教授 |
【領域3】アンメットメディカルニーズに応える新規薬剤開発に関する研究
【領域3-1】革新的がん治療薬(医薬品)の実用化に向けた非臨床試験
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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癌と間質を標的とした抗体薬物複合体による膵臓癌の革新的治療法の創出を目指した研究 | 仲 哲治 | 高知大学 | 教授 |
難治性胃がんを対象とした新規FROUNT特異的阻害薬の開発研究 | 松島 綱治 | 東京理科大学 | 教授 |
がん遺伝子MYCの転写を標的とした治療薬の開発 | 山田 哲司 | 東京医科大学 | 客員教授 |
難治性乳がん、及び卵巣がんに対する新規CDK12阻害剤の非臨床試験 | 遊佐 宏介 | 京都大学 | 教授 |
【領域3-2】革新的がん治療薬(医薬品)の開発・薬事承認を目指した医師主導治験
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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SCRUM-Japanの基盤を活用したNFE2L2遺伝子変異を有する喫煙関連扁平上皮がんに対するsapanisertib(TAK-228)の医師主導治験 | 岡野 晋 | 国立がん研究センター | 医長 |
SCRUM-Japanの基盤を活用した血液循環腫瘍DNAスクリーニングに基づくFGFR遺伝子異常を有する難治性の治癒切除不能な進行・再発固形がんに対するTAS-120のバスケット型医師主導治験 | 吉野 孝之 | 国立がん研究センター | 科長 |
【領域3-3】適応拡大等による革新的がん治療薬(医薬品)の開発・薬事承認を目指した医師主導治験
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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SCRUM-Japan MONSTAR-SCREENプロジェクト基盤を活用した血液循環腫瘍DNAゲノムスクリーニングに基づく相同組換え遺伝子変異を有する固形がんに対する医師主導治験 | 加藤 大悟 | 大阪大学 | 助教 |
ROS1融合遺伝子陽性の進行固形がんに対する治療開発を目指した研究 | 仁保 誠治 | 国立がん研究センター | 非常勤医師 |
HER2陽性の進行期乳房外パジェット病に対するトラスツズマブ エムタンシン治療の第Ⅱ相臨床試験 | 舩越 建 | 慶應義塾大学 | 専任講師 |
【領域3-4】革新的がん治療薬(再生医療等製品)の実用化に向けた非臨床試験
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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GD2陽性固形腫瘍に対する非ウイルスベクターを用いたキメラ抗原受容体T細胞製剤の開発 | 高橋 義行 | 名古屋大学 | 教授 |
【領域3-5】革新的がん治療薬(再生医療等製品)の開発・薬事承認を目指した医師主導治験
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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独自開発・革新性能の増殖制御型アデノウイルスの骨腫瘍(希少・難治性がん)承認への第Ⅱ相医師主導治験 | 小戝 健一郎 | 鹿児島大学 | 教授 |
MAGE-A4抗原を発現する切除不能進行・再発腫瘍に対するCAR-T細胞療法の医師主導第I相治験 | 宮原 慶裕 | 三重大学 | 准教授 |
EPHB4受容体高発現悪性固形腫瘍を対象とした非ウイルス遺伝子改変CAR-T細胞療法の第一相医師主導治験 | 柳生 茂希 | 京都府立医科大学 | 講師 |
【領域4】患者に優しい新規医療技術開発に関する研究
【領域4-1】バイオマーカーを用いた診断技術の確立と実用化に関する研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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膠芽腫の標準治療後病勢を診断する血液バイオマーカーの実用化 | 中田 光俊 | 金沢大学 | 教授 |
膵外分泌機能を評価する血液バイオマーカーを用いた膵がんリスク疾患・早期膵がんの診断法の臨床開発 | 本田 一文 | 日本医科大学 | 大学院教授 |
ラミニンγ2単鎖測定による高悪性度膵がん診断、治療効果予測の前向き研究 | 山下 太郎 | 金沢大学 | 准教授 |
【領域4-2】新規技術を組み合わせた先進的な医用イメージング技術の確立に関する研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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酸素飽和度イメージング内視鏡を用いた免疫チェックポイント阻害剤効果予測の研究 | 矢野 友規 | 国立がん研究センター | 科長 |
【領域4-3】放射線治療における新規医療技術の開発・応用に関する実用化研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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動体追尾強度変調回転放射線治療技術の開発と実行可能性臨床試験 | 溝脇 尚志 | 京都大学 | 教授 |
【領域4-4】新規診断治療における医療機器開発に関する実用化研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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肝腫瘍におけるAI支援超音波診断システムの実用化研究 | 工藤 正俊 | 近畿大学 | 主任教授 |
【領域5】新たな標準治療を創るための研究
【領域5-1】より有効な、またはより低侵襲な標準治療確立のための多施設共同臨床試験
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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未治療低腫瘍量濾胞性リンパ腫に対するリツキシマブ早期介入に関するランダム化比較第III相試験 | 石澤 賢一 | 山形大学 | 教授 |
進行非小細胞肺癌に対する複合免疫療法の標準治療確立のためのランダム化比較第III相試験 | 岡本 勇 | 九州大学 | 診療准教授 |
臨床病期I/II/III食道癌(T4を除く)に対する胸腔鏡下手術と開胸手術のランダム化比較第III相試験 | 北川 雄光 | 慶應義塾大学 | 教授 |
肺葉切除高リスク臨床病期IA期非小細胞肺癌に対する区域切除と楔状切除のランダム化比較試験 | 鈴木 健司 | 順天堂大学 | 教授 |
切除不能局所進行食道癌に対する標準治療確立のための研究 | 大幸 宏幸 | 国立がん研究センター | 科長 |
【領域5-3】科学的根拠に基づくがんの支持・緩和医療の開発に関する研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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高齢者進行非小細胞肺がん/膵がんに対する早期栄養・運動介入とアナモレリン塩酸塩の併用療法の多施設共同ランダム化第二相試験 | 内藤 立暁 | 静岡がんセンター | 医長 |
頭頸部悪性腫瘍切除・遊離組織移植術の手術前ステロイド投与の有用性を検証する第Ⅲ相多施設共同プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験 | 松浦 一登 | 国立がん研究センター | 科長 |
せん妄ハイリスクがん患者の術後せん妄予防におけるラメルテオンの有効性と安全性に関する多施設共同二重盲検化プラセボ対照ランダム化比較試験 | 松岡 弘道 | 国立がん研究センター | 科長 |
【領域6】ライフステージやがんの特性に着目した重点研究
【領域6-1】小児がん、AYA世代のがんの標準的治療法の開発に関する臨床研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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小児からAYA世代胚細胞腫瘍の治療毒性低減とmiRNA発現の生物学的特性解明を目指した国際共同臨床試験 | 黒田 達夫 | 慶應義塾大学 | 教授 |
小児および若年成人における再発難治CD19陽性B細胞性急性リンパ性白血病に対する同種造血細胞移植後維持療法の確立に関する研究 | 坂口 大俊 | 国立成育医療研究センター | 診療部長 |
ダウン症合併骨髄性白血病に対する標準的治療法の確立 | 多賀 崇 | 滋賀医科大学 | 准教授 |
「乳児急性リンパ性白血病の新規治療戦略確立をめざす国際共同第Ⅲ相試験に向けた多施設共同第Ⅱ相臨床試験」開発研究 | 宮村 能子 | 大阪大学 | 講師 |
「一過性骨髄異常増殖症(TAM)に対する標準化学療法の確立を目指した第2相臨床試験」の開発 | 村松 秀城 | 名古屋大学 | 講師 |
【領域6-2】希少がんの標準的治療法の開発に関する臨床研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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頭頸部基底細胞癌縮小マージン切除による新たな低侵襲標準治療の開発 | 中村 泰大 | 埼玉医科大学 | 教授 |
Stage I/II舌癌に対する予防的頸部郭清省略の意義を検証するための多施設共同臨床試験 | 花井 信広 | 愛知県がんセンター | 部長 |
【領域6-3】高齢者のがんに関する臨床研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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高齢者切除不能局所進行非小細胞肺癌に対する化学放射線療法のランダム化比較第III相試験 | 高橋 利明 | 静岡がんセンター | 部長 |
高齢者非小細胞肺がん患者に対する抗がん薬のPK/PDに基づく個別化医療研究(フォローアップ) | 濱田 哲暢 | 国立がん研究センター | 分野長 |
高齢進行・再発がん患者のニーズに即した治療選択・継続のための アプリケーションを活用した高齢者機能評価とマネジメント強化による 支援プログラム開発 | 藤森 麻衣子 | 国立がん研究センター | 室長 |
【領域6-4】難治性がんの標準的治療法の開発に関する臨床研究
研究開発課題名 | 代表者 | 所属 | 役職名 |
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Borderline resectable膵癌の標準的治療確立を目指した研究開発 | 髙橋 進一郎 | 国立がん研究センター | 部長/病棟医長 |
高齢者多発性骨髄腫に対する標準治療の確立と治療効果・耐性獲得に関わる分子基盤の探索 | 丸山 大 | がん研究会 | 部長 |
(各サブ領域ごとに代表者名の五十音順で表示)
評価経過情報
公募期間 | 令和2年11月13日~12月11日(正午) |
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会合審査日・面接(ヒアリング審査)実施日 | 令和3年1月26日、29日 2月 1日、2日、5日、7日、8日、10日 |
申請数 | 書面評価通過数 | 採択数 | |
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【領域1】がんの本態解明に関する研究 | |||
1-1 | 46 | 7 | 4 |
1-2 | 30 | 5 | 2 |
【領域2】がんの予防法や早期発見手法に関する研究 | |||
2-2 | 11 | 2 | 1 |
2-4 | 5 | 3 | 1 |
【領域3】アンメットメディカルニーズに応える新規薬剤開発に関する研究 | |||
3-1 | 22 | 8 | 4 |
3-2 | 5 | 5 | 2 |
3-3 | 9 | 7 | 3 |
3-4 | 7 | 3 | 1 |
3-5 | 6 | 5 | 3 |
【領域4】患者に優しい新規医療技術開発に関する研究 | |||
4-1 | 18 | 5 | 3 |
4-2 | 5 | 2 | 1 |
4-3 | 4 | 3 | 1 |
4-4 | 3 | 3 | 1 |
【領域5】新たな標準治療を創るための研究 | |||
5-1 | 28 | 11 | 5 |
5-3 | 11 | 8 | 3 |
【領域6】ライフステージやがんの特性に着目した重点研究 | |||
6-1 | 15 | 10 | 5 |
6-2 | 10 | 5 | 2 |
6-3 | 9 | 6 | 3 |
6-4 | 6 | 3 | 2 |
掲載日 令和3年3月24日
最終更新日 令和3年3月24日