公募情報 平成30年度 「標準的医療情報収集システム開発・利活用研究事業」に係る公募について
基本情報
公募の段階 | 公募 |
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開発フェーズ | 該当なし |
分野 | 健康・医療戦略の推進に必要となる研究開発 |
公募締め切り | 平成30年7月27日(金) 正午【日本時間・時間厳守】 |
お問い合わせ先 |
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公募内容
本公募要領に含まれる公募研究課題の概要は以下のとおりです。各公募研究課題の詳細は公募要領を参照してください。
分野等、公募研究開発課題名 | 研究開発費の規模 | 研究開発実施 予定期間 |
新規採択課題 予定数 |
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1 | クリニカルパスデータの標準化・利活用に係る研究 | 1課題当たり 平成30年度 年間314,000千円程度 次年度以降 初年度の1割程度 (間接経費を含まず) |
最長3年 平成30年度~ 平成32年度 |
0~1課題 |
事業概要
医療情報のうちクリニカルパスは、患者状態と診療行為の評価・記録を含む標準診療計画です。その目的は、医療安全の向上と医療の効率化にあります。電子カルテにおけるクリニカルパス情報は、診療アウトカムに関する用語の統一とフォーマットの標準化が進みつつあり、DPC(Diagnosis Procedure Combination;包括医療費支払制度)対象病院を中心に普及も進んでいます。しかし情報利活用の点においては、電子カルテベンダーごとにクリニカルパス機能の互換性が低く、データ格納の基本構造も標準化されていないため、医療機関やベンダーを超えて情報を統合的に評価・分析することが困難です。互換性の高いシステムを実現し、クリニカルパスの基本構造が標準化されれば、病院間でのデータの共有が可能となり、そのデータを比較・解析することにより、クリニカルパス自体の最適化も図れます。さらに電子カルテシステムの競争の活性化にもつながると期待されます。
本課題では電子カルテベンダー・医療機関を超えて広く利活用が可能なクリニカルパス機能の開発と、その機能が医療安全の向上や診療行為の効率化へ確実に繋がることを示すことを目標とします。将来的には多くの医療機関がデータを活用できるよう、次世代医療基盤法に基づく認定事業者にクリニカルパスデータを提供し、そのデータから有用な成果が創出され、さらにデータ提供に理解・協力が得られる、好循環の創出を目指します。
応募資格者
本事業の応募資格者は、公募要領で定める条件を満たす機関に所属する者で、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめ等の責任を担う能力を有する研究者(「研究開発代表者」)とします。
公募期間
ヒアリング日程
公募説明会
応募方法
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)によってご応募下さい。 応募に関する詳細は、AMEDホームページより提案書類の様式等、必要な資料をダウンロードし公募要領に従って「研究開発提案書」等を作成の上、e-Radよりご提出ください。詳細は本事業公募要領を参照ください。
※全ての研究開発提案書類等について、公募期間を過ぎた場合には一切受理出来ませんのでご注意ください。
詳細については、公募要領およびe-Radポータルサイトを参照してください。
応募先
資料
掲載日 平成30年6月27日
最終更新日 平成30年6月27日