公募情報 若手あり 令和7年度 「ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・先端ゲノム研究開発)」に係る公募について

基本情報

公募の段階 公募
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,観察研究等
分野 ゲノム・データ基盤プロジェクト
公募締め切り 令和7年3月3日(月) 正午【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いいたします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 ゲノム・データ基盤事業部 ゲノム・データ研究開発課 ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・先端ゲノム研究開発)(GRIFIN)
E-mail: genome-platform”AT”amed.go.jp
備考:
※お問い合わせは必ずE-mailでお願い致します。(E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください)

公募内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、令和7年度「ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・先端ゲノム研究開発)(GRIFIN)」に係る研究開発課題を以下の要領で公募します。本事業では、複数の遺伝子多型が相互に関係したり、環境等の影響を受けたりするなど、多因子が関わりうる一般的な疾患(以下「多因子疾患」という)を対象に、疾患関連遺伝子群の機能的意義づけ(遺伝要因や環境要因の相互作用や疾患の原因の解明含む)を行い、ゲノム情報に基づく正確な診断法の確立や治療法の選択、Polygenic Risk Score(PRS)を含む疾病発症リスクの予測法や予防法の確立により、国民の健康増進に資する研究開発を行います。また、これらの研究の推進に貢献する革新的な基盤技術開発を行います。本公募は、「若手育成枠」の対象です。各公募研究開発課題の詳細は公募要領をご参照ください。

公募研究開発課題 研究開発費の規模
(間接経費を含まず)
研究開発実施
予定期間
新規採択課題
予定数
多因子疾患研究
(若手育成枠)※1
1課題当たり
年間7,600千円(上限)
令和7年7月(予定)
~令和9年度末※2
0~5課題程度

※1 研究開発開始年度の4月1日時点において、①年齢が満43歳未満の者、②又は博士号取得後10年未満の者のいずれか高い方(詳細は公募要領3.2)
※2 研究開発期間の延長を希望する場合は、到達目標の達成状況、及び延長する期間で実施する研究開発計画について、最終年度である令和9年度秋に評価します。その結果、本研究課題を継続することでゲノム医療の実現に向けてさらなる展開が期待される場合、研究開発を最長2年間延長できるとします。

事業概要

本事業の令和7年度公募では令和6年度に続き若手研究者が研究代表者として主体的に推進する研究開発を募集します。若手研究者自身の独創的な切り口・新しいアイデアに立脚し、新しい解析技術の開発研究や、主に既存のデータを解析しゲノム医療推進に役立つ知識を発見できる疾患研究の提案を求めます。画期的シーズの源泉となる成果創出を目指し、最新情報等をもとに考え抜いた、既成の枠にとらわれない研究提案を期待します。同時に、提案された内容を自らの責任において実施することなどを通した研究者自身の成長も望みます。また、我が国におけるゲノム医療の実現に資する、日本人の遺伝的な背景を考慮した提案を求めます。そのため、研究チームの構成に当たっては、臨床学的意味づけを適正に行うため、臨床系研究者が研究開発代表者、分担者、または参加者の形で研究に参画することが必要です。

期待される成果
本研究開発実施により期待される成果例を以下に示します。

  • 細胞内分子の時空間マッピング情報の解析による疾患原因の解明や創薬シーズ等の発見
  • 体細胞モザイクに係る疾患原因の解明や創薬シーズ等の発見
  • ゲノムデータに加えて、病理学や生物学(オルガノイド技術やモデル生物作成など)の融合を図り、疾患原因の解明や創薬シーズ等の発見
  • 生物医学データベース等の既存のデータを活用した疾患バリアントの生物学・医学的意義の解釈
  • 非コード領域やエピゲノムのバリエーションの機能予測を通した疾患原因の解明や創薬シーズ等の発見
  • 遺伝子発現制御のバリエーションの機能予測を通した疾患原因の解明や創薬シーズ等の発見
  • 上記の研究開発を推進する技術開発

(上記以外でも、研究規模、要件が本公募の範囲に収まり、目指す目的に合致する成果を上げられる課題であれば応募可能です)

複数の遺伝子多型が相互に関係したり、環境等の影響を受けたりするなど、多因子が関わりうる疾患を対象としてください。
本プログラムでは、開発された技術がゲノム医療研究コミュニティ全体の基盤技術として広く利用されることを望みます。そのため、提案書においては、開発した技術を広く周知し普及するための計画も合わせて記載してください。
本公募においては、若手研究者が、独創的なアイデア・切り口に基づく、研究開発を進めることにより、ゲノム医療研究分野の新しい局面を切り拓き、本研究領域を先導する研究成果を期待します。

応募資格者

本事業の応募資格者は、研究開発代表者が以下の条件を満たす者であることとします。研究開発開始年度の4月1日時点において、①年齢が満43歳未満の者、②又は博士号取得後10年未満の者のいずれか高い方を対象とします。③ただし、出産・育児又は介護により研究に専念できない期間があった場合は、①あるいは②に当該期間分(最長2年。延長の単位は月単位とし1月未満の日数は切り上げます(例:研究に専念できない期間が17ヶ月14日の場合は18ヶ月の延長となります。))加算することができます。また、公募要領で定める要件を満たす国内の研究機関等に所属し、かつ、主たる研究場所とし、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う研究者(研究開発代表者)とします。

公募期間

令和7年1月10日(金) ~ 令和7年3月3日(月) 正午【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いいたします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。

ヒアリング日程

本公募では、必要に応じて面接審査(ヒアリング)を実施します。ヒアリングを実施する場合は、対象課題の研究開発代表者に対して、原則としてヒアリングの一週間前までに電子メールにてご連絡します。
※ヒアリング対象外の場合やヒアリングを実施しない場合には連絡いたしませんので、採択可否の通知までお待ちください。

  • ヒアリング審査:令和7年5月2日(金)(予定)

公募説明会

以下の日程で、Web会議システムによる公募説明会を予定しています。

説明会日時
日程 時間(予定)
1 令和7年1月23日(木) 9時30分~10時30分
2 令和7年1月31日(金) 17時00分~18時00分

形式:WEB形式

参加方法:事前予約制
申込:以下のメールアドレスよりお申し込みください。
genome-platform”AT”amed.go.jp(”AT”の部分を@に変えてください)
その際、件名を「GRIFIN 公募説明会参加希望」としていただき、メール本文にお名前、ご所属、希望する説明会日時、メールアドレスを記載の上送信ください。

登録締切:各回の前日正午【厳守】
登録締切後:登録者の方に、WEB参加用URLをメールで配信します

公募説明会資料は以下からダウンロードください。

  • 公募説明会資料(準備中)

応募方法

府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を用いてご応募ください。
応募に関する詳細は、「公募要領」をご参照ください。
また、「e-Rad操作マニュアル」は、「e-Radポータルサイト」よりご参照ください。

【注意事項】府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を用いて応募いただく際、[様式2]はエクセルファイルの状態でアップロードをお願いいたします。

応募先

選考スケジュール

書面審査 令和7年3月上旬~令和7年4月下旬(予定)
ヒアリング審査 令和7年5月2日(金)(予定)
採択可否の通知 令和7年5月下旬(予定)
研究開始 令和7年7月中(予定)

資料

掲載日 令和7年1月10日

最終更新日 令和7年1月10日