GEM Japan GDPR Brief: Codes of Conduct under the GDPR: A Useful but Challenging Tool to Enable Responsible International Data Sharing

2019年6月、欧州データ保護委員会「EDPB」は、GDPRの下での行動規範および監視機関に関するガイドラインをリリースしました。本記事は、このガイドラインに沿った責任あるデータの国際共有を実行するための行動規範の策定について紹介し、これはデータ保護の一貫性を達成するために実用的で潜在的に費用効果が高く、また自発的に個人情報保護に対する説明責任を表明するためのツールであると述べています。このガイドラインに則り規範を定めることで、ある機関がEU以外の国へのデータ転送について適切な保護手段を備えていることを証明できるため、その機関がデータを国際的に共有できるようになります。
現在、ヨーロッパの研究インフラのコンソーシアムであるBBMRI-ERICではそのメンバー機関のためにヘルス研究に関する行動規範を作成中ですが、ただ単に既存のGDPRのルールに従うのではなく、各機関のニーズに合わせ法的アドバイスを受けながら自身で規範を作成することが望まれると述べています。

GA4GHニュース(英語):GDPR Brief: Codes of Conduct under the GDPR: A Useful but Challenging Tool to Enable Responsible International Data Sharing

掲載日 令和元年11月8日

最終更新日 令和元年11月8日