公募情報 若手あり 令和7年度 「肝炎等克服実用化研究事業」に係る公募について

基本情報

公募の段階 公募
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,観察研究等
分野 医薬品プロジェクト,ゲノム・データ基盤プロジェクト,疾患基礎研究プロジェクト,感染症
公募締め切り 令和6年12月6日(金) 正午【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
※AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
疾患基礎研究事業部 疾患基礎研究課
肝炎等克服実用化研究事業 事業担当
TEL: 03-6870-2225(課代表)
E-mail: hepatitis”at”amed.go.jp
備考:
※E-mailは上記アドレス”at”の部分を@に変えてください。
※お問い合わせはなるべくE-mailでお願いします。

公募内容

本公募要領に含まれる公募研究開発課題の概要は以下のとおりです。本公募は、「若手育成枠」、「若手研究者登用支援」の対象です。
各公募研究開発課題の詳細は公募要領を参照してください。

肝炎等克服実用化研究事業(肝炎等克服緊急対策研究事業)

公募課題
番号
公募研究開発課題等 研究開発費規模
(間接経費を含まず)
研究開発
実施予定期間
新規採択
課題予定数
101 肝炎ウイルスの生活環と病原性の機序解明に関する基礎的研究(B型肝炎を除く) 1課題当たり年間
23,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~2課題程度
102 肝炎からの肝発がん機序解明による、革新的な診断法と治療法の開発研究(B型肝炎を除く) 1課題当たり年間
23,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~2課題程度
103 革新的な肝炎免疫治療に関する研究 1課題当たり年間
23,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~2課題程度
104 革新的技術を用いた抗線維化療法に関する研究 1課題当たり年間
20,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~4課題程度
105 C型肝炎SVR後の肝線維化、肝発がんを含む病態変化の解明と病態進行予防に関する研究 1課題当たり年間
20,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~3課題程度
106 C型肝炎関連疾患のDAA治療後のアウトカムに関する研究 1課題当たり年間
20,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~1課題程度
107 肝疾患領域における新たな知見の創出や新規技術の開発に関する研究(B型肝炎を除く) 1課題当たり年間
10,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~5課題程度
108 【若手育成枠】肝疾患領域における新たな知見の創出や新規技術の開発に関する研究 1課題当たり年間
8,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~4課題程度


肝炎等克服実用化研究事業(B型肝炎創薬実用化等研究事業)

公募課題
番号
公募研究開発課題等 研究開発費規模
(間接経費を含まず)
研究開発
実施予定期間
新規採択
課題予定数
201 B型肝炎ウイルスの生活環解明に関する革新的な基礎的研究と創薬基盤研究 1課題当たり年間
80,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~1課題程度
202 B肝炎ウイルスの生活環と病原性の機序解明に関する基礎的研究 1課題当たり年間
40,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~4課題程度
203 B型肝炎に関わる宿主防御機構の解明と創薬基盤研究 1課題当たり年間
40,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~4課題程度
204 B型肝炎ウイルス持続感染実験モデルを用いた病態解明及び新しい治療法の開発に資する研究 1課題当たり年間
90,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~3課題程度
205 B型肝炎関連疾患の個別化医療を目指す、革新的な診断法と治療法の開発研究 1課題当たり年間
35,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~2課題程度
206 革新的B型肝炎治療法の開発に資する研究 1課題当たり年間
50,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~5課題程度
207 実用化に向けたB型肝炎治療法の開発 1課題当たり年間
120,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~3課題程度
208 B型肝炎領域における新たな知見の創出や新規技術の開発に関する研究 1課題当たり年間
15,000千円(上限)
令和7年度4月(予定)~
令和9年度末
0~7課題程度

海外研究機関所属の研究者(国際レビューア)による査読についてのお知らせ

本事業では、課題評価の質の一層の向上を図るとともに、研究開発環境の国際化に貢献するため、海外研究機関所属の研究者(国際レビューア)を事前評価の過程に加えることとしました。本公募の【若手育成枠】では、国際レビューアによる査読を行います。査読結果は、課題評価委員会における評価の参考資料として用います。

事業概要

本研究事業では、肝炎研究推進戦略で定められた成果目標の達成を目指し、肝炎に関する基礎から臨床研究等を一貫して総合的に推進します。 肝炎ウイルスの感染増殖複製機構の解明、病原性発現機序の解明等からウイルス性肝炎の新たな治療法や検査法の開発等につながる基礎データの獲得を目指します。また、ウイルス性肝炎についての基礎及び臨床データを収集・解析することで、病態進行の機序や因子を特定し、病態進行の抑制、予防につながる治療法の開発や、予後・QOL の向上につながる方策の構築、免疫学的手法を含む新規作用機序による治療薬の開発や感染予防方法の確立等を目指します。肝移植前後の症例や小児への最適な肝炎治療等についても研究を進めます。 B型肝炎の画期的な新規治療薬の開発を目指し、基盤技術の開発を含む創薬研究や、治療薬としての実用化に向けた臨床研究等を総合的に実施します。C型肝炎については、抗ウイルス療法の活用によりウイルスを高率に排除することが可能となりましたが、薬剤耐性やSVR(Sustained Virological Response)後の発がん等への対応は引き続き必要であり、これらの克服につながる研究を実施します。代謝関連脂肪肝疾患の有病率は高いことが知られており、さらに一部が肝硬変、肝がんへ進行することが明らかになっています。わが国における代謝関連脂肪肝疾患の現状や、その病態、さらに肝硬変、肝がんへの病態進展機序等を解明し、代謝関連脂肪肝疾患に対する新規検査法や治療法等に関する研究を推進します。 未だ根治療法のない肝硬変の治療薬を開発するため、肝線維化や肝硬変への病態進行の機序を解明し、肝線維化を改善する治療法を研究し、細胞モデル、動物モデル等を使った実用性や有効性の検証を進めます。また、肝線維化の程度を正確に評価し、進行度に応じた適切な治療を行うための評価基準などを確立し、早期治療介入方法、早期診断法の開発を目指します。 平成28年度の肝炎対策基本指針の見直しにより、肝硬変、肝がんへの移行者を減らすことが、わが国の肝炎政策の目標として明確化されました。肝がんは再発率が高いため、一度根治に至っても再発を繰り返すなどした結果、長期予後が悪くなるという課題があります。そのため、肝発がん予防に加え、肝がん再発防止策の確立が急がれます。肝発がんや再発に寄与する因子に関する研究を進め、肝発がん機構を解明し、発がん・再発の予防薬・予防法及び、発がん・再発予知のための検査法・診断法等の開発を目指します。

事業の案内ページ

応募資格者

本事業の応募資格者は、一定の要件を満たす国内の研究機関等に所属し、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめ などの責任を担う能力を有する研究者(研究開発代表者)とします(詳細は公募要領「第 3 章 応募要項」を参照ください)。

公募期間

令和6年11月5日(火) ~ 令和6年12月6日(金) 正午【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
※AMEDではe-Radに登録された研究提案情報をダウンロードして評価システムに組み入れています。提案書の記載情報とe-Radへの入力情報に齟齬がないよう、提案前に双方の記載内容を十分確認してください。

ヒアリング日程

「肝炎等克服緊急対策研究事業」と「B型肝炎創薬実用化等研究事業」でヒアリング日程が異なりますのでご留意下さい。

B型肝炎創薬実用化等研究事業
令和7年2月4日(火)~令和7年2月5日(水)(予定)
肝炎等克服緊急対策研究事業
令和7年2月12日(水)~令和7年2月13日(木)(予定)

※注意事項など、詳細は公募要領「第5章 審査」を参照してください

公募説明会

公募説明会は開催いたしません。公募要領をご参照の上、ご不明の点はE-mailにてお問い合わせください。

応募方法

下記、「令和7年度公募に係る資料」より提案書類の様式等、必要な資料をダウンロードの上、公募要領に従って「研究開発提案書」等を作成の上、e-Radよりご提出ください。詳細は本事業の公募要領を参照ください。

本公募ではe-Radを通して提案を募集します。e-Rad「研究者番号」を持っていない場合は、所属機関の担当者を通して新規登録をお願いします。詳細は、e-Radポータルサイトをご確認ください。なお、登録手続きに日数を要する場合がありますので、2週間以上の余裕をもって登録手続きをしてください。

応募先

資料

令和7年度公募に係る資料

掲載日 令和6年11月5日

最終更新日 令和6年11月5日