イベント 「薬剤耐性(AMR)シンポジウム―AMEDにおける基礎から創薬までの研究開発最前線―」を開催しました

開催報告

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平成29年9月28日(木)、日本橋ライフサイエンスハブ会議室(東京)において、「薬剤耐性(AMR)シンポジウム-AMEDにおける基礎から創薬までの研究開発最前線-」を開催しました。

近年、薬剤耐性(AMR)の脅威が世界的に拡大している一方で、新規の抗菌薬の開発が停滞、このままでは抗菌薬開発における人材や貴重な研究リソースが枯渇するとの懸念が高まっています。こうしたなかで、AMEDは、平成28年4月に国が策定した「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」に基づき、抗菌薬研究開発をはじめとするAMR研究開発を推進しています。

本シンポジウムでは、まず第一部において、AMR対策に向けた研究開発を取り巻く環境について、厚生労働省福田健康局長、日本感染症学会舘田理事長はじめ、産学官の代表者からのメッセージをいただきました。第二部では、抗菌薬研究開発課題を中心にAMED各事業において支援しているAMR分野の多様な研究開発についてご紹介しました。そして、最後の第三部では、J-PRIDEやCiCLEなどAMED新規事業におけるAMRの研究課題、新しい方向性をもった研究の取り組みをご紹介しました。

会場には、製薬業界、アカデミア、行政機関を中心に約230名のご来場をいただきました。シンポジウム会場、ポスター会場において、参加者間の情報共有、意見交換が活発に行われました。薬剤耐性(AMR)の問題について産学官それぞれの立場から問題提起や提言がなされ、この分野の研究開発推進の重要性について互いに理解を深め、真剣に考える有意義な機会となりました。

戦略推進部 感染症研究課
創薬戦略部 医薬品研究課、創薬企画・評価課

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宛先 戦略推進部 感染症研究課
E-Mail kansen"AT"amed.go.jp
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掲載日 平成29年10月27日

最終更新日 平成29年10月27日