AMED主催で開催してきた「バイオバンク連絡会※1」は、これまでの活動を受けて令和3年度より「AMEDゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)※2」の研究班主催の「バイオバンク オープンフォーラム」として継承されることとなりました。
バイオバンクの国際対応は喫緊且つ重要な課題です。海外バイオバンクが日本で利用されている現状における相互主義の課題もあり、また、日本人試料・情報が使われることは、それに適した医薬品の開発がされるか否かにも関わってくる問題です。そして、経済安全保障をめぐる論点が絡み、契約の困難さや事故時の対応など、多様な課題が山積しています。
繰り返し、いろいろな場で語られている問題を改めて整理し、議論を次のステップへと進めていくために、本フォーラムで議論します。国際対応を議論することは、世界の中における我が国のバイオバンク、そして私たち自身を再認識する機会となります。多くの方々から多面的な議論が行われることを期待します。
※1バイオバンク連絡会
※2AMEDゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(ゲノム医療実現推進プラットフォーム・ゲノム研究プラットフォーム利活用システム)