平成30年12月9日(日)ステーションコンファレンス東京で市民公開講座「みんなで考える未来の血友病診療」が開催されました。
この市民公開講座は、AMEDエイズ対策実用化研究事業「HIV関連病態としての血友病の根治を目指した次世代治療法・診断法の創出」研究班の主催によるもので、患者や医療従事者、一般市民等90名近くが参加され、遠方からの参加もあり新しい治療への期待と関心の高さが感じられる会となりました。
講演は、下記の研究内容について報告されました。
- 「遺伝子治療・ゲノム編集治療への期待」
- 大森 司先生(自治医科大学 医学部 生化学講座 病態生化学部門)
- 「血友病診療から新しい治療薬をつくる」
- 嶋 緑倫先生(奈良県立医科大学 小児科)
- 「タンパク質の形を見て機能を考える」
- 濡木 理先生(東京大学大学院 理学系研究科)
- 「血友病の診断と遺伝子」
- 篠澤 圭子先生(東京医科大学 臨床検査医学科)
- 「軽症血友病や保因者の出血傾向」
- 松本 剛史先生(三重大学附属病院 輸血・細胞治療部)
- 「これまでの患者支援の経験から」
- 柿沼 章子先生(社会福祉法人はばたき福祉事業団)