トピックス ドイツ研究振興協会と医療分野における研究協力に関する覚書に署名

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日本医療研究開発機構(以下AMED、理事長 三島良直)は、ドイツ研究振興協会(以下DFG、会長 カティア・ベッカー、事務総長 ハイデ・アーレンス)と研究協力に関する覚書に署名しました。新型コロナウイルス感染予防のため、三島理事長はAMED本部(東京)で、またベッカー会長とアーレンス事務総長はDFG本部(ドイツ、ボン)で、それぞれ覚書に署名し、郵送にて取り交わしました(有効署名日12月8日)。

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覚書に署名を終えたDFGベッカー会長(左)とアーレンス事務総長(右)(写真左、© DFG Otto)と、AMED三島理事長(写真右)

本覚書では、両機関の連携により、共同プロジェクトの実施、共同セミナーの開催、人材交流などを通じて日独の医学研究開発を推進していくことに合意しています。

AMED とDFGは、平成31年(2019年)3月にドイツ・チュービンゲンにて合同ワークショップを開催し、神経科学分野における共同研究を推進するための議論を行い、令和2年(2020年)3月には同分野において共同研究を行うことで合意しました。その後、令和3年(2021年)より、AMEDは医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)※1において、DFGはプライオリティープログラム(SPP2041)※2において、日独共同研究(神経科学分野)を支援しています。支援は令和6年(2024年)までの3年間の予定です。

【注釈】
※1:AMED医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)
本事業は、相手国のファンディング機関と連携して共同研究を実施することにより、日本単独では解決できない国際共通的な課題を解決することを目的としています。
医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業(戦略的国際共同研究プログラム SICORP)

※2:DFGプライオリティープログラム(SPP2041)
本事業は、重要な新しいテーマに対して、複数の拠点が連携して取り組むことにより、科学と人文科学の進歩に明確な推進力を与えることを目的としています。SPP2041は、神経科学をテーマとしたプログラムです。
Deutsche Forschungsgameinschaft
 

(参考)
ドイツ研究振興協会(DFG):https://www.dfg.de/en/
ドイツ研究振興協会(DFG)日本代表部:https://www.dfg.de/jp/dfg_buero_japan/index.html
DFGはAMEDとの研究協力覚書に署名:https://www.dfg.de/en/dfg_profile/head_office/dfg_abroad/japan/reports/2022/221220_dfg_amed_moc/index.html

事業に関するお問い合わせ先

日本医療研究開発機構(AMED)
国際戦略推進部 国際戦略推進課
Tel:03-6870-2216
E-mail:international”AT"amed.go.jp
※Emailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。

最終更新日 令和4年12月21日