公募情報 平成28年度 「ナショナルバイオリソースプロジェクト」に係る公募について
「平成28年(2016年)熊本地震」において被災した研究者・研究機関の方へ
4月14日以降の熊本県熊本地方を震源とする地震により被災された研究機関・研究者の方で、本事業への応募・申請に何らかの支障がある場合には、個別に対応を検討いたします。公募締め切りの6月30日(木)正午までに下記の問い合わせ先までご相談ください。
※被災地域での救護等に従事する等の理由で、応募・申請に特段の影響が生じた場合もご相談いただけます。
基本情報
公募の段階 | 公募 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等,該当なし |
分野 | 健康・医療戦略の推進に必要となる研究開発 |
公募締め切り | 平成28年6月30日(木) 正午(厳守) |
お問い合わせ先 |
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公募内容
ナショナルバイオリソースプロジェクト(以下「NBRP」という)は、ライフサイエンス研究の基礎・基盤となるバイオリソース(動物、植物等)について収集・保存・提供を行うとともに、バイオリソースの質の向上を目指し、保存技術等の開発、ゲノム等解析によるバイオリソースの付加価値向上により時代の要請に応えたバイオリソースの整備を行うものです。また、バイオリソースの所在情報等を提供する情報センター機能を強化することとしています。
NBRPでは、上記の目的に適った収集・保存・提供や技術開発等を行うため、(1)中核的拠点整備プログラム、(2)情報センター整備プログラム、(3)ゲノム情報等整備プログラム、(4)基盤技術整備プログラムの4つのプログラムを設け、各プログラムが連携を図りつつ実施することとしています。
今回公募を実施する(3)ゲノム情報等整備プログラム、および(4)基盤技術整備プログラムは平成28年度単年度としますが、(2)情報センター整備プログラム(外部検証促進のための人材育成)は平成28年度から5年度を予定しています。
事業概要
ゲノム情報等整備プログラム
この事業はバイオリソースのゲノム配列やcDNA等の遺伝子情報を解析することにより、バイオリソースの付加価値を高め、我が国のバイオリソースの独自性・先導性を高めることを目的としてゲノム解析等を行うものです。本プログラムは、中核的拠点整備プログラムで選定された生物種等を対象にします。
情報センター整備プログラム(外部検証促進のための人材育成)
今年度は、本プログラムの一環として、NBRPにおいて多くの動物リソースを提供していることを踏まえ、大学や研究機関等における動物実験の適正な実施に資するため、外部検証促進のための人材育成等について公募します。
基盤技術整備プログラム
この事業は、バイオリソースの品質管理や保存技術の向上等が、NBRPの質を向上させるために重要であることから、バイオリソースの収集、増殖、品質管理、保存、提供等に係わる技術開発や付加価値向上を行うものです。
今般AMEDでは、遺伝子治療による革新的な治療等の開発を加速させるため、NBRPとの連携を前提とし、集中的に予算配分を行っていくこととなりました。今後、関連する事業からゲノム編集されたバイオリソースの寄託の増加が見込まれることから、リソースを受け入れ、また付加価値をつけて提供するための技術整備を本プログラムにおいて行うこととしました。
事業の案内ページ
応募資格者
本事業は、機関を対象として公募します。申請機関(分担機関も含む)は、国内の大学、研究開発機関、法人とします。
公募期間
応募方法
資料
関連リンク
掲載日 平成28年6月8日
最終更新日 平成28年6月8日