イベント 令和4年7月2日 NEURO2022 ミニシンポジウム「異分野×国際　科学上の既成概念や既存の研究分野の変革」開催のお知らせ

2022年6月30日～7月3日にかけて「NEURO2022」が開催されます。沖縄で開かれる初の神経科学の大会で日本神経科学学会、日本神経化学会、日本神経回路学会の合同大会となります。今回、AMEDは上記の展示イベントにて、ブースの出展とミニシンポジウム（7月2日 11時30分～）を開催いたします。

• NEURO2022ミニシンポジウム

AMEDは次世代の革新的なシーズの発見や開発のために異分野融合や国際連携は非常に重要であると考えています。特に、医療分野のさらなる発展には、神経科学における知的価値の創出が欠かせません。そこで本企画では、科学上の既成概念や既存の研究分野の変革を促す次の二つの国際的プログラムを紹介します。一つ目は、生命体が持つ高度で複雑なメカニズムの解明を目指した国際的・学際的共同研究を支援する「ヒューマン・フロンティア・サイエンス・プログラム（Human Frontier Science Program; HFSP）」、二つ目は、国際的・学際的研究チームがどのように共同研究提案を行うべきか、メンターを交えて実践的なディスカッションを行う「インタ―ステラ・イニシアチブ（Interstellar Initiative）」です。

このシンポジウムはそれぞれのプログラムの紹介にとどまらず、過去にプログラムに採択された研究者や審査員の体験談や対話を通して、国際的・学際的共同研究の醍醐味を感じていただくことを目指しています。

登壇者には、ご自身の研究のことや、異なる国や研究分野の共同研究者たちとどのようにチームを形成し、共同研究の提案を作り上げたのか、その後どのような発展があったのか、などの話題提供をいただきます。さらに、パネルディスカッションでは、異なるアイデアを組み合わせることでこれまでに無い研究領域を作り出すのに必要な枠組みとして、どのようなことが必要かについて議論する予定です。

本企画を通じて、NEURO2022に参加している皆様が国際的・学際的共同研究を身近に感じていただき、海外の研究者たちと「ワクワクした」気持ちで、独創的・画期的な共同研究を提案してくださることを願っています。

ミニシンポジウムの事前参加受付は2022年6月17日で終了しましたが、NEURO2022およびミニシンポジウムは、現地での当日受付やWebでのオンライン参加も可能ですので、是非お気軽にご参加ください。詳しくは下記リンク先をご確認ください。

• NEURO2022 参加者へのご案内
• NEURO2022 参加登録

【Web参加された方にお願い】
アンケートにご協力ください。アンケートフォームをダウンロードし、ご記入後に下記アドレスまでお送りください。

• アンケートフォーム

国際戦略推進部 国際戦略推進課 国際連携推進室
Email：amed-hfsp”AT”amed.go.jp
※Emailは上記アドレスの"AT"の部分を@に変えてください。

第10会場　ラグナガーデンホテル羽衣の間：西
住所：〒901-2224　沖縄県宜野湾市真志喜4-1-1
TEL：098-897-2121

共催：国立研究開発法人 日本医療研究開発機構（AMED）・NEURO2022

時間	内容
11時30分	開会の挨拶、主旨
	【講演】 　「睡眠／覚醒リズムのヒトシステム生物学の実現に向けて：睡眠のリン酸化仮説」 　　　上田泰己（東京大学大学院医学系研究科；理研） 　「海外で築くキャリアと共同研究ネットワーク：HFSPフェロー審査委員の経験を交えて」 　　　土松隆志（東京大学大学院理学系研究科） 　「HFSPを通した国際・学際研究の創造」 　　　酒井朋子（AMED　国際戦略推進部）
12時20分	【パネルディスカッション】 　モデレータ：吉田明（AMED 国際戦略推進部） 　話題提供者：上田泰己（東京大学大学院医学系研究科；理研） 土松隆志（東京大学大学院理学系研究科） 川人光男（ATR脳情報研究所）
13時00分	終了

国際戦略推進部 国際戦略推進課 国際連携推進室
Tel：03-6870-2216
Email：amed-hfsp”AT”amed.go.jp

※Emailは上記アドレスの"AT"の部分を@に変えてください。