公募情報 平成31年(令和元年)度 「戦略的国際脳科学研究推進プログラム」に係る公募(1次公募)について
更新履歴
令和元年8月5日
ヒアリング対象課題の研究開発代表者の方にはAMEDより電子メールにて御連絡しました。ヒアリング対象外の場合にはこの御連絡を致しませんので採択可否の通知までお待ち下さい。
ヒアリング対象か否かのご質問を含め審査の途中経過に関するお問い合わせには回答致しかねますのでご了承願います。
令和元年6月10日 質問回答集(Q&A)更新およびヒアリング日程を掲載しました。
令和元年6月4日 公募説明会資料、質問回答集(Q&A)及び応募書類一覧表を掲載しました。
令和元年5月24日 「資料」欄に提案書等を掲載しました。
基本情報
公募の段階 | 公募 |
---|---|
開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,該当なし |
分野 | 精神・神経疾患に対応した研究 |
公募締め切り | 令和元年6月24日(月) 正午(厳守) |
お問い合わせ先 |
|
公募内容
本公募要領に含まれる公募研究開発課題の概要は以下のとおりです。
公募研究開発課題の詳細は、公募要領を参照ください。
戦略的国際脳科学研究推進プログラム
公募 | 分野等、公募研究開発課題名 | 研究開発費の規模 (間接経費を含まず) |
研究開発実施 予定期間 |
新規採択課題 予定数 |
---|---|---|---|---|
1 | 精神疾患や神経疾患等の治療的介入による症状改善と進行抑制等の神経回路基盤の解明 | 1課題当たり 年間100,000千円以内 |
最長5年度 令和元年度~ 令和5年度 |
0~2課題程度 |
2 | 精神疾患や神経関連疾患等の治療的介入法の神経科学的エビデンスの創出 | 1課題当たり 年間25,000千円以内 |
最長5年度 令和元年度~ 令和5年度 |
0~3課題程度 |
- 【注】
- 公募1「精神疾患や神経疾患等の治療的介入による症状改善と進行抑制等の神経回路基盤の解明」では、通常の評価に加え、国際レビューアによる査読を実施します。[提案書は英語による作成とします(一部、日本語を含む)]
詳細は公募要領「Ⅲ. 公募・選考の実施方法」を参照して下さい。
事業概要
近年、諸外国では国家プロジェクトとして大型の脳科学研究が取り上げられています。米国では、平成25年(2013年)にブレインイニシアティブが発表され、NIHではヒトを対象としたMRI画像等による大規模研究ヒューマン・コネクトーム・プロジェクト(HCP)の第2期が平成28年(2016年)から開始、精神・神経疾患患者等の高精度な大規模データが蓄積されるとともにデータシェアリングシステムが構築されています。欧州では平成25年(2013年)に脳科学研究がEUフラッグシッププロジェクトに採択されるなど、脳科学の大型研究プロジェクトが開始されています。
我が国では社会に貢献する脳科学の実現を目標として、平成20年度より脳科学研究戦略推進プログラム(脳プロ)、平成26年度より神経回路の全容を解明する事を目的とした革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト(革新脳)を実施しています。これら事業の研究成果を広く国内外の先端研究機関と共有し、データシェアリングによって国際的な大規模解析を推進することが喫緊の課題です。
精神・神経疾患における機能障害には大脳皮質下領域を含む神経回路が極めて重要な役割を果たしていることが近年注目されています。ヒトでの精神・神経疾患等に関与する複雑な神経回路異常の特定や機序の解明には、日本の研究のアドバンテージを活かしたマーモセット(一部マカク)を用いて、非ヒト霊長類の脳との構造や機能を比較する技術の開発が不可欠です。種間のギャップを越える変換技術が開発できれば、ヒト高次脳機能の解明を大きく促進できる可能性があります。
平成29年度で終了した脳プロにて推進してきたBMI技術研究では、これまでに神経回路異常の特定に成功するなど精神・神経疾患の診断や治療技術開発に向けた成果が出ています。これらの成果を医療へつなげるためには、脳画像などのビッグデータを解析するAI技術の開発・活用が重要です。また、脳科学研究とAI研究の連携により新たな脳型アルゴリズムを構築し、次世代のAIの開発に貢献し、脳の動作原理の理解へフィードバックする事が重要となります。
本事業では革新脳等の既存事業との緊密な連携の下、国際的な連携強化を図り、ライフステージに着目し、正常から疾患までの縦断的な脳画像解析・ヒト-非ヒト霊長類種間比較・ヒトの脳機能の神経回路レベルでの解明を行う事で、精神・神経疾患の早期発見、早期介入等の実現へ向けて推進します。わが国の脳科学研究における国際競争力を強化しつつ世界の脳科学研究に貢献します。
事業の案内ページ
応募資格者
公募要領で定める条件を満たす研究者
(公募要領「Ⅱ.応募に関する諸条件等 1.応募資格者」等を参照)
公募期間
ヒアリング日程
令和元年8月10日(土)(予定)※必要に応じて実施します。
ヒアリング対象課題については、原則として1週間前までに研究開発代表者へEメールにてご連絡いたします。
ヒアリング対象課題の研究開発代表者の方にはAMEDより電子メールにて御連絡しました。ヒアリング対象外の場合にはこの御連絡を致しませんので採択可否の通知までお待ち下さい。ヒアリング対象か否かのご質問を含め審査の途中経過に関するお問い合わせには回答致しかねますのでご了承願います。
公募説明会
公募説明会は終了しました。当日の資料は下記のリンクより閲覧可能です。
開催日時:令和元年5月30日(木)午前10時45分~
場所:国立研究開発法人日本医療研究開発機構 20階 会議室
東京都千代田区大手町1-7-1 読売新聞ビル(アクセスマップ)
説明会資料
応募方法
公募要領に記載のとおり、応募してください。
(公募要領「Ⅲ.公募・選考の実施方法、 2.研究開発提案書等の作成及び提出」等を参照)
応募書類
※下記の提出書類のほか、e-Radポータルサイト上での入力が必要です。
公募1 精神疾患や神経疾患等の治療的介入による症状改善と進行抑制等の神経回路基盤の解明
様式名 | 提出方法(e-Radによる提出 ※4) | 提出 |
---|---|---|
Form2[Annex1含む(英語)]※1 | PDFファイル | 必須 |
研究開発提案書(日本語)※2 (様式1-1_別紙1,2,3含む) |
PDFファイル | 必須 |
安全保障貿易管理に係わるチェックシート(別紙4)※1※3 | PDFファイル | 必須 |
研究開発参加者リスト[Annex2(英語)]※1※3 | Excelファイル | 必須 |
※1 国際レビューアの導入に伴う必要な書類となります。
※2 研究開発提案書別紙を含みます。
※3 本紙の内容は研究開発提案の採否には一切影響しません。
※4[公募1]申請書類のe-Radへの提出方法は「申請書類e-Radアップロード方法(公募1)」を御確認下さい。
公募2 精神疾患や神経関連疾患等の治療的介入法の神経科学的エビデンスの創出
様式名 | 提出方法(e-Radによる提出) | 提出 |
---|---|---|
研究開発提案書(日本語)※5(様式1-2_別紙1,2,3含む) | PDFファイル | 必須 |
※5 研究開発提案書別紙を含みます。
応募先
公募スケジュール
- 公募期間
- 令和元年5月23日(木)~6月24日(月)正午
- 書面審査
- 令和元年6月下旬~令和元年8月上旬(予定)
- ヒアリング
- 令和元年8月10日(土)(予定)
- 研究開発開始
- 令和元年9月中旬(予定)
質問回答集(Q&A)
※適宜更新予定ですので、本ウェブページを随時ご確認ください。
資料
関連リンク
掲載日 令和元年5月23日
最終更新日 令和元年8月5日