公募情報 令和4年度 「成育疾患克服等総合研究事業」の採択課題について

基本情報

公募の段階 採択
開発フェーズ 応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,観察研究等
分野 医薬品プロジェクト,ゲノム・データ基盤プロジェクト,成育
お問い合わせ先
ゲノム・データ基盤事業部 医療技術研究開発課 成育疾患克服等総合研究事業 公募担当
住所: 100-0004 東京都千代田区大手町1-7-1 読売新聞ビル22F 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
E-mail: birthday-ask”AT”amed.go.jp(E-mailは”AT”の部分を@に変えてください。)
備考:
※お問い合わせはE-mailでのみ受け付けます。
※件名に【成育疾患】と記載してください。

採択内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、令和4年度「成育疾患克服等総合研究事業」に係る公募について、本事業の課題評価委員会(別紙)において厳正な審査を行った結果、下記のとおり採択課題を決定いたしました。

1.先制医療実現に向けた周産期臨床研究開発等の推進

1-1 周産期・小児期の医師主導治験、特定臨床研究等医薬品の研究開発

研究開発課題名 所属機関 研究開発代表者 役職
プラバスタチンによる妊娠高血圧症候群発症の予防のための安全性試験 東京大学 熊澤 惠一 講師
未熟児動脈管開存症に対するアセトアミノフェン静注療法に関する研究開発 埼玉医科大学 難波 文彦 准教授

1-2 新生児の疾患重症化予防に資する早期診断法の研究開発

研究開発課題名 所属機関 研究開発代表者 役職
新生児低酸素性虚血性脳症の早期重症度診断法の開発 国立精神・神経医療研究センター 伊藤 雅之 室長

1-3 母子感染に関する分娩や児へのリスク評価とその予防法の検討

研究開発課題名 所属機関 研究開発代表者 役職
母子感染のリスク評価と先天性感染の新たな診断・予防法の開発研究 日本大学 森岡 一朗 教授

2.乳幼児・学童・思春期のレジリエンス向上等に関わる効果的な早期介入法の開発

2-1 虐待予防に関するアルゴリズム開発

採択課題なし

2-2 学童・思春期におけるプレコンセプションケアに関する課題解決に向けたツールの開発

研究開発課題名 所属機関 研究開発代表者 役職
学童・思春期のプレコンセプションケアを促進するデジタルツールの研究開発 愛媛大学 檜垣 高史 教授

2-3 新生児・乳幼児期における感覚器スクリーニング法の研究開発

研究開発課題名 所属機関 研究開発代表者 役職
新生児・乳幼児の視覚聴覚二重障害に対する遺伝学的スクリーニングの研究開発 国立病院機構東京医療センター 松永 達雄 部長

2-4 学童・思春期におけるこころの問題に関する予防・診断法の研究開発

研究開発課題名 所属機関 研究開発代表者 役職
思春期のメンタルヘルス診断・予防的支援としてのICTを活用した「こころの学校健診」開発研究 国立病院機構南和歌山医療センター 土生川 千珠 医長

2-5 学童・思春期に発症する疾患の予防・診断法の研究開発

研究開発課題名 所属機関 研究開発代表者 役職
小児生活習慣病予防健診を活用した家族性高コレステロール血症のこどもとおとなのフォローアップ体制の確立と診断・動脈硬化進展予測のためのmiRNA発現パネルの開発 香川大学 南野 哲男 教授

3.不妊症の解明と質の高い生殖補助医療の開発

3-1 不妊症(不育症含む)に関する診断・治療法の研究開発

研究開発課題名 所属機関 研究開発代表者 役職
体外受精卵(胚)の着床率向上を目的とした胚のタイムラプス画像機械学習に基づく良好胚および正常核型胚スクリーニング法の開発 山口大学 杉野 法広 教授
ナノスーツ法による精子形態評価の機械学習アルゴリズムの開発 浜松医科大学 宗 修平 特任助教

3-2 生殖補助の質向上に資する検査・治療法の研究開発

研究開発課題名 所属機関 研究開発代表者 役職
生殖補助医療における出生児の長期予後と新規医療技術の影響に関する研究 徳島大学 苛原 稔 研究部長
子宮内膜分子解析と人工知能による着床障害の診断ストラテジーの確立 東京大学 廣田 泰 准教授

評価経過情報

公募期間 令和3年12月16日~令和4年1月12日
会合審査・ヒアリング審査実施日 令和4年3月1、2日
課題番号 申請数 書面評価通過数 採択数
1-1 3 3 2
1-2 6 3 1
1-3 5 2 1
2-1 0 0 0
2-2 1 1 1
2-3 2 2 1
2-4 3 2 1
2-5 7 2 1
3-1 6 4 2
3-2 3 2 2

掲載日 令和4年3月18日

最終更新日 令和4年3月18日