開催案内
シンポジウムについて
レギュラトリーサイエンスとは、「科学技術の成果を人と社会に役立てることを目的に、根拠に基づく的確な予測、評価、判断を行い、科学技術の成果を人と社会との調和の上で最も望ましい姿に調整するための科学」であり、新たな医療技術を社会に届けるにあたって、その品質・有効性・安全性を適切に評価する上で、医療分野の研究開発において必要不可欠なものです。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)医薬品等規制調和・評価研究事業では、医薬品、医療機器、再生医療等製品の迅速かつ安全な実用化を図るため、科学的な合理性と社会的な正当性に基づいた審査指針や基準等の策定、最先端の技術を活用した品質、有効性及び安全性の評価法開発などの、レギュラトリーサイエンス研究を推進しています。
多くの研究者・関係者のご尽力により、当事業は今年で10年の節目を迎えました。
本シンポジウムでは、当事業の10年間の歩みを振り返るとともに、これまでの取り組みや、レギュラトリーサイエンス研究の課題、今後の展望等について、様々な立場から紹介します。
多くの方々のご参加をお待ちしております。
画像をクリックすると ポスターが表示されます。
開催概要
名称
「第10回 日本医療研究開発機構 レギュラトリーサイエンス公開シンポジウム」
会期
令和6年12月3日(火)13時00分~18時00分
開場予定時刻
会場:12時15分
ウェブ:12時15分
お時間に余裕をもって、ご来場・ログインをお願いします。
会場
対象
医薬品、医療機器、再生医療等製品の研究に興味のある方。レギュラトリーサイエンスに興味のある方、など。
定員
会場参加:300名(要事前登録:定員になり次第受付を終了します。)
ウェブ参加:500名(要事前登録:定員になり次第受付を終了します。)
(※アクセス人数に上限がございますので、ウェブ参加URLの転送はご遠慮ください。個別に参加登録をお願いします。)
参加費
参加申し込み
主催
プログラム
13時00分~ オープニング |
[開会挨拶]三島 良直 日本医療研究開発機構 理事長
[来賓挨拶]佐藤 大作 厚生労働省 大臣官房 審議官(医薬担当) |
13時15分~ 第1部 AMED 医薬品等規制調和・評価研究事業の取り組み |
医薬品等規制調和・評価研究事業の10年間の歩み |
奥田 晴宏 先生
医薬品等規制調和・評価研究事業 プログラムスーパーバイザー(医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団 会長) |
新医薬品等の開発・評価に貢献する国立衛研のレギュラトリーサイエンス研究 |
齋藤 嘉朗 先生
国立医薬品食品衛生研究所 副所長 |
医薬品の非臨床安全性評価手法をめぐる国際情勢の変遷とICHガイドラインの策定に資する研究 |
平林 容子 先生
国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター長 |
クラスIV治療機器の開発基盤を構築するヒト病態を模した試験システムの開発 |
岩﨑 清隆 先生
早稲田大学 理工学術院先進理工学研究科共同先端生命医科学専攻 教授 |
リアルワールドエビデンスのregulatory decision makingへ向けて、その活用の意義と現状 |
中村 治雅 先生
国立精神・神経医療研究センター 臨床研究支援部 部長 |
15時45分~ ポスターセッション |
医薬品等規制調和・評価研究事業
事業支援課題 ポスター発表 |
16時55分~ 第2部 レギュラトリーサイエンス研究の課題と今後の展望 |
PMDAにおけるレギュラトリーサイエンス研究と推進に向けた取り組み |
宇山 佳明 先生
医薬品医療機器総合機構 執行役員(研究部門担当) |
製薬業界(製薬協)の立場から、この10年の変化、対応や課題、今後の展望について |
柏谷 祐司 先生
日本製薬工業協会 薬事委員会 委員長(武田薬品工業株式会社) |
17時45分~ クロージング |
[閉会挨拶]日下部 哲也 日本医療研究開発機構 創薬事業部 部長 |
※プログラムは一部変更になる可能性があります
要旨集
お問い合わせ先
「第10回 日本医療研究開発機構 レギュラトリーサイエンス公開シンポジウム」運営事務局