医療機器研究開発課 官民による若手研究者発掘支援事業

基本情報

分野 医療機器・ヘルスケアプロジェクト
事業年度 令和2年4月~令和7年3月
開発フェーズ 基礎的
お問い合わせ先
医療機器・ヘルスケア事業部 医療機器研究開発課
TEL: 03-6870-2213
E-mail: W-kiki"AT"amed.go.jp
備考:

(※E-mailアドレスは”AT”の部分を@に変えてください。)

概要

わが国の健康・医療戦略では、基礎からのシーズを臨床研究及び治験を経て、革新的な医療機器として、より早く医療現場に届けるための事業・イノベーションの創出を推進することが掲げられています。一方、医療機器として上市に至るには、優れたシーズであるだけでなく、製品化ニーズ、臨床ニーズとの合致に加え、医療機器として具備すべき安全性・有効性、治験対応、品質マネジメントシステムなど規制への対応、その医療機器としての事業性など、さまざまな要件を備えなければなりません。すなわち、医療機器・システムの開発を行う際には、基礎研究フェーズの段階から、後の製品化を見据えながら医療機器として必要なさまざまな要件を理解した上で医療機器開発を進めることが重要です。

持続的な医療機器の研究開発のためには、特に次世代を担う研究者が、自らの専門知識のみならずこれらの要件を幅広く理解し、自らの医療機器の研究開発に反映しながら取り組むことが必要です。

そこで本事業では、基礎的な開発フェーズの課題を提案可能な大学等の研究者を対象として、医療機器の研究開発を支援します。内容としては開発サポート機関が、教育プログラムや開発をエコに進めるためのメンタリングなどの支援を実施し、多角的な観点を踏まえた医療機器の研究開発を推進します。

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事業の概要

予算額

令和2年度 4億円
令和3年度 4億円
令和4年度 4億円
令和5年度 4億円

事業内容

研究開発課題は、主として物理・化学的現象の探索を行う医療機器研究開発(令和2年度採択 医療機器開発研究-1)、主として要素技術開発を行う医療機器研究開発(令和2年度採択 医療機器開発研究-2、令和3-5年度採択 医療機器開発研究)、医療機器開発研究課題の支援を行う開発サポートの3課題となります。

事業の推進方法

PS(プログラムスーパーバイザー)およびPO(プログラムオフィサー)を置き、事業運営を行います。

PS、PO

PS
高山 修一(医療機器センター 上級研究員)
PO
佐久間 一郎(東京大学 教授)
花木 秀明(北里大学 教授)

研究費

  • 令和2年度採択 医療機器開発研究-1、-2:1,500万円程度/年(間接経費含まず)
  • 令和3年度採択 医療機器開発研究:1,300万円程度/年(間接経費含まず)
  • 令和4年度採択 医療機器研究開発:1,350万円以下/年(間接経費含まず)
  • 令和5年度採択 医療機器研究開発(小児・成育、治療、医療機器):上限900万円~1,100万円(間接経費含まず)
  • 開発サポート:4,600万円程度/年(間接経費含まず)

研究開発実施予定期間

  • 令和2年度採択 医療機器開発研究-1、-2:令和2年度~令和3年度
  • 令和3年度採択 医療機器開発研究:令和3年度~令和4年度
  • 令和4年度採択 医療機器開発研究:令和4年度~令和5年度
  • 令和5年度採択 医療機器研究開発(小児・成育、治療、医療機器):令和5年度~令和6年度
  • 開発サポート:令和2年度~令和6年度

事後評価報告

事後評価報告については、以下のリンクよりご覧ください。

最終更新日 令和5年10月4日