公募情報 令和6年度 「革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST、PRIME)」の採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 基礎的 |
分野 | シーズ開発・研究基盤プロジェクト,がん,生活習慣病,精神・神経疾患,老年医学・認知症,難病,成育,感染症,その他の疾患 |
お問い合わせ先 |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、令和6年度「革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST、PRIME)」について、課題評価委員会(別紙)において厳正な審査を行った結果、下記のとおり採択課題を決定いたしました。
※各課題の公表内容は採択時の情報を掲載しております。
「性差・個人差の機構解明と予測技術の創出」研究開発領域
ユニットタイプ(AMED-CREST)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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健康寿命の個体差・性差の分子基盤の理解と予測技術の創出 | 石谷 太 | 大阪大学 | 教授 |
深層学習による性差・個体差を生み出す細胞微小環境の解明と制御 | 島村 徹平 | 東京医科歯科大学 | 教授 |
両親より受け継ぐ遺伝形質の性差解明に向けての多層オミクス解析とその肥満体質・糖尿病リスク予測への応用 | 鈴木 穣 | 東京大学 | 教授 |
循環器疾患における分散連合学習可能なデータ流通基盤による予測モデル構築及びオミクス解析に基づく新規治療法開発 | 宮川 繁 | 大阪大学 | 教授 |
マルチスケールリズムの相互作用に伴う性依存的な生体変調機序の統合理解と予測技術への応用 | 安尾 しのぶ | 九州大学 | 教授 |
ソロタイプ(PRIME)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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静的・動的オミクス融合が駆動する循環器多因子疾患システムの解明と先制医療の実現 | 伊藤 薫 | 理化学研究所 | チームリーダー |
飽和変異MPRAによる遺伝子発現制御領域の1塩基解像度機能解析と予測 | 井上 詞貴 | 京都大学 | 特定准教授 |
次世代プロテオームシーケンサーで実現する単一細胞時空間プロテオミクス | 金尾 英佑 | 京都大学 | 助教 |
ヒト集団をミニチュアライズした実験系と時系列マルチオミクスが駆動する個人差研究 | 小嶋 将平 | 理化学研究所 | 基礎科学特別研究員 |
A-to-I RNA編集の個体差に関する研究開発 | 櫻井 雅之 | 東京理科大学 | 准教授 |
オミクス背景の個人差・性差に依拠した肺がん進展予測プラットフォーム構築に関する研究開発 | 鈴木 絢子 | 東京大学 | 准教授 |
深層学習を用いた機能的結合解析法の開発と個人特性・精神神経疾患の推定 | 近添 淳一 | 株式会社アラヤ | チームリーダー |
造血クローン多様性の個体差が生む心不全発症メカニズムの解明 | 中山 幸輝 | 東京大学 | 助教 |
多様な性染色体状態に起因する細胞性差機構の理解 | 横林 しほり | 理化学研究所 | チームリーダー |
TE挿入多型による個人差に基づく精密層別化治療 | 吉見 昭秀 | 国立がん研究センター | 分野長 |
「ストレスへの応答と疾病発症に至るメカニズムの解明」研究開発領域
ユニットタイプ(AMED-CREST)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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皮膚における生活環境ストレスマーカーの探索とアトピー性皮膚炎の層別化医療への展開 | 椛島 健治 | 京都大学 | 教授 |
疾病発症につながる代謝ストレス及び社会的ストレスに抗する運動模倣性メカニカルストレスの作用機序解明に基づく病因・病態の理解 | 澤田 泰宏 | 国立障害者リハビリテーションセンター | 臨床研究開発部長 |
リソソームストレス応答の破綻による神経・筋疾患発症機序の解明と超早期バイオマーカー開発 | 中村 修平 | 奈良県立医科大学 | 教授 |
肺胞幹細胞ストレスに起因する特発性肺線維症の早期分子経路の解明と治療薬の創製 | 森本 充 | 理化学研究所 | チームリーダー |
ソロタイプ(PRIME)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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ストレスマーカーのリアルタイム・マルチモニタリングに向けた超小型バイオセンサの開発 | 足立 大宜 | 京都大学 | 特定研究員 |
ストレスに対する情動反応の神経回路の解明と制御:非ヒト霊長類におけるうつ様状態の制御 | 雨森 賢一 | 京都大学 | 特定拠点准教授 |
妊娠・発達期複合炎症ストレスに起因する精神疾患症状・学習障害の疾患関連免疫細胞を標的とした治療法の研究開発 | 大槻 元 | 京都大学 | 特定教授 |
温度ストレスに対する微少金属イオンによる耐性制御 | 久原 篤 | 甲南大学 | 教授 |
脂肪組織の代謝ストレスによるエネルギー制御破綻の解明と治療法の開発 | 阪口 雅司 | 熊本大学 | 助教 |
ストレスメモリーによる炎症の慢性化と拡大のメカニズム解明とストレスセンシングの可視化 | 柴田 彩 | 東京大学 | 准教授 |
ストレスと臓器線維化をつなぐエネルギー恒常性機構破綻の病態解明と臨床応用 | 蘇原 映誠 | 東京医科歯科大学 | 准教授 |
毛髪一本からメンタル状態を把握するナノ微粒子質量分析イメージング技術開発 | 平 修 | 福島大学 | 教授 |
社会ストレスに対する生体ネットワーク統合情報研究 | 中井 信裕 | 神戸大学 | 特命助教 |
核内 RNA 隔離ストレスによる神経変性メカニズムの解明 | 矢吹 悌 | 熊本大学 | 准教授 |
「根本的な老化メカニズムの理解と破綻に伴う疾患機序解明」研究開発領域
ユニットタイプ(AMED-CREST)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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鉄による細胞・個体老化誘導機構の解明とその制御 | 岩井 一宏 | 京都大学 | 教授 |
生体イメージングと AI 解析による早期加齢変容・進展機構の解明 | 菊地 和 | 国立循環器病研究センター | 部長 |
細胞老化の根本的原理の理解に基づいた革新的診断・治療戦略の開発 | 高橋 暁子 | がん研究会 | 部長 |
ソロタイプ(PRIME)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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老化造血システムのミトコンドリア標的療法の開発 | 石津 綾子 | 東京女子医科大学 | 教授 |
異常タンパク蓄積とリソソーム恒常性低下による神経老化の機構解明と克服に関する研究 | 角田 渓太 | 大阪大学 | 特任助教(常勤) |
マイトファジーによる加齢関連細胞変容の防御機構解明と応用 | 片浦 哲志 | 筑波大学 | 助教 |
加齢造血幹細胞の代謝可塑性制御機構を標的とした機能回復 | 小林 央 | 東北大学 | 准教授 |
酸素応答性代謝制御系PNPO-PLPの老化・加齢関連疾患における機能解析 | 関根 弘樹 | 東北大学 | 准教授 |
微小核伝播によるミクログリア変容と脳老化血管への影響 | 鶴田 文憲 | 筑波大学 | 助教 |
プロテアソームの老化変容機構解明と老化制御への応用 | 濱崎 純 | 東京大学 | 講師 |
腎臓DNA損傷を起点としたクローン性造血がもたらす老化メカニズムの解明 | 林 香 | 慶應義塾大学 | 教授 |
細胞老化に伴って生じる老化特異的リボソームと核小体変容メカニズムの解明 | 吉川 治孝 | 徳島大学 | 助教 |
メカノバイオロジーから迫る骨細胞老化機構とその病態生理学的意義の解明 | 吉本 哲也 | 広島大学 | 研究員 |
「免疫記憶の理解とその制御に資する医療シーズの創出」研究開発領域
ユニットタイプ(AMED-CREST)
研究開発課題名 | 研究開発代表者 | 所属機関 | 役職 |
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ヒト肝臓免疫応答の解明と新たな治療ターゲットの開発 | 上野 英樹 | 京都大学 | 教授 |
集団・個体・一細胞解像度オミクス解析による免疫記憶の「導入・蓄積・消失」ダイナミクス解明 | 岡田 随象 | 東京大学 | 教授 |
ヒト免疫記憶の年齢差・個人差の理解と制御法の開発 | 濱崎 洋子 | 京都大学 | 教授 |
評価経過情報
公募期間 | 令和6年4月9日(火)~令和6年5月28日(火)正午(日本時間) |
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会合審査日・面接 (ヒアリング審査)実施日 |
「性差・個人差の機構解明と予測技術の創出」研究開発領域 |
個人差 | ストレス | 老化 | 免疫記憶 | |||||
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AMED- CREST |
PRIME | AMED- CREST |
PRIME | AMED- CREST |
PRIME | AMED- CREST |
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申請数 | 55 | 108 | 51 | 126 | 33 | 93 | 19 | |
書面審査通過数 | 10 | 20 | 10 | 22 | 8 | 23 | 8 | |
採択数 | 5 | 10 | 4 | 10 | 3 | 10 | 3 |
掲載日 令和6年9月17日
最終更新日 令和6年9月17日