公募情報 若手あり 令和3年度 「脳とこころの研究推進プログラム(領域横断的かつ萌芽的脳研究プロジェクト)」の採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
---|---|
開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,該当なし |
分野 | 疾患基礎研究プロジェクト,精神・神経疾患 |
お問い合わせ先 |
|
採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、「令和3年度 脳とこころの研究推進プログラム(領域横断的かつ萌芽的脳研究プロジェクト)」に係る公募について、各分野課題評価委員会において厳正な審査を行った結果、下記のとおり採択課題を決定いたしましたのでお知らせいたします。
研究開発課題名 | 研究開発代表者名 | 所属機関 | 役職 |
---|---|---|---|
社会的認知機能の神経基盤の解明に向けたマカクザル新規実験手法の開発と社会脳仮説の検証 | 磯田 昌岐 | 生理学研究所 | 教授 |
ストレス状態のこころを読み解く境界横断型研究 | 片岡 直也 | 名古屋大学 | 特任講師 |
意識の動作原理に関する研究開発 | 坂口 昌徳 | 筑波大学 | 准教授 |
光学的膜電位計測を応用した神経ネットワーク解析技術の開発 | 坂本 雅行※ | 京都大学 | 特定准教授 |
行動制御を担う神経活動と神経投射の統合イメージング解析システムの開発 | 勢力 薫※ | 大阪大学 | 招聘教員 |
言語の構造化に関わる抑制性脳回路仮説の多元的検証 | 長谷川 功 | 新潟大学 | 教授 |
大規模2光子コネクトミクス | 平 理一郎※ | 東京医科歯科大学 | 准教授 |
実時間AIによる推論型行動戦略の脳機能・回路予測 | 船水 章大※ | 東京大学 | 講師 |
こころの治療を目指した睡眠脳ネットワークのイメージングと光操作 | 宮本 大祐※ | 富山大学 | 准教授 |
数理モデルに基づいたニューロモデュレーションによる前頭前野機能と自閉症状への効果に関する研究開発 | 山室 和彦※ | 奈良県立医科大学 | 助教 |
研究開発課題名 | 研究開発代表者名 | 所属機関 | 役職 |
---|---|---|---|
記憶固定化の基盤となるオルガネラ移動の分子機構の解明 | 上田(石原) 奈津実※ | 名古屋大学 | 講師 |
光学顕微鏡を用いたコネクトーム解析技術の開発 | 今井 猛 | 九州大学 | 教授 |
シナプスレベルでの脳病態解析に向けた新規生体光学イメージング技術の開発 | 根東 覚 | 東京大学 | 特任准教授 |
選択的翻訳解析技術による鬱症状の発現分子機序解明 | 田中 元雅 | 国立研究開発法人理化学研究所 | チームリーダー |
大脳皮質ニューロンの軸索伸長における細胞内微細構造制御に関する研究開発 | 平林 祐介 | 東京大学 | 准教授 |
筋萎縮性側索硬化症における神経変性誘導機序の同定とその制御 | 村松 里衣子※ | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター | 部長 |
大脳皮質可塑性誘導の原則と神経基盤を検索する階層横断的研究 | 吉村 由美子 | 生理学研究所 | 教授 |
研究開発課題名 | 研究開発代表者名 | 所属機関 | 役職 |
---|---|---|---|
高感度遺伝学MRI法による精神疾患全脳病態エングラムのリバース・トランスレーション研究 | 奥山 輝大※ | 東京大学 | 准教授 |
日本人剖検脳を用いた脳細胞種別認知症マルチオミックス解析 | 菊地 正隆※ | 大阪大学 | 特任准教授(常勤) |
FLNAを標的とした進行性核上性麻痺の病態解明と治療法開発 | 佐橋 健太郎 | 名古屋大学 | 講師 |
エフェクトサイズの大きな責任分子シグナルと臨床症状に立脚した精神疾患モデル系の創出 | 林(高木) 朗子 | 国立研究開発法人理化学研究所 | チームリーダー |
LGI1-ADAM22分子経路の機能破綻による高次脳機能障害の病態解明 | 深田 優子 | 生理学研究所 | 准教授 |
RNA 相転移によるシヌクレイノパチー発症機序の解明 | 矢吹 悌※ | 熊本大学 | 助教 |
研究開発課題名 | 研究開発代表者名 | 所属機関 | 役職 |
---|---|---|---|
Polygenicモデルに基づく精神疾患治療反応予測法開発と新規候補遺伝子同定 | 池田 匡志 | 藤田医科大学 | 准教授 |
グリア機能制御による脳神経炎症抑制薬の研究開発 | 小林 亜希子 | 京都大学 | 助教 |
治療抵抗性うつ病に対する新規治療薬の開発 | 近藤 誠※ | 大阪大学 | 准教授 |
神経変性疾患の新規遺伝子治療確立に向けた生体内塩基編集によるAPOE遺伝子型変換 | 笹栗 弘貴 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 副チームリーダー |
新規オートファジー変調による神経変性疾患の同定と創薬開発研究 | 清水 重臣 | 東京医科歯科大学 | 教授 |
制御性T細胞を介した筋萎縮性側索硬化症の病態機序の解明と治療法の開発 | 長野 清一 | 大阪大学 | 寄附講座教授 |
神経変性疾患横断的に適応可能な新規中分子医薬品7-Histidine開発 | 藤田 慶大※ | 東京医科歯科大学 | 助教 |
アルツハイマー病中核・周辺症状を改善する新規治療薬の開発 | 森口 茂樹 | 東北大学 | 准教授 |
トランスフェリン介在性中枢神経送達を利用した髄腔内投与型オーバーハングヘテロ2本鎖核酸の研究開発 | 吉岡 耕太郎※ | 東京医科歯科大学 | 特任助教 |
(五十音順、敬称略)
原則として採択時点の情報であり、研究開発開始までに研究開発課題名等が変更されることがあります。
※:若手研究者(若手研究者については、公募要領 5.2.1若手研究者の定義 をご参照ください。)
評価経過情報
公募期間 | 令和3年1月29日(金)~令和3年3月8日(月) |
---|---|
会合審査・面接 (ヒアリング)実施日 |
分野1A 令和3年4月26日(月)、27日(火) 分野1B 令和3年4月26日(月) 分野2 令和3年4月27日(火)、28日(水) 分野3 令和3年4月28日(水) |
分野 | 申請数 | 書面審査通過数 | 採択数 |
---|---|---|---|
1A | 67 (25) | 20 (8) | 10 (6) |
1B | 47 (13) | 14 (3) | 7 (2) |
2 | 37 (12) | 12 (4) | 6 (3) |
3 | 54 (20) | 17 (8) | 9 (3) |
計 | 205 (70) | 63 (23) | 32 (14) |
()内は、若手研究者が研究開発代表者を務める課題数
掲載日 令和3年6月29日
最終更新日 令和3年6月29日