ゲノム・データ研究開発課 ナショナルバイオリソースプロジェクト(令和3年度に文部科学省へ移管)(令和2年度終了)
基本情報
分野 | ゲノム・データ基盤プロジェクト,健康・医療戦略の推進に必要となる研究開発 |
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開発フェーズ | 該当なし |
お問い合わせ先 |
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概要
本プロジェクトは令和3年度より文部科学省に移管され、継続実施中です。
ナショナルバイオリソースプロジェクト(以下「NBRP」という)は、国が戦略的に整備することが重要な、ライフサイエンス研究の基礎・基盤となるバイオリソース(動物・植物・微生物等)について、体系的に収集・保存・提供等を行うとともに、バイオリソースの質の向上を目指し、保存技術等の開発、ゲノム等解析によるバイオリソースの付加価値向上により時代の要請に応えたバイオリソースの整備を行うものです。また、バイオリソースの所在情報等を提供する情報センター機能を強化することとしています。
NBRPでは、上記の目的に適った収集・保存・提供や技術開発等を行うため、(1)中核的拠点整備プログラム、(2)ゲノム情報等整備プログラム、(3)基盤技術整備プログラム、(4)情報センター整備プログラムの4つのプログラムを設け、各プログラムが連携を図りつつ実施することとしています。
プログラム名 | プログラム概要 |
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中核的拠点整備プログラム | ライフサイエンス研究の基礎・基盤となる重要な生物種等であって、我が国独自の優れたバイオリソースとなる可能性を有する生物種等について収集・保存・提供を行う拠点を整備します。 |
ゲノム情報等整備プログラム | バイオリソースのゲノム配列やcDNA等の遺伝子情報を解析することにより、バイオリソースの付加価値を高め、我が国のバイオリソースの独自性・先導性を高めることを目的としてゲノム解析等を行います。なお、中核的拠点整備プログラムで選定された生物種等を対象にしています。 |
基盤技術整備プログラム | バイオリソースの品質管理や保存技術の向上等が、NBRPの質を向上させるために重要であることから、バイオリソースの収集、増殖、品質管理、保存、提供等に係わる技術開発を行います。 |
情報センター整備プログラム | 中核機関等において整備されるバイオリソースの所在情報や遺伝情報等のデータベースの構築及びホームページ等を通じたNBRPの広報活動等を整備・強化します。 |
「ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)情報公開サイト」について
本プロジェクトの詳細については、「ナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)情報公開サイト」でも公開しておりますので、以下のリンクもご覧ください。
今後のバイオリソースの在り方について
「ナショナルバイオリソースプロジェクト推進委員会」において、第5期ナショナルバイオリソースプロジェクトへ向けての提言を取りまとめました。「今後のバイオリソース整備の在り方について―ライフサイエンスの発展を支え、先導する事業に向けて―」とした報告書を公開致します。
公募情報
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令和3年2月24日令和2年度 「ナショナルバイオリソースプロジェクト(中核的拠点整備プログラム(ヒトに対する病原性ウイルス及び人獣感染ウイルスリソース拠点))」の採択課題について
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令和2年12月22日 終了令和2年度 「ナショナルバイオリソースプロジェクト(中核的拠点整備プログラム(ヒトに対する病原性ウイルス及び人獣感染ウイルスリソース拠点))」に係る公募について
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令和2年3月26日令和2年度 「ナショナルバイオリソースプロジェクト」(ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)の採択課題について
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令和2年1月7日 終了令和2年度 (情報更新)「ナショナルバイオリソースプロジェクト(ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)」に係る公募について
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平成31年3月29日平成31年度 「ナショナルバイオリソースプロジェクト」(ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)の採択課題について
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平成30年12月28日 終了平成31年度 (情報更新) 「ナショナルバイオリソースプロジェクト(ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)」に係る公募について
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平成30年5月29日平成30年度 「ナショナルバイオリソースプロジェクト」(ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)の採択課題について
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平成30年3月15日 終了平成30年度 (情報更新)「ナショナルバイオリソースプロジェクト」(ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)に係る公募について
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平成29年9月8日平成29年度 「ナショナルバイオリソースプロジェクト(ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)」の採択課題について
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平成29年6月20日 終了平成29年度 「ナショナルバイオリソースプロジェクト」(ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)に係る公募について
ニュース
AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2025(令和7)年 成果情報一覧をご覧ください。
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成果情報 令和3年1月18日日本コムギ農林61号など世界15品種の高精度ゲノム解読に成功―ゲノム情報を利用した迅速な分子育種技術の開発に期待―
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成果情報 令和2年3月11日ゲノムから紐解くミヤコグサの環境適応戦略
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プレスリリース 平成30年5月29日世界初、緑藻ムレミカヅキモの全ゲノム解読に成功―迅速で効率的な生態毒性評価試験への応用につながる成果―
実施機関
研究成果報告書
研究成果報告書につきましては、下記リンクをご覧ください。
評価・運営体制

PS・PO
本事業は、事業の運営や各プログラムの連携協力・推進等の調整を行うプログラムスーパーバイザー(PS)と、PSを補佐して個々の課題の運営推進を行うプログラムオフィサー(PO)がマネージメントします。
- PS
- 小原 雄治(大学共同利用機関法人情報システム研究機構 国立遺伝学研究所 特任教授/
- データサイエンス共同利用基盤施設 ライフサイエンス統合データベースセンター センター長)
- PO
- 小幡 裕一(国立研究開発法人理化学研究所 特別顧問)
田畑 哲之(公益財団法人かずさDNA研究所 副理事長・所長)
林 哲也(九州大学大学院医学研究院 教授)
推進委員会
NBRP事業を推進するため、大学・公的研究機関等の専門家・有識者及びナショナルバイオリソースプロジェクトのPS、POからなる委員で構成したNBRP推進委員会を設置し、事業全体の推進方針の策定、普及活動の企画立案、実施機関運営に関して指導・連絡等を行います。
課題評価委員会
外部有識者から構成される課題評価委員会において、各研究開発課題の事前評価、中間評価、事後評価等の評価を実施します。課題評価委員リストについては、下記をご覧ください。評価報告書
- ナショナルバイオリソースプロジェクト 令和3年度事後評価結果について(基盤技術整備プログラム・ゲノム情報等整備プログラム)
- ナショナルバイオリソースプロジェクト 令和2年度事後評価結果について(情報センター整備プログラム・ゲノム情報等整備プログラム)
- ナショナルバイオリソースプロジェクト 平成30年度事業開始課題 事後評価結果について(ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)
- ナショナルバイオリソースプロジェクト 第4期課題 中間評価結果について(中核的拠点整備プログラム・情報センター整備プログラム)
- ナショナルバイオリソースプロジェクト H28-30実施課題(情報センタープログラム・ゲノム情報等整備プログラム・基盤技術整備プログラム)の中間評価、並びに事後評価報告書について
- ナショナルバイオリソースプロジェクト 第3期 事後評価結果について
事務処理説明書
NBRPは補助事業です。「事務処理説明書・様式集(補助事業)」をご参照ください。
パンフレット
事業の詳細は、NBRPのパンフレットをご覧ください。
参考資料
参考に、第4期事業課題を公募した平成27年度に開催した事業説明会の資料を掲載いたしますので、あわせてご覧ください。
※PDFファイルを開くと表示される目次ページ、または左側に表示される目次(しおり)一覧の該当事業名をクリックしていただくと説明ページに移動します。左側にしおりが表示されない場合は、ご利用になっているソフトウェアのヘルプなどをご覧ください。
最終更新日 令和4年2月18日