公募情報 平成27年度 「長寿科学研究開発事業」「認知症研究開発事業」「障害者対策総合研究開発事業」に係る採択課題の決定
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等,該当なし |
分野 | 健康・医療戦略の推進に必要となる研究開発 |
お問い合わせ先 |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
戦略推進部 脳と心の研究課
国立研究開発法人日本医療研究開発機構は、「長寿科学研究開発事業」「認知症研究開発事業」「障害者対策総合研究開発事業」における委託先について、採択課題を決定しましたので、お知らせします。
「長寿科学研究開発事業」は介護予防や要介護度の重度化予防や介護労働者の負担軽減、高齢者個人に着目した疾病・障害対策に係る研究を推進しています。さらに自助・互助により介護予防に取り組む地域づくりに関する研究も支援しています。
「認知症研究開発事業」では認知症の早期発見、早期介入、そして根本的治療を目指し、病因の根本的な解明や、予防法、根本的治療法、客観的診断法やバイオマーカーの開発、また、これら臨床研究の推進を円滑に行うための支援研究などを支援します。
「障害者対策総合研究開発事業」は障害者の地域社会における共生の実現及び障害者の総合的な保健福祉の向上のため、障害者の社会的障壁の除去につながる技術開発、環境づくりに資する研究の開発を行います。
採択する課題は各事業の課題評価委員会(別紙)にて厳正な審査を行いました。採択課題は次のとおりです。
研究開発項目 | 代表提案機関 | 研究開発課題名 |
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<長寿科学研究開発事業>地域づくりによる介護予防を推進するための研究 | 国立大学法人千葉大学 | 地域づくりによる介護予防を推進するための研究 |
<認知症研究開発事業>①プレクリニカル期におけるアルツハイマー病に対する客観的画像診断・評価法の確立を目指す研究 | 公立大学法人大阪市立大学 | プレクリニカル期におけるアルツハイマー病に対する客観的画像診断・評価法の確立を目指す臨床研究 |
<認知症研究開発事業>②認知症の予防法等の確立を目指し、大規模コホート研究を全国展開するための基盤に関する研究 | 国立大学法人九州大学 | 健康長寿社会の実現を目指した大規模認知症コホート研究の創設 |
<障害者対策総合研究開発事業>①進行したALS患者等を含む障害者のコミュニケーション支援機器の開発 | 独立行政法人国立病院機構新潟病院 | 進行したALS患者等を含む障害者のコミュニケーション支援機器の開発 |
<障害者対策総合研究開発事業>②体温調整が困難な頸髄損傷者等の障害者に対する運動中の体温調整システムの開発 | 国立障害者リハビリテーションセンター | 体温調整が困難な頸髄損傷者等の障害者に対する運動中の体温調整システムの開発 |
- 参考URL
平成27年度厚生労働科学研究給費補助金公募要項
掲載日 平成27年8月25日
最終更新日 平成27年8月25日