ヘルスケア研究開発課 医療機器等における先進的研究開発・開発体制強靭化事業(ロボット介護機器開発等推進事業)事後評価結果(令和4年度終了課題【開発補助】)

1.事後評価の目的

研究開発課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を明らかにし、今後の研究開発成果等の展開及び事業の運営の改善に資することを目的とする。

2.課題評価委員会

開催日:令和5年7月18日

3.課題評価委員

4.評価項目

①研究開発達成状況
  • 研究開発計画に対する達成状況はどうか
②研究開発成果
  • 予定していた成果が着実に得られたか
  • 成果は介護分野や高齢者支援分野の進展に資するものであるか
  • 成果は新技術の創出に資するものであるか
  • 成果は社会的ニーズへ対応するものであるか
  • 必要な知的財産の確保がなされたか
③実施体制
  • 研究開発代表者を中心とした研究開発体制が適切に組織されていたか
  • 十分な連携体制が構築されていたか
④今後の見通し
  • 今後、研究開発成果のさらなる展開が期待できるか
⑤事業で定める項目及び総合的に勘案すべき項目
  • 介護ソリューション視点で検討した介護現場のニーズに基づいているか
  • 本事業の関連分野に関する知見を有しているか
  • 事業化を見据えた計画となっているか
  • 実現可能性と効果の大きさが明確か
  • 生命倫理、安全対策に対する法令等を遵守していたか
⑥総合評価 ①~⑤を勘案しつつこれらと別に評点を付し、10段階評価により総合評価をする。

 

5.事後評価対象課題

開始年度 終了年度 研究開発代表者 研究開発機関名 職名 研究開発課題名
2020 2022 中西 敦士 トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社 代表取締役 小型超音波測定器を用いた排便予測機器の研究開発
2021 2022 安川 徹 エイアイビューライフ株式会社 代表取締役 自立支援を目的としたオンライン在宅見守りシステムに関する研究開発
2021 2022 山内 武志 株式会社コガネイ 主任技術員 空圧人工筋肉Pneumuscleを搭載した腰部補助スーツに関する研究開発

6.総評

令和2年度採択の1課題、令和3年度採択の2課題を対象に、課題評価委員会による書面審査およびヒアリング審査による評価を行った。その後、総合討論を行い、課題評価委員会としての評価結果を確定した。総合評点の結果は、2課題が「良い」、1課題が「やや良い」と評価された。
委員より出された意見の集約結果については、事後評価通知文として研究開発代表者に通知した。

最終更新日 令和5年9月15日