理事長記者会見 令和6年度 理事長記者説明会
第4回説明会(令和7年3月24日)
テーマ
AMED第2期の振り返りについて
概要
AMEDは、令和6年度第4回理事長記者説明会を開催しました。今回は、三島理事長より、「AMED第2期の振り返りについて」と題し、令和2年4月から令和7年3月までの5年間について、個別のエピソードやAMED第2期の実績を交えながら、AMED第2期を総括しました。
その後の質疑応答では、工学分野と医療分野の文化の違い、調整費の活用方法、AMED第2期の主な成果の捉え方、研究シーズの導出方法、研究者の環境整備、スタートアップの役割などに関しての質問等をいただきました。
AMEDは今後も、このような機会を設け、幅広く、情報発信を行ってまいります。
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三島良直 AMED理事長
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記者説明会の様子
資料
第3回説明会(令和7年2月27日)
テーマ
医療分野国際科学技術共同研究推進事業(先端国際共同研究推進プログラムASPIRE(アスパイア))の取組について
概要
AMEDは、令和7年2月27日に令和6年度第3回理事長記者説明会を開催しました。今回は、「医療分野国際科学技術共同研究推進事業(先端国際共同研究推進プログラムASPIRE)の取組」をテーマに、ASPIREの事業概要、運営、研究開発課題の内容および状況等について紹介しました。
はじめに、三島良直理事長が「国際頭脳循環を支援するASPIREプログラム」と題し、国際的に見た日本の科学技術の位置付けや研究力低下、人材の流動性、国際共同研究支援の規模など、ASPIREが創設された背景や経緯について説明しました。
次に、プログラムスーパーバイザーの須田年生卓越教授(熊本大学国際先端医学研究機構)が「医療分野国際科学技術共同研究開発推進事業先端国際共同研究推進プログラム(ASPIRE)」と題し、ASPIREの実施体制や実施フロー、研究領域、公募内容やその実績について説明しました。
続いて、2名の研究開発代表者が、研究開発課題の内容および状況について紹介しました。佐藤佳教授(東京大学医科学研究所)は「パンデミックの5W1Hを理解するための研究」、白髭克彦教授(東京大学定量生命科学研究所)は「東京大学-カロリンスカ研究所 国際拠点 UTokyo-KI LINK Lab」と題する研究開発課題について説明しました。
質疑応答では、国際頭脳循環と国際科学トップサークル参入の状況と課題、科学分野における地政学的変化への対応、研究成果の社会実装、他事業との差別化、などに関して質問がありました。
AMEDは今後も、このような機会を設け、幅広く、情報発信を行ってまいります。
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三島良直 AMED理事長
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(左)熊本大学国際先端医学研究機構 須田年生卓越教授
(右)東京大学医科学研究所 佐藤佳教授
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東京大学定量生命科学研究所 白髭克彦教授
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記者説明会の様子
資料
第2回説明会(令和6年12月9日)
テーマ
AI創薬分野におけるAMEDの取り組みと今後の展望
- AMED(第2期)におけるAI関連研究の俯瞰
- 2024年ノーベル化学賞・物理学賞の解説
- AMEDが取り組むAI創薬事業、DAIIA
- ノーベル賞・AI創薬が拓く今後の展望
概要
AMEDは、令和6年度第2回理事長記者説明会を開催しました。今回は、翌日に授賞式を迎えるノーベル化学賞・物理学賞においてAIが受賞対象となったことも鑑み、「AI創薬分野におけるAMEDの取り組みと今後の展望」をテーマにAMEDの事業の研究者の方々から、今般の同賞の解説、AMED事業の説明をいただき、当該分野の研究者の皆様とのディスカッションも行いました。
はじめに、三島良直理事長から、AMED事業におけるAIの活用全体について、令和4年度から令和5年度(2022年度から2023年度)までに実施した課題について、課題名からみたところ増加傾向の状況であること、創薬以外でのAI関連研究の最近の成果例について説明しました。
その後、AMEDが取り組むAI創薬支援推進事業・産学連携による次世代創薬AI開発(DAIIA)に研究分担者である京都大学の奥野恭史教授に、ノーベル化学賞・物理学賞におけるAIの受賞についての解説をいただきしまた。
また、DAIIA事業の研究代表者である、理化学研究所の本間光貴先生から、具体的な事業の紹介、解説を含め、説明していただきました。
その後、AI創薬分野への影響、今後の展開と課題と題しまして、三島理事長が進行役となり、AMEDの田中博プログラムスーパーバイザー/東京科学大学名誉教授、中村春木プログラムオフィサー/大阪大学名誉教授、そして、本間先生、奥野先生、さらに、同じくDAIIAに参加していただいている名古屋大学の山西芳裕教授から今回のノーベル賞に対する感想、見方、あるいはさらなる解説、そして今回のノーベル賞が、今後のAIの発展やDAIIAに与える影響等についてお話いただき、また各先生にディスカッションしていただきました。
ディスカッションの後の質疑応答では、AI創薬に対する影響、DAIIAによる日本における今後の期待、方向性、将来展望、また、社会への実装、浸透、貢献、今後の日本の医薬の開発力などに関しての質問に対して、ご意見等をお聞かせいただきました。
AMEDは今後も、このような機会を設け、幅広く、情報発信を行ってまいります。
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三島良直 AMED理事長
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ディスカッションの様子
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記者説明会の様子
資料
第1回説明会(令和6年10月2日)
テーマ
令和7年4月から開始する第3期中長期計画(国立研究開発法人日本医療研究開発機構が中長期目標を達成するための計画)に向けた検討状況、第3期における新たな重点的取組(三島理事長)
概要
令和6年度第1回の記者説明会は、三島理事長より、令和7年度から開始する第3期中長期計画に向けた検討や新たな重点的取組みについて、①第3期統合プロジェクトに向けた検討、②第3期統合プロジェクトの特徴、そして、③第3期AMEDの果たすべき役割の3項目について、その背景と考え方のここまでの経過について説明しました。
そして、説明の最後に、AMEDは平成25年度に設立、これまで10年間に取り組んできた研究開発支援の成果や国内外諸機関との連携等について振り返るとともに、今後の課題と取り組みについて展望する「AMED10周年シンポジウム」を令和7年3月10日に開催することを紹介しました。
終了後、記者の方々との質疑応答が行われました。
AMEDは、今後も記者説明会の機会を設け、幅広く様々な情報発信を実施してまいります。
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三島良直 AMED理事長
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記者説明会の様子
資料
最終更新日 令和7年4月28日