拠点研究事業課 橋渡し研究戦略的推進プログラム(令和3年度終了)
基本情報
分野 | シーズ開発・研究基盤プロジェクト |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験 |
お問い合わせ先 |
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概要
AMEDが採択した全国10か所の橋渡し研究支援拠点の基盤を活用し、また臨床研究中核病院と連携することにより、産学連携、拠点内外の機関の研究課題を積極的に支援してシーズ育成能力を強化し、日本全体としてアカデミア等による革新的な基礎研究の成果を一貫して実用化に繋ぐ体制を構築します。橋渡し研究支援拠点では、自機関だけでなく他機関のシーズ発掘と育成も行っており、様々な開発段階にあるシーズを開発段階に応じてシーズA、B又はCに振り分け、拠点の機能を最大限に活かす研究支援を実施しています。また、これまでに構築してきた拠点間のネットワークを活かし、拠点間で連携して人材を育成する取組や、各拠点の好事例や課題を共有し、意見交換を行う取組等を実施しています。令和元年度には、異分野融合型研究開発推進支援事業として、医歯薬系分野以外の先端的技術の医療応用・実用化を目指したシーズの早期支援を開始しています。
評価・運営体制
プログラムスーパーバイザー(PS)
- 中西 洋一
- 北九州市立病院機構 理事長
プログラムオフィサー(PO)
- 稲垣 治
- 前 日本製薬工業協会医薬品評価委員会 運営委員会幹事
- 田代 聡
- 広島大学原爆放射線医科学研究所 所長・教授
橋渡し支援拠点及びシーズについて
本プログラムでは、医療法上の臨床研究中核病院等と連携して日本全体で橋渡し研究を推進する体制を強化・発展させ、日本発の革新的な医薬品・医療機器等をより多く持続的に創出することにより、世界一の健康長寿社会の実現に貢献することを目指し、橋渡し研究支援拠点として10機関の事業実施機関※1を採択しました。
橋渡し研究支援拠点においては、自機関だけでなく他機関のシーズ発掘と支援を行っており、様々な開発段階にあるシーズを開発段階に応じてシーズA、B及びCに振り分け、拠点の機能を最大限に活かす研究支援を実施しています。
- ※1事業実施機関:
- 北海道大学(分担機関:札幌医科大学、旭川医科大学)、東北大学、筑波大学、東京大学、慶應義塾大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、岡山大学、九州大学
革新的医療技術創出拠点 拠点一覧
フェーズに応じた戦略的シーズ開発
シーズA支援費 ※AMEDの補助事業で実施
拠点内外の優れた基礎研究成果を発掘し、特許出願に必要な研究と予算を見極めて「シーズ」に育てる初期段階については、拠点によって異なる目利きを活かすため、各拠点の裁量で実施できるように予算を配分しています。
シーズAへの応募における留意事項について
シーズB・シーズC ※AMEDの委託費で実施
拠点の「支援シーズ」のうち研究費支援を希望するシーズについて、拠点がAMEDに申請し、AMEDの課題評価委員会で採択しています。拠点は開発支援を行い、研究者はAMEDの委託費から支援に対する対価を支払うスキームです。橋渡し研究戦略的推進プログラムによる研究費支援課題、研究成果報告書については、AMED研究開発データベース(AMEDfind)に掲載されています。
拠点間ネットワーク
シーズの円滑な導出や実用化の加速のためには、個々の研究課題について適切な戦略の下、信頼性が確保されたデータを積み重ねていくことが重要です。拠点間ネットワークでは、これまでに構築してきた拠点間のネットワークを活かした取組を推進することにより、研究開発の品質の向上、効率化を目的としています。
拠点間ネットワークにおける各取組
- モニタリングに係る取組(平成29年~令和元年)
- 監査に係る取組(平成29年~令和元年)
- 細胞調製施設(CPC)に係る取組(平成29年)
- 拠点リソースの公開に係る取組(平成29年)
橋渡し研究戦略的推進プログラム「Aコンシェル(オンラインカタログ)システム」一般公開のお知らせ - 橋渡し研究に係るノウハウ共有・質の向上に係る取組(平成29年~令和3年)
- 人材育成に係る取組(平成29年~令和3年)
ジャパンバイオデザイン
Research Studio powered by SPARK
Translational Science and Medicine Training Program (TSMTP) - プロジェクトマネージャー育成に係る取組(令和2年~令和3年)
異分野融合型研究開発推進支援事業
医療実用化を目指した広範なシーズの育成や医学・歯学・薬学以外の先端技術・知識を利活用して医療イノベーションを推進し、異分野との融合シーズ(異分野融合型研究シーズ)の開発を支援するため、令和元年度に4拠点※2を採択して事業を実施しています。
本事業における「異分野」は、医学・歯学・薬学以外の広い分野を対象としており、医歯薬系分野以外との異分野融合による医療応用・実用化を目指したシーズの早期支援、開発研究者への教育の充実、研究開発過程での支援の質の向上を目的としています。
※2事業実施機関:東北大学、慶應義塾大学、京都大学、大阪大学
公募情報
現在、公募情報はありません。
ニュース
AMEDが支援する課題の研究成果として各研究機関が発表した資料は、2025(令和7)年 成果情報一覧をご覧ください。
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令和7年1月20日革新的医療技術創出拠点 拠点一覧(~令和3年度)
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イベント 令和5年3月31日革新的医療技術創出拠点 令和3年度成果報告会を開催しました
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イベント 令和5年2月21日革新的医療技術創出拠点 令和4年度成果報告会「革新拠点から広がる取組~基礎・臨床・実用化から患者・社会へ~」開催のお知らせ
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プレスリリース 令和4年5月17日ケタミンの即効性抗うつ作用に関わる新しいメカニズムを解明!
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イベント 令和4年3月14日革新的医療技術創出拠点 令和3年度成果報告会 開催のお知らせ
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プレスリリース 令和4年1月6日2つの合成mRNAスイッチを活用した純度の高い細胞選別システムの開発
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事業に関するお知らせ 令和3年11月9日橋渡し研究戦略的推進プログラム プロジェクトマネージャー育成Webシンポジウム記録の公開について
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イベント 令和3年10月7日革新的医療技術創出拠点 令和二年度成果報告会を開催しました
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プレスリリース 令和3年7月8日iPS細胞とマイクロ流体気道チップ技術を組み合わせて気道における線毛協調運動の構築と線毛機能不全症候群のモデル開発に成功―気道難治性疾患の原因究明の足がかりに―
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イベント 令和3年2月27日革新的医療技術創出拠点 令和二年度成果報告会 開催のお知らせ
評価結果
中間・事後評価
- 令和3年度事後評価(シーズB、シーズC)
- 令和3年度事後評価(橋渡し研究支援拠点、異分野融合型研究開発推進支援事業)
- 令和3年度事後評価(preB、シーズB、preC、シーズC)
- 令和2年度事後評価(preB、シーズB、preC、シーズC)
- 令和2年度中間評価(シーズB、シーズC)
- 令和元年度事後評価(シーズB、シーズC)
- 令和元年度中間評価(シーズB、シーズC)
- 令和元年度中間評価(橋渡し研究支援拠点、拠点間ネットワーク)
- 平成30年度事後評価(シーズB、シーズC)
- 平成30年度中間評価(シーズB、シーズC)
- 平成29年度事後評価(シーズB、シーズC)
最終更新日 令和5年3月8日