イベント 令和元年11月17日 「D&I科学研究会(保健医療福祉における普及と実装科学研究会):RADISH 第3回学術集会 開催のご案内―D&I科学の裾野を広げる―(AMED後援イベントのご案内)

開催案内

学術集会について

昨年7月に聖路加国際大学において国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)と慢性疾患国際アライアンス(Global Alliance for Chronic Diseases ; GACD) 共催の実装研究(implementation research)に関するワークショップが開催されました。これがきっかけとなり、国立がん研究センター社会と健康研究センターの内富副研究センター長と予防研究部 島津室長のご尽力によりD&I科学研究会(RADISH)が発足しました。そのような経緯もあり、この度、聖路加国際大学が当番世話人を引き受けることができることを大変光栄に思います。

本学の福井次矢学長が日本にEBM(Evidence-Based Medicine;根拠に基づく医療)の概念を導入され、その後聖路加は日本におけるEBMの普及に中心的な役割を果たしてきました。そして近年では看護研究科に開設されたDNP(Doctor of Nursing Practice)コースにおいて実装研究の教育と研究に取り組んでいます。そこで第3回学術集会では、こうしたエビデンスを重視してきた聖路加の歩みと経験を紹介させていただきます。

またAMEDと研究会の世話人である東京大学の川上憲人教授のご高配により、GACDで活躍されているニューヨーク大学のRajesh Vedanthan教授によるご講演をいただけることになりました。さらにミニレクチャーやグループ交流も企画させて頂きました。

このように今回は「D&I科学の裾野を広げる」というテーマの下に、様々なトピックを盛り込みました。参加者にとって有意義な学術集会となるとともに、日本におけるD&I科学の発展に寄与することを心より祈念しています。

当番世話人 遠藤弘良(聖路加国際大学大学院 公衆衛生学研究科長)

令和元年度 日本医療研究開発機構 地球規模保健課題解決推進のための研究事業においては、慢性疾患国際アライアンス(Global Alliance for Chronic Diseases ; GACD) と連携した実装研究(Implementation Research)を推進しています。これと関連してAMEDは本研究会開催を後援しています。

開催概要

名称

「D&I科学研究会(保健医療福祉における普及と実装科学研究会):RADISH 第3回学術集会 開催のご案内―D&I科学の裾野を広げる―

会期

令和元年11月17日(日)10時00分~16時00分

会場

国立がん研究センター 研究棟1階 大会議室
東京都中央区築地 5-1-1

対象

エビデンスの普及と実装に興味のある研究者、教育者、医療・福祉・保健・行政関係者。

定員

300名(事前申込み定員になり次第締切)

参加費

無料

参加申し込み

以下参加申込みフォームへ必要事項をご記入のうえ、参加申込みをお願い致します。

参加申込み締切:令和元年11月11日(月曜日)(定員になり次第受付終了)

主催

国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター

プログラム

  
10時00分から10時10分         当番世話人挨拶
遠藤 弘良(聖路加国際大学大学院 公衆衛生学研究科長) 

代表世話人挨拶
内富 庸介(国立がん研究センター 中央病院 支持療法開発センター長 / 社会と健康研究センター副センター長)

10時10分から10時40分 基調講演
「疫学からエビデンスの『普及と実装』へ:私の物語」
福井 次矢(聖路加国際大学 学長 / 聖路加国際病院 院長)
10時40分から11時40分

講演
―聖路加国際大学大学院DNPコースにおけるImplementation Research―
片岡 弥恵子(聖路加国際大学大学院看護学研究科 ウィメンズヘルス・助産学 教授)

―聖路加国際大学におけるImplementation Researchの一例―
小山 美樹(聖路加国際大学大学院博士後期課程 がん看護・緩和ケア/DNPコース専攻

11時40分から11時45分 講評
西田 俊朗(国立がん研究センター中央病院 病院長)
11時45分から12時45分 休憩・世話人会
12時45分から13時45分 グループ交流会
メインファシリテーター:今村 晴彦(東邦大学医学部 社会医学講座衛生学分野)
13時45分から14時15分 ミニレクチャー
「D&I研究のデザイン」
口羽 文(国立がん研究センター 社会と健康研究センター 生物統計研究部/研究支援センター 生物統計部 室長)
14時15分から15時15分 講演
「Implementation Research and Transformation of Cardiovascular Care Delivery: The AMPATH Experience」(英語のみ・通訳なし)
15時15分から15時45分 講演
「implementation scienceについてのQ&Aセッション」(英語のみ・通訳なし)
 Rajesh Vedanthan(New York University Langone Health, USA)
15時45分から15時50分
 
第4回学術集会当番世話人挨拶
中山 健夫(京都大学大学院医学研究科 社会健康医学系 健康情報学分野 教授)
15時50分から16時 講評・閉会挨拶
大柴 福子(国立がん研究センター中央病院 看護部長)
中釜 斉(国立がん研究センター理事長)

共催

日本がん支持療法研究グループ(J-SUPPORT)

後援

厚生労働省
国立研究開発法人科学技術振興機構社会技術研究開発センター
国立研究開発法人国立循環器病研究センター
国立研究開発法人国立成育医療研究センター
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)
国立大学法人東京大学大学院 医学系研究科公共健康医学専攻
東邦大学医学部社会医学講座衛生学分野
(五十音順)

お問い合わせ先

シンポジウムに関するお問い合わせ先

国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究部
研究会(RADISH)事務局(担当:島津太一)
E-mail:DandI“AT”ncc.go.jp

AMED事業に関するお問い合わせ先

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)
国際事業部 国際連携研究課 
E-mail:chikyukibo“AT”amed.go.jp

※お問い合わせは基本的にE-mailでお願いいたします。
※E-mailは上記アドレス"AT"の部分を@に変えてください。

最終更新日 令和元年10月28日