イベント 平成30年2月27日 公開シンポジウム「サイレントキラー・慢性炎症はどこまでわかったか?」開催のお知らせ

平成29年12月22日 開催案内

開催概要

慢性炎症はサイレントキラーとも言われ、気付かぬうちに体内で進行し、がん、動脈硬化、糖尿病、アルツハイマー病や多発性硬化症など、多くの疾患の発症・進行を促進させ、われわれのからだに取り返しのつかない病的状態をもたらす大きな原因であることが近年明らかになってきました。これに対して、平成22年度にCREST「炎症の慢性化機構の解明と制御に向けた基盤技術の創出」研究開発領域が発足しました。そして、100以上もの応募があった中から選ばれた17の研究チームが、万病のもとである「慢性炎症」に研究の焦点を定め、炎症が慢性化する機構を明らかにし、慢性炎症を早期に検出し、制御し、消退させ、修復する基盤技術を創出することを目指して、活発に研究を進めてきました。この研究プロジェクトは本年度をもって終了しますが、それを前に、慢性炎症研究がどこまで進んだのか?新しい炎症制御技術が出てきたのか?そして何が今後の課題なのか?などについて、広く領域外の方々に知っていただくことを目的に、今回、本シンポジウムを開催いたします。

このシンポジウムでは、9研究チームが口頭発表を行い、それぞれの研究成果を一般向けにわかりやすく解説します。さらに、全17研究チームがポスター発表により、自らの研究成果によって、慢性炎症の何が明らかになり、何が今後解明すべき点として残っているかを視覚的に明示することを試みます。

慢性炎症の予防、制御が可能になれば、慢性炎症によって誘導される種々の疾患の発症を未然に防ぐことが可能になり、病気が始まってから治療をするのではなく、その発症に先立ち診断、対処ができる「高齢社会に必要な先制医療」の礎を築くことができます。21世紀末には世界の多くの国で、未だ経験したことのないような超高齢社会となることが予想されていますが、このような先制医療の礎を築くことにより、人々が健やかに老いることが可能になり、等しく健康で長寿を全うできる社会の形成に大きく資することになるはずです。これらのことを念頭に置きながら、このシンポジウムがAMED-CRESTによる慢性炎症研究の最先端を知っていただくための良い機会となり、参加者の皆さまにより活発な議論が繰り広げられることを期待します。

 

開催概要

名称

公開シンポジウム「サイレントキラー・慢性炎症はどこまでわかったか?」

会期

平成30年2月27日(火) 10時00分 ~17時20分

会場

東京国際フォーラム ホールD7(東京都千代田区丸の内3丁目5番1号)

対象

研究者の方、一般の方、企業の方

定員

200名(事前申し込み先着順)

参加費

無料

主催

国立研究開発法人 日本医療研究開発機構

プログラム

開会挨拶
  • 宮坂 昌之 研究開発総括(大阪大学 未来戦略機構 特任教授)
セッション1. 粘膜と慢性炎症
  • 「気道粘膜における炎症の慢性化と制御法」
    中山 俊憲(千葉大学 大学院医学研究院 教授)
  • 「腸管粘膜における炎症の慢性化と制御法」
    清野 宏(東京大学 医科学研究所 所長、教授)
セッション2. 環境応答、がんと慢性炎症
  • 「環境応答破綻と炎症の慢性化」
    山本 雅之(東北大学 大学院医学系研究科 教授)
  • 「がんの発生、進展における慢性炎症の役割」
    大島 正伸(金沢大学 がん進展制御研究所 教授)

昼食休憩

ポスターセッション
AMED-CREST「慢性炎症」領域の参加チームによる研究成果発表

セッション3. 分子の立場から見た慢性炎症
  • 「プロスタグランジンを引き金とする炎症の慢性化とその制御」
    成宮 周(京都大学 大学院医学研究科 特任教授)
  • 「慢性炎症関与分子群の構造とその機能制御」
    濡木 理(東京大学 大学院理学系研究科 教授)
セッション4. 免疫・アレルギーと慢性炎症
  • 「炎症慢性化につながるドミノ倒しとその制御」
    熊ノ郷 淳(大阪大学 大学院医学系研究科 教授)
  • 「制御性T細胞と炎症制御」
    坂口 志文(大阪大学 免疫学フロンティア研究センター 特任教授)
  • 「自然免疫の制御による炎症制御」
    竹内 理(京都大学 ウイルス・再生医科学研究所 教授)

閉会挨拶

参加申し込み

参加のお申し込みは下記「参加申し込みフォーム」よりお申し込みください。

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お問い合わせ先

宛先 国立研究開発法人日本医療研究開発機構 基盤研究事業部 研究企画課  
Tel 03-6870-2224(9時30分~17時00分、土日祝は除く)
Fax 03-6870-2246
E-Mail kenkyuk-ask "AT" amed.go.jp  ※E-mailは上記アドレス "AT" の部分を@に変えてください。