AMEDシンポジウム2017開催レポート AMEDシンポジウム2017開催レポート:会場アンケート結果紹介

(抄録)

会場アンケート結果紹介

「AMEDシンポジウム2017 医療研究がめざす未来の笑顔」ではご来場者にアンケートをお願いしました。ご回答いただきました261人のアンケートをまとめました。

参加者(回答者)のプロフィール

説明図・1枚目(説明は本文中に記載)
図1 参加者のプロフィール
※画像をクリックするとPDFファイルが表示されます

261人のうち男性192人、女性64人で男女割合はほぼ3対1、年齢層は50代の方々を中心に60代・40代の順で、この3つの年代層で全体の8割を占めました。

職業は一般の方々が2割強、次いで製薬業、研究者(企業及び大学)、公的機関、医療機器等製造関係者の順でした。製薬業や研究者にとどまらず、CROやIT医療系企業、医療機器メーカー、さらに患者会代表の方々まで、医療に関連するさまざまな職種や立場の方々のご参加がありました。

シンポジウムを知ったきっかけ、参加理由

シンポジウム開催の認知経路としてはインターネットが大半であり(160人)、次いで知人の紹介(51人)の順でした(複数回答の集計)。参加理由では「AMEDの事業内容に関心がある」(164人)、「AMEDの研究課題に関心がある」(126人)とAMEDの事業や研究への関心が参加のきっかけとなっていました。「講演者に関心がある」(148人)という回答結果も合わせて、AMEDからの発信型インターネット告知と情報拡散をより強化し、事業内容と課題に合った講演者を起用することが重要というご示唆をいただきました。

シンポジウムへの感想

総合評価として「大変良かった」「まあまあ良かった」の合計が96%と大変高い評価をいただきました。

自由回答では「講演者が講演内容を一般向け、専門家向けどちらにも焦点を合わせて誠意を感じた」(50代女性、行政職)、「患者会の方の意見もあってテーマが分かりやすかった」(40代女性、公的機関)、「山中伸弥先生だけでなくすべての講演が総じて分かりやすかった」(50代女性、一般)と内容面へ高い評価をいただきました。

その一方で、「一般の方への開催アピールをもっと行うべき」(40代男性、公的機関)、また「発表者がどうやってAMED事業に参画できたのかがわかればAMEDに申請しやすい」(50代男性、医療機器等製造業関係者)などAMEDの事業活動の啓発強化へのご要望もいただきました。

今後のシンポジウムへ期待すること

次回のシンポジウム参加意思では「参加したい」という回答者が92%を占めました。

自由回答では、「データベース、ビッグデータ、AIなどを特集したイベント」(20代男性、医療従事者)、「アカデミア研究者に向けた創薬研究の基礎セミナーの開催」(40代男性、大学研究者)などイベントに関すること、「製薬会社が希少疾病の創薬にビジネスとして取り組める制度」(40代男性、製薬業関係者)や「事業別に実用化のロードマップ・時期の目標の明示をしてほしい」(60代男性、製薬業関係者)などAMEDの事業運営に関するご意見がありました。また患者の立場から「家系に難病の人がいるのでコホート研究に参加したい」(40代女性、一般企業)という貴重なお申し出まで、幅広い回答を頂戴いたしました。

皆様の貴重なご回答及びご意見を、今後のAMEDのシンポジウム及び事業運営の改善に役立てたいと思います。ご回答をいただきました方々に厚く御礼申し上げます。

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最終更新日 平成29年10月17日