公募情報 平成30年度 「再生医療実現拠点ネットワークプログラム(技術開発個別課題)」の採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験 |
分野 | 再生医療,健康・医療戦略の推進に必要となる研究開発 |
お問い合わせ先 |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、平成30年度「再生医療実現拠点ネットワークプログラム(技術開発個別課題)」(公募期間:平成30年6月1日から平成30年7月2日) を実施する委託対象先について、課題評価委員会において厳正な審査を行った結果、以下の通り、採択研究課題を決定しましたのでお知らせいたします。
本事業では、iPS細胞等の臨床応用の幅を広げる技術開発や、より高度な再生医療を目指した技術開発、iPS細胞等の産業応用を目指した技術開発を実施してきました。これまでの実績を踏まえ、臨床応用を加速させるため、今年度から(1)多能性幹細胞の細胞特性を解明する研究開発、(2)細胞移植の拒絶反応を免疫学的見地から解決を目指す研究開発、(3)非臨床POCの取得を目指すトランスレーショナル・リサーチ、リバース・トランスレーショナル・リサーチについて実施します。
基盤技術(細胞特性)
研究開発課題名 | 研究代表機関 | 研究開発代表者 |
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iPS細胞由来肝組織ファイバーの構築と新規肝疾患治療法開発への応用 | 東京大学 | 木戸 丈友 |
iPS細胞由来神経前駆細胞を『高品質化』する手法の開発 | 慶應義塾大学 | 神山 淳 |
多能性幹細胞の代謝機構に基づく機能制御とその応用 | 慶應義塾大学 | 遠山 周吾 |
超多検体オミクスによる細胞特性の計測 | 理化学研究所 | 二階堂 愛 |
生体外におけるヒトiPS細胞由来造血幹細胞の増幅技術開発 | 東京大学 | 山崎 聡 |
多能性幹細胞由来細胞種の自動判別法の確立とその応用 | 慶應義塾大学 | 湯浅 慎介 |
(研究開発代表者50音順)
基盤技術(移植免疫)
研究開発課題名 | 研究代表機関 | 研究開発代表者 |
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iPS再生組織・細胞移植における拒絶反応の免疫指標の確立と、誘導性抑制性T細胞を用いた再生組織の長期生着・免疫寛容の誘導 | 順天堂大学 | 奥村 康 |
他家iPS細胞由来組織・細胞移植における免疫寛容誘導に関する基盤的研究 | 北海道大学 | 清野 研一郎 |
iPS細胞由来人工心臓組織移植による心臓再生医療における免疫拒絶に関する研究 | 京都大学 | 湊谷 謙司 |
新しい皮下脂肪組織内細胞移植法による免疫抑制剤を用いない拒絶反応制御法に関する研究開発 | 福岡大学 | 安波 洋一 |
機能再生医療の基盤となる機能的免疫寛容血管床の構築 | 日本薬科大学 | 山口 照英 |
(研究開発代表者50音順)
トランスレーショナル・リサーチ、リバース・トランスレーショナル・リサーチ
研究開発課題名 | 研究代表機関 | 研究開発代表者 |
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子宮頸がんに対するiPS細胞由来ユニバーサルCTL療法の開発 | 順天堂大学 | 安藤 美樹 |
培養ヒト角膜内皮細胞注入再生医療の高度化 | 京都府立医科大学 | 木下 茂 |
人工多能性幹細胞由来顆粒球輸注療法の開発 | 東京大学 | 黒川 峰夫 |
関節軟骨再生治療の普及を加速するiPS細胞由来軟骨細胞シートの研究開発 | 東海大学 | 佐藤 正人 |
ヒト多能性幹細胞を用いた下垂体機能低下症に対する再生医療の技術開発 | 名古屋大学 | 須賀 英隆 |
HLAクラスI欠失ユニバーサル血小板の産業化導出に向けた研究開発 | 京都大学 | 杉本 直志 |
ヒトiPS細胞と生体臓器骨格の融合による新たな再生臓器移植療法の開発 | 慶應義塾大学 | 八木 洋 |
(研究開発代表者50音順)
掲載日 平成30年9月28日
最終更新日 平成30年9月28日