国際戦略推進部-国際企画課 『医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 Interstellar Initiative』の令和元年度終了課題 事後評価結果について

事後評価結果

医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業Interstellar Initiativeにおける事後評価結果(令和元年度終了課題)を公表します。

1.事後評価の目的

事後評価は、研究開発課題等について、研究開発の実施状況、研究開発成果等を評価し、今後の研究開発成果等の展開及び事業運営の改善に資することを目的として実施します。

2.対象課題

別紙1のとおり

3.評価タイムライン

書面評価 :令和2年9月9日~10月9日
評価委員会:令和2年10月15日

4.課題評価委員

別紙2のとおり

5.評価項目

別紙3のとおり

6.総評

本事業は、次世代を担う日本の若手研究者が世界各国の若手研究者とネットワークを構築し、国際的かつ学際的な視点から医療分野の研究開発における革新的な新規シーズ創出、研究計画を立案することを目的としている。
事後評価の評価項目である研究計画達成状況、国際グラントへ提案する共同研究計画の内容、実施体制、今後の見通し等を総合的に評価した。10チーム中8チームは、「予定通り進捗し成果が得られた」以上とされ、一定の評価が得られた。全米医学アカデミー(NAM)のHealthy Longevity Grand Challenge への挑戦、その他の国際研究グラントへ応募済みまたは応募予定の課題もあり、高く評価された。
一方で、チーム一丸となっての活動が乏しいチーム、国際研究グラントへの応募をしない旨を報告書に記載したチームについては、評価が低かった。メンバーが個別に活動するのではなく、チームが一丸となって同じ方向を向くことがグラント応募や成果導出に必要であろう。
チームの一体性や活動量は、チーム編成に依ることも考えられる。別の編成での活動の機会として、今後は、過去参加者から成るAlumni の活用を検討したい。

最終更新日 令和6年5月31日