ゲノム・データ研究開発課 ゲノム医療実現推進プラットフォーム・先端ゲノム研究開発(GRIFIN)

事業概要

「先端ゲノム研究開発」とは

「先端ゲノム研究開発」は、複数の遺伝子多型が相互的に関係したり、環境要因(ライフスタイル・行動等)の影響を受けたりするなど、多因子が関わりうる一般的な疾患を対象とした研究事業です。疾患の発症にゲノム等情報、環境要因がどのように影響を及ぼしているかを解明し、バイオマーカー候補や治療技術シーズの探索・発見を通して、疾患の発症予測法の確立と、遺伝要因や環境要因(ライフスタイル・行動等)による個別化医療(診断、治療及び予防)の実現を目指します。

なお、本事業では長期にわたる研究期間を確保し、柔軟な研究デザインを構築することが可能です。初年度から3年目までは、毎年度フォローアップを行い、PS、POの助言等に基づき、必要に応じて研究計画の軌道修正を可能にすると共に、研究の将来性を踏まえた研究課題の集約、統合も視野に入れて中間評価等を実施し、大規模かつ効率的な事業運営を行います。

本事業の特徴
  • 多因子疾患のゲノム医療研究に必要な研究開発期間の確保と柔軟な研究デザインの構築
  • データシェアリングの推進
  • 若手研究者の育成(特に、バイオインフォマティクスや遺伝統計学に関する若手研究者・技術者)

研究成果報告書

AMEDの助成により行われた研究開発課題の研究成果情報については、研究開発課題データベース(AMEDfind)をご参照ください。

評価・運営体制

PS・PO

本事業は、事業の運営や各プログラムの連携協力・推進等の調整を行うプログラムスーパーバイザー(PS)と、PSを補佐して個々の課題の運営推進を行うプログラムオフィサー(PO)がマネジメントします。

PS
菅野 純夫(柏の葉オーミクスゲート 理事長)
PO
尾崎 紀夫(名古屋大学 大学院医学系研究科 特任教授)
小崎 健次郎(慶應義塾大学 医学部 臨床遺伝学センター 教授)
斉藤 典子(がん研究会 がん研究所 がん生物部 部長)
三成 寿作(京都大学 iPS細胞研究所 上廣倫理研究部門 特定准教授)
安田 和基(杏林大学 医学部 糖尿病・内分泌・代謝内科学教室 教授)

課題評価委員会

外部有識者から構成される課題評価委員会において、各研究開発課題の事前評価、中間評価、事後評価等の評価を実施します。

評価結果

評価結果につきましては、下記リンクをご覧ください。

また、平成28及び30年度採択課題の中間評価結果については、
ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業(先端ゲノム研究開発)(平成28年度~令和2年度)をご覧ください。

お問い合わせ先

宛先 ゲノム・データ基盤事業部 ゲノム・データ研究開発課 ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・先端ゲノム研究開発) 担当
住所 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目7番1号 読売新聞ビル 22階
Tel 03-6870-2228
E-Mail genome-platform"AT"amed.go.jp
※E-mailは”AT”の部分を@に変えてください。

最終更新日 令和6年9月19日