成果情報 小松雅明 新潟大学教授、佐藤俊朗 慶應義塾大学准教授が第14回(平成29年度)日本学士院学術奨励賞を受賞されました

平成30年2月16日成果情報

新潟大学医歯学系 小松雅明教授、慶應義塾大学医学部 佐藤俊朗准教授が、第14回(平成29年度)日本学士院学術奨励賞を受賞されました。
この賞は、若手研究者を顕彰して今後の研究を奨励することを目的として、平成16年に創設されました。受賞者は、独立行政法人日本学術振興会の日本学術振興会賞[1]受賞者の中から選ばれます。

小松教授の受賞は「選択的オートファジーの異常と消化器疾患発症機序の解明」に関する研究業績が評価されたものです。
小松教授はAMED事業「次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラム」の支援を受け、消化器疾患発症機序の解明に向けて、細胞内ストレス応答機構を標的とした分子標的薬の開発に関わる研究を推進されました。その研究成果として肝細胞がん細胞の増殖に関与する新たな創薬標的を明らかにするとともに、その選択的阻害化合物を見いだしています。

佐藤准教授の受賞は「オルガノイド培養技術の開発と疾患の病態解明への応用」に関する研究業績が評価されたものです。
佐藤准教授は、AMED事業「次世代がん研究シーズ戦略的育成プログラム」「次世代がん医療創生研究事業」の支援を受け、ヒト大腸がんの遺伝子変異をゲノム編集技術によって導入することを鍵とした、大腸がん幹細胞を標的とした治療モデルの構築に成功し、がん幹細胞治療を中心とした薬剤候補のスクリーニングが可能となりました。

用語解説

[1]日本学術振興会賞:
我が国の学術研究の水準を世界のトップレベルにおいて発展させるため、人文学、社会科学及び自然科学の全分野を対象として、学術上特に優れた成果をあげている、創造性に富み優れた研究能力を有する45歳未満の若手研究者に授与されています。

最終更新日 平成30年2月16日