公募情報 令和5年度 「革新的先端研究開発支援事業（AMED-CREST、PRIME）」の採択課題について
基本情報
| 公募の段階 | 採択 |
|---|---|
| 開発フェーズ | 基礎的 |
| 分野 | シーズ開発・研究基盤プロジェクト,がん,生活習慣病,精神・神経疾患,老年医学・認知症,難病,成育,感染症,その他の疾患 |
| お問い合わせ先 |
|
採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構（AMED）は、令和5年度「革新的先端研究開発支援事業（AMED-CREST、PRIME）」について、課題評価委員会（別紙）において厳正な審査を行った結果、下記のとおり採択課題を決定いたしました。
※各課題の公表内容は採択時の情報を掲載しております。
「ストレスへの応答と疾病発症に至るメカニズムの解明」研究開発領域
（ストレス 研究開発領域）
ユニットタイプ（AMED-CREST）
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
|---|---|---|---|
| 革新的AI 開発による分子ストレス-個体ストレスの統合的理解と新規ストレス病態発見 | 岡澤 均 | 東京医科歯科大学 | 教授 |
| メカノストレスによる脳ゲノム損傷とライフコース疾患リスクの解明 | 見学 美根子 | 京都大学 | 教授 |
| 精神ストレス反応制御技術を用いたストレス性循環器疾患発症メカニズムの解明 | 中村 和弘 | 名古屋大学 | 教授 |
| 非神経細胞のストレスエングラムから読み解く心的フレイルの統合的理解と診断的治療への応用 | 増田 隆博 | 九州大学 | 教授 |
| ストレスを介する疾病発症の分子メカニズムの解明とバイオマーカー検出技術創成 | 村上 正晃 | 北海道大学 | 教授 |
ソロタイプ（PRIME）
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
|---|---|---|---|
| 代謝ストレスと肝/脂肪の慢性炎症を繋ぐ細胞死制御機構の解明 | 稲葉 有香 | 金沢大学 | 准教授 |
| 可視化と操作により迫る ストレスによるホルモン動態変調 | 稲生 大輔 | 大阪大学 | 特任講師 |
| 発達期ストレスによる行動変容を担う分子・回路メカニズムの解明 | 川口 大地 | 東京大学 | 准教授 |
| オルガネラ膜脂質の非典型タンパク質修飾と細胞ストレス | 坂巻 純一 | 東京大学 | 特任助教 |
| 非膜性オルガネラによるRNA時空間制御を介したDNA損傷応答 | 七野 悠一 | 理化学研究所 | 研究員 |
| ストレス応答性液滴の構成因子同定法による新たな細胞ストレス応答機構の解明 | 高橋 秀尚 | 横浜市立大学 | 教授 |
| 脳腸相関ネットワークの統合的理解による炎症性腸疾患病態の新規治療法に関する研究開発 | 寺谷 俊昭 | 慶應義塾大学 | 特任准教授 |
| パネート細胞に着目したクローン病の病態解析 | 松沢 優 | 東京医科歯科大学 | 准教授 |
| 一重項水素を用いた脳代謝フラックスの超高感度センシングとストレス応答解析 | 松元 慎吾 | 北海道大学 | 准教授 |
| 血圧の長期連続計測に向けたストレッチャブル血中酸素濃度計の開発 | 横田 知之 | 東京大学 | 准教授 |
「根本的な老化メカニズムの理解と破綻に伴う疾患機序解明」研究開発領域
（老化 研究開発領域）
ユニットタイプ（AMED-CREST）
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
|---|---|---|---|
| ミトコンドリア恒常性と細胞・臓器・個体老化の連関解明 | 尾池 雄一 | 熊本大学 | 教授 |
| 加齢に伴うホスホイノシタイドの変容と老化・疾病の本態解明 | 佐々木 雄彦 | 東京医科歯科大学 | 教授 |
| 骨格筋の質的変化を中核とした抗老化方法の開発 | 高橋 智 | 筑波大学 | 教授 |
| 加齢に伴う血管の臓器多様性喪失による個体老化機構 | 福原 茂朋 | 日本医科大学 | 大学院教授 |
| 老化における細胞外廃棄の生理学、およびその破綻による加齢関連疾患の病態生理学 | 松井 秀彰 | 新潟大学 | 教授 |
ソロタイプ（PRIME）
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
|---|---|---|---|
| 臓器周囲脂肪組織の加齢変容がもたらす炎症慢性化機構 | 上田 和孝 | 東京大学 | 助教 |
| 核を起点とした新たな神経活動制御とその破綻による脳機能老化 | 桑子 賢一郎 | 島根大学 | 准教授 |
| 個体老化における視床下部タニサイトのネクチン-１の機能と作用機構 | 清水 達太 | 神戸大学 | 特命助教 |
| 造血幹細胞エイジング制御機構の理解とその破綻による慢性炎症疾患誘導機構の解明 | 田所 優子 | 金沢大学 | 助教 |
| 自己免疫応答を誘導する老化関連抗原発現細胞と、その病的変容機構の解明 | 塚本 博丈 | 京都大学 | 特定准教授 |
| 脈管系物流の破綻に伴う全身老化過程の解明 | 中嶋 洋行 | 国立循環器病研究センター | 室長 |
| 加齢関連慢性炎症疾患の悪化を担う筋線維芽細胞の細胞老化機構の解明とその治療応用 | 仲矢 道雄 | 九州大学 | 准教授 |
| Resident memory T細胞の可塑性低下に伴う免疫老化機構の解明 | 細川 玲 | 大阪大学 | 特任准教授 |
| 脂質特殊性から迫る老化による脳血管機能低下のメカニズム | 柳田 圭介 | 国立国際医療研究センター | 上級研究員 |
| 正常細胞の単一細胞レベルオミックス解析による老化の生物学的機序の研究 | 吉田 健一 | 国立がん研究センター | 分野長 |
「免疫記憶の理解とその制御に資する医療シーズの創出」研究開発領域
（免疫記憶 研究開発領域）
ユニットタイプ（AMED-CREST）
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
|---|---|---|---|
| ネオセルフ応答性記憶T細胞を標的とした自己免疫疾患の病態解明と治療法の開発 | 荒瀬 尚 | 大阪大学 | 教授 |
| 防御性・病原性ヘルパー記憶T細胞レパトアの形成・生存・活性化の機構解明と新規免疫制御法の開発 | 伊勢 渉 | 大阪大学 | 教授 |
| 病原性記憶B細胞による自己免疫応答メカニズムと疾患病態の理解 | 馬場 義裕 | 九州大学 | 教授 |
| 外部環境刺激による組織炎症記憶形成機構の解明と難治性アレルギー性疾患の病態制御治療戦略の基盤構築 | 平原 潔 | 千葉大学 | 教授 |
「マルチセンシングネットワークの統合的理解と制御機構の解明による革新的医療技術開発」研究開発領域
（マルチセンシング 研究開発領域）
ユニットタイプ（AMED-CREST）
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
|---|---|---|---|
| 性ステロイドホルモンを介した母子間マルチセンシングネットワークの解明と周産期創薬 | 木村 郁夫 | 京都大学 | 教授 |
| ミネラルストレスの感知・応答機構の理解に基づく慢性腎臓病の包括的ケアシステムの開発 | 黒尾 誠 | 自治医科大学 | 教授 |
| 生体ストレスによる痛み発生・変調機構の解明と慢性疼痛診断治療技術の開発 | 津田 誠 | 九州大学 | 教授 |
ソロタイプ（PRIME）
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
|---|---|---|---|
| 多様な感覚情報を統合し記憶を構築する脳システムの理解 | 大川 宜昭 | 獨協医科大学 | 准教授 |
| 嗅覚情報処理を担う背側海馬ニューロンの機能解析 | 坂本 雅行 | 京都大学 | 特定准教授 |
| マクロファージ温度センシング機構の解明と免疫応答制御への治療応用 | 武田 憲彦 | 自治医科大学 | 教授 |
| 内臓痛の新規センシング機構の解明と治療法開発 | 田中 達英 | 奈良県立医科大学 | 講師 |
| 直腸知覚による脳排便中枢を介した排便機構の解明 | 田中 義将 | 九州大学 | 助教 |
| 間葉系細胞‐腸管神経‐中枢神経による新たな三者間消化管センシング機構の解明 | 玉田 宏美 | 福井大学 | 助教 |
| 時計中枢オルガノイドを用いたヒト概日リズムセンシングネットワークの解明と個別化医療に向けた体内時計作動薬の探索 | 田宮 寛之 | 京都府立医科大学 | 研究員 |
| 覚醒－睡眠状態で変化する情報処理様式の法則性と意義の解明 | 野本 真順 | 富山大学 | 助教 |
| 神経-免疫ネットワーク変容と光センシング機構破綻の修復に資する自然免疫記憶を用いた難治性視覚障害に対する革新的治療の開発 | 畑 匡侑 | 京都大学 | 特定講師 |
| 感覚情報を適切な行動選択につなげる霊長類ドーパミン神経回路の衝動制御機能 | 松本 正幸 | 筑波大学 | 教授 |
「感染症創薬に向けた研究基盤の構築と新規モダリティ等の技術基盤の創出」研究開発領域
（感染症創薬基盤 研究開発領域）
ユニットタイプ（AMED-CREST）
| 研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
|---|---|---|---|
| 老いる免疫を若返らせる革新的老化感染症モダリティの研究開発 | 押海 裕之 | 熊本大学 | 教授 |
| 非抗菌性物質を用いた細菌感染症治療薬に対する新規モダリティー創出技術の開発 | 佐藤 豊孝 | 北海道大学 | 准教授 |
| バイオヒステリシスを考慮した難治性感染症の治療抵抗性要因の解明と普遍的効果を示す次世代型抗菌薬創薬への応用 | 港 雄介 | 藤田医科大学 | 講師 |
評価経過情報
| 公募期間 | 令和5年4月11日（火）～令和5年5月30日（火）正午（日本時間） |
|---|---|
| 会合審査日・面接 （ヒアリング審査）実施日 |
「ストレスへの応答と疾病発症に至るメカニズムの解明」研究開発領域 |
| ストレス | 老化 | 免疫記憶 | マルチセンシング | 感染症創薬基盤 | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| AMED- CREST |
PRIME | AMED- CREST |
PRIME | AMED- CREST |
AMED- CREST |
PRIME | AMED- CREST |
|
| 申請数 | 62 | 141 | 57 | 120 | 18 | 24 | 67 | 39 |
| 書面審査通過数 | 12 | 22 | 12 | 20 | 9 | 8 | 24 | 7 |
| 採択数 | 5 | 10 | 5 | 10 | 4 | 3 | 10 | 3 |
掲載日 令和5年9月19日
最終更新日 令和5年9月19日