事業に関するお知らせ 橋渡し研究戦略的推進プログラム プロジェクトマネージャー育成Webシンポジウム記録の公開について

事業に関するお知らせ

橋渡し研究戦略的推進プログラムの「プロジェクトマネージャー育成に係る取組」において、令和3年3月18日に『アカデミア発 最先端医療開発の支援 ~大学病院で働く魅力~』と題したWebシンポジウムが開催されました。 この度、同シンポジウムの内容が小冊子にまとめられましたので公開いたします。

プロジェクトマネージャー育成に係る取組について

橋渡し研究戦略的推進プログラムにおいては、これまでに整備されてきた橋渡し研究支援拠点(※)の基盤を活用し、大学等発の有望なシーズを育成することで、革新的な基礎研究の成果を臨床研究・実用化へ効率的に橋渡しができる体制を我が国全体で構築し、革新的な医薬品・医療機器等をより多く持続的に創出することを目指しています。
このうち拠点間ネットワーク事業では、拠点間の連携を強化・推進することにより、研究開発の品質の向上や効率化を図ることを目的としており、研究支援者育成のための活動等を実施しています。
令和2年度には「プロジェクトマネージャー育成に係る取組」として、医療シーズ開発のうち主に非臨床フェーズの開発を担う、若手プロジェクトマネージャー(PM)の育成を開始しました。現在、初級PMとしての認定に向けて約20名の受講生が座学やOJTに取り組んでいます。
上記Webシンポジウムは、アカデミアにおけるARO(Academic Research Organization)の役割、及びそこで活躍するPMの業務への理解とその魅力を広く発信することを目的として開催されました。
これを契機にARO及びPMに対する理解が進み、PMを目指す方が増えることを期待しています。

※橋渡し研究支援拠点:北海道大学(分担機関:札幌医科大学、旭川医科大学)、東北大学、筑波大学、東京大学、慶應義塾大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、岡山大学、九州大学

Webシンポジウム詳細

目次
はじめに
伊藤達也(AMED 橋渡し研究戦略的推進プログラム
PM 育成プログラム/京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構)
Part1 シンポジウム
我が国発の創薬・医療機器開発における ARO への期待
稲垣 治(AMED 橋渡し研究戦略的推進プログラム プログラムオフィサー)
医薬品・医療機器開発における ARO の役割
名井 陽(大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部未来医療センター 教授) 
ARO と CRO の経験者から見た ARO―PM の業務
樋掛 民樹(千葉大学医学部附属病院 臨床試験部 モニター/スタディマネージャー)
製薬企業経験者から見た ARO―PM の業務
杉田 修(北海道大学病院 臨床研究開発センター 研究開発コーディネーター)
ARO における PM 業務の意義
清水 忍(名古屋大学医学部附属病院 先端医療開発部 准教授)
Part2 若手プロジェクトマネージャーによる座談会
Part3 橋渡し研究支援拠点一覧

お問い合わせ先

国立研究開発法人日本医療研究開発機構 シーズ開発・研究基盤事業部 拠点研究事業課
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-7-1 読売新聞ビル21F
Tel:03-6870-2229
Fax:03-6870-2246
E-Mail:rinsho-kakushin"AT"amed.go.jp
※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。

掲載日 令和3年11月9日

最終更新日 令和3年11月9日