公募情報 若手あり 令和5年度 「官民による若手研究者発掘支援事業(社会実装目的型の医療機器創出支援プロジェクト)」に係る公募について

更新履歴

令和5年2月20日 (様式1)提案書を差し替えました(公募要領p24「5.2補助事業提案書以外に必要な提出書類等について」の記載に  従い、提案書p17「PMDAの活用状況」その他相談(個別面談、事前面談、準備面談等)を削除)
令和5年2月6日 Q&Aを更新しました。
令和5年2月3日 Q&Aを掲載しました。関連リンクを更新しました。
令和5年1月31日 公募期間・選考スケジュールを更新しました。(様式1)提案書を差し替えました。

基本情報

公募の段階 公募
開発フェーズ 基礎的
分野 医療機器・ヘルスケアプロジェクト
公募締め切り 令和5年2月22日(水) 12時00分00秒【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続きも必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
お問い合わせ先
医療機器・ヘルスケア事業部 医療機器研究開発課 官民による若手研究者発掘支援事業 社会実装目的型の医療機器創出支援プロジェクト 担当
E-mail: W-kiki“AT”amed.go.jp
備考:
※お問い合わせは必ずE-mailでお願いいたします。
 (電話およびFAXでのお問い合わせは受け付けできません。)
※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。
※メールタイトル文頭に必ず【R5若手研究者PJ】と記載をお願いいたします。

公募内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、令和5年度『官民による若手研究者発掘支援事業「社会実装目的型の医療機器創出支援プロジェクト」』を実施する研究機関を公募します。

本事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同で実施するものです。AMEDにおける公募対象分野は、「小児・成育に資する医療機器開発研究」「治療に資する医療機器開発研究」「医療機器開発研究」の3分野とします。

応募資格者

国内の研究機関(民間企業は除く)等に所属し、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う研究者とします。
詳細については、公募要領をご参照ください。

公募詳細

本事業では、医療現場のニーズに基づき、「医療機器開発研究」に係る実施者が有する医療機器開発シーズ等をベースに医療機器・システムの研究開発を推進することにより、革新的な医療機器の創出につなげることを目的とします。
既に医療現場のニーズに基づいた医療機器開発シーズを有する「医療機器開発研究」に係る研究開発代表者が主体的な立場で、「開発サポート機関」(本事業にてAMEDが委託済)から提供される支援(講義・研究開発指導)を効果的に当該研究開発に取り入れ、実用化を見据えた革新的な医療機器・システムの開発につなげていただきます。具体的には以下の「医療機器開発研究」の実施者を採択し、「開発サポート機関」と連携して事業を行います。

# 公募研究開発課題分野 補助金の規模※ 補助事業
予定期間
新規採択課題
予定数
合計0~10課題
1 小児・成育に資する医療機器開発研究 1課題当たり
11,000千円(上限)/初年度
12,500千円(上限)/2年度目
令和5年度6月(予定)~
令和6年度末
0~3課題程度
2 治療に資する医療機器開発研究 1課題当たり
10,000千円(上限)/初年度
11,500千円(上限)/2年度目
令和5年度6月(予定)~
令和6年度末
0~3課題程度
3 医療機器開発研究 1課題当たり
9,000千円(上限)/初年度
10,000千円(上限)/2年度目
令和5年度6月(予定)~
令和6年度末
0~4課題程度
※ 100%補助事業です。30%を上限として間接経費を追加で充当します。

公募要件

項目 内容
実施期間 最長2年間 (令和5年度~令和6年度)
評価方式 実施期間後に課題評価委員会による事後評価(終了時)を実施し、最終目標の達成度を評価します。
目標 中間目標
(1年度目終了時)
  • 提案時に既に補助事業代表者が既に医療現場のニーズに基づく医療機器開発シーズに対して、応募分野毎の物理・化学的原理の解明、市場調査、要素技術開発を予め立案した計画通りに実行する。
  • プログラム機器の場合は、市場調査、原理の解明を行い、開発コンセプト、設計コンセプト決定の目処をつける。
最終目標
(終了時)
  • 開発している医療機器のコンセプト決定までを少なくとも完了させる。
  • プログラム機器の場合は、開発コンセプト、設計コンセプト決定までを完了し、プログラム機器の仕様書を作成する。必要に応じて治験のプロトコール作成を実施する。
  • 本プロジェクトの成果として当該医療機器のどのような基礎研究が達成されたか、また、開発サポート機関によるどの支援が効果的であったかを示す。
研究開発
フェーズ
基礎フェーズ:医療現場のニーズに基づくシーズの発掘が既に完了している医療機器研究開発を対象とします(提案書に明記して頂き、書面審査、面接審査における重要審査項目とします)。実施期間中に要素技術開発を行い、最終的に医療機器のコンセプトが決定できるものを対象とします。
応募条件
  • 令和5年4月1日時点において、年齢が満45歳未満の研究者(2.1応募資格者参照)
  • 技術者、医療従事者との協力体制ができていること。(ただし、研究分担者(機関)の設定はできません)
採択課題
予定数
#1: 小児・成育に資する医療機器開発研究*0~3課題程度
#2: 治療に資する医療機器開発研究****0~3課題程度
#3: 医療機器開発研究**********0~4課題程度
研究開発費
の目安※1
直接経費 #1:小児・成育に資する医療機器開発研究*初年度11,000千円、2年目12,500千円
#2:治療に資する医療機器開発研究****初年度10,000千円、2年目11,500千円
#3:医療機器開発研究**********初年度 9,000千円、2年目10,000千円
間接経費 直接経費の30%に相当する額を上限として追加で充当します。
事業方式 補助金交付(定額100%補助)

※1採択課題数は、予算を前提として、それぞれの分野における応募の数、また内容に応じて、予定数から増減します。
※2開発目標・計画に対して妥当性が審査できるように提案ください。

事業概要

本事業では、民間機関等と協力して、大学等及び公的研究機関等の有望なシーズを発掘し、基礎開発フェーズであっても臨床ニーズ及び後の製品化を見据えながら取り組む博士号を取得してからの研究経験が少ない研究者をシーズとともに育成します。また、小児・成育の適応の医療機器、治療に資する医療機器を促進する観点から、それぞれ専門の区分として枠を設けます。
医療機器として上市に至るには、優れたシーズであるだけでなく、製品化ニーズ、臨床ニーズとの合致に加え、医療機器として具備すべき安全性・有効性、治験対応、品質マネジメントシステムなど規制への対応、その医療機器としての事業性など、さまざまな要件を備えなければなりません。すなわち、医療機器・システムの開発を行う際には、基礎研究フェーズの段階から、後の製品化を見据えながら医療機器として必要な様々な要件を理解した上で機器開発を進めることが重要です。持続的な医療機器の研究開発のためには、特に次世代を担う研究者が、自らの専門知識のみならずこれらの要件を幅広く理解し、自らの医療機器研究開発に反映しながら取り組むことが必要です。
そこで本事業では、基礎的な開発フェーズの課題を提案可能な大学等の研究者を対象として、医療機器の研究開発を支援します。内容としては開発サポート機関が、教育プログラムや開発をエコに進めるためのメンタリングなどの支援を実施し、研究者がその支援を受けつつ多角的な観点を踏まえた社会実装目的型の医療機器の研究開発を推進します。

AMED 『医療機器の研究開発マネジメント』ご紹介

公募内容の詳細については、公募要領をご参照ください。

事業の案内ページ

応募資格者

国内の研究機関(民間企業は除く)等に所属し、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う研究者で、以下の条件を満たす者とします。

  • 下記に該当する「若手研究者」である者。
    ・研究開発代表者として、公的機関の競争的研究費制度により、直接経費で年間500万円を超える研究費の助成(助成金、補助金又は委託費)を受けたことがない者。。
    ・令和5年4月1日時点において、年齢が満45歳未満の者(昭和53年4月2日以降に生まれた者)で、原則、博士号取得者が対象です。産前・産後休業又は育児休業をとった者は、満45歳未満の制限に、その日数を加算することができます。なお、医師、歯科医師、薬剤師、獣医師(日本の免許取得者)については、博士号取得者が望ましいですが、資格取得後に3年以上の研究および臨床経験を有する者も応募可とします。
  • 本事業に参加している期間中、他の職を主たる職としない者。
  • 本事業に参加している期間中、30%以上のエフォートを確保できる者
  • 補助事業代表者が工学系技術研究者である場合は医療従事者(注1)を、補助事業代表者が医療系研究者である場合は工学系技術者(注2)を、1名以上研究協力者(注3)として参加させること。ただし、研究協力者は、2.1応募資格者(1)に準ずることが望まれます。
    ・小児・成育に資する医療機器開発に応募の場合は、小児系または成育系専門学会所属または、小児専門機関、医療機関の成育センター等に所属の医療従事者、治療機器の場合は、小児系医師または、産科医師が補助事業代表者か協力者に含まれること。
    ・治療に資する医療機器開発に応募する場合は、治療機器の使用対象の医師が補助事業代表者か協力者含まれること。

注1:作成しようとする医療機器を直接的に使用する可能性がある者、ニーズアドバイス等のできる者、医療機器の使用する現場で従事する者。
注2:作成しようとする医療機器を作成する技術的アドバイスができる者。
注3:研究協力者は、研究分担者として設定できませんので、研究費の配分はできません。

詳細については、公募要領をご参照ください。

公募期間

令和5年1月23日(月) ~ 令和5年2月22日(水) 12時00分00秒【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続きも必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。

公募説明会

公募説明会は開催いたしません。

応募方法

応募は、e-Rad(府省共通研究開発管理システム)を通じて申請します。
研究開発代表者が応募に必要な書類を指示されたファイル形式でe-Radへアップロードします。
詳細は、公募要領の「第5章 提案書等の作成・提出方法」の記載を確認の上、作成願います。
やむを得ない事情等で承諾書の公印が受領できない場合は、事前に連絡してください。
公募期間終了後の問い合わせは対応しかねます。

提出書類

No. 必須/任意 必要な提案書類 備考
1 必須 (様式1)研究開発提案書 PDFファイル/e-Radによる提出
2 必須 承諾書の写し(代表機関)
(公印必須)

PDFファイル/e-Radによる提出
3 該当する場合は必須 ヒト全ゲノムシークエンス解析プロトコール様式 ※ヒト全ゲノムシークエンス解析を実施する場合

PDFファイルで作成し、e-Radへ提出(添付)してください。紙媒体による郵送は不要ですが、採択可否の通知があるまで、公印押印済みの承諾書原本は保管してください。
アップロードできる1ファイル当たりの最大容量は15MBです。

研究者情報の登録

応募する「研究開発代表者」は①研究者番号、②ログインID、③パスワードが必要となります。研究機関に所属している研究者の情報は研究機関が登録します。なお、過去に科学研究費補助金制度などで登録されていた研究者情報は、既にe-Radに登録されています。研究者番号等を確認の上、所属情報の追加を行ってください。研究機関に所属していない研究者の情報は、文部科学省の府省共通研究開発管理システム(e-Rad)運用担当で登録します。
「研究機関登録」と「研究開発分担者の研究者番号」の取得には2~3週間かかる場合があります。十分な時間的余裕を持って手続きいただきますようご注意申し上げます。

所属機関の承認

「研究開発代表者」から所属機関にe-Radで申請した段階では応募は完了していません。必ず所属機関の承認の手続きを行ってください。

応募先

公募期間・選考スケジュール

本事業における提案書類の受付期間・選考スケジュールは、公募開始時点で以下のとおり予定しています。

提案書類の受付期間・選考スケジュール
提案書類受付期間 令和5年1月23日(月)~
令和5年2月22日(水)【12時00分】(厳守)
書面審査 令和5年2月下旬~令和4年3月下旬(予定)
ヒアリング審査 令和5年4月5日(水)
採択可否の通知 令和5年4月下旬(予定)
研究開発開始(補助金交付決定等)日 令和5年5月中旬(予定)

資料

掲載日 令和5年1月23日

最終更新日 令和5年2月20日