AMED創薬事業部が実施する創薬支援推進事業 創薬シーズ実用化支援基盤整備事業の一つである「キャタリストユニット」では、Translational Science や Regulatory Science に関するアカデミア、行政機関ならびに医療関連企業による論壇の場を提供することにより、互いのハーモナイズと振興を図ることを目的とした活動を行っております。
「第27回 Top Runners in TRS」では、猪頭 英里 先生(大阪大学大学院医学系研究科)にご講演いただきます。
【講演タイトル】
「腸内細菌代謝物−GPCRシグナルを介したヒト腸管における免疫応答の解明」
“Understanding immune responses in humans via the gut bacterial metabolite–GPCR axis”
【概要】
腸内細菌代謝物はGタンパク質共役型受容体(GPCR)を介して免疫細胞に多様な作用を及ぼすが、その全容は明らかになっていない。本講演では、iPS細胞やオルガノイドを用いた共培養システムを活用した、ヒトにおける代謝物−GPCR軸を介した免疫応答の解析事例について紹介する。
なお、当講演会はオンライン開催となります。