公募情報 平成27年度 「統合医療」に係る医療の質向上・科学的根拠収集研究事業[2次公募]採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,観察研究等,該当なし |
分野 | 健康・医療戦略の推進に必要となる研究開発 |
お問い合わせ先 |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、『平成27年度「統合医療」に係る医療の質向上・科学的根拠収集研究事業[2次公募]』について、課題評価委員会において厳正な審査を行った結果、下記の通り決定いたしましたのでお知らせ致します。
統合医療に対する研究事業の方向性
統合医療については、厚生労働省において、平成24年3月から「「統合医療」のあり方に関する検討会」が開催され、平成25年2月には「これまでの議論の整理」がとりまとめられました。この中で統合医療とは「近代西洋医学を前提として、これに相補・代替療法や伝統医学などを組み合わせてさらにQOL(Quality of Life:生活の質)を向上させる医療であり、医師主導で行うものであって、場合により他職種が共同して行うもの」と定義されています。一方で、統合医療については、患者・国民や医療界において未だ共通認識が確立していない状況にあること、その療法は多種多様であるが故に安全性・有効性に関する科学的根拠が求められることを踏まえ、本事業では安全性・有効性等に関する科学的根拠を収集するための研究等を行うこととしています。
また、本事業では、統合医療に関する科学的知見を収集するとともに、得られた研究成果について、適宜加工の上、平成25年度から行っている「「統合医療」に係る情報発信等推進事業」を通じて広く情報発信を行っています。
採択課題(3件)
研究開発課題名 | 機関名 | 研究開発代表者名 | 職名 |
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薬物乱用頭痛における抑肝散の有効性の検討 | 埼玉医科大学 | 荒木 信夫 | 教授 |
研究開発課題名 | 機関名 | 研究開発代表者名 | 職名 |
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がん治療による有害事象に対する統合医療的介入の検討―頭頸部がん放射線療法による口腔乾燥症に対する検討― | 大阪大学 | 伊藤 壽記 | 特任教授 |
研究開発課題名 | 機関名 | 研究開発代表者名 | 職名 |
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統合医療としてのヨガの有用性と安全性に関する研究 | 九州大学 | 岡 孝和 | 准教授 |
掲載日 平成27年8月28日
最終更新日 平成27年8月28日