公募情報 若手あり 平成31年度 「障害者対策総合研究開発事業」に係る公募(1次公募)の採択課題について

基本情報

公募の段階 採択
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等
分野 精神・神経疾患に対応した研究,健康・医療戦略の推進に必要となる研究開発
お問い合わせ先
戦略推進部 脳と心の研究課 障害者対策総合研究開発事業 公募担当(池澤、滝川、竹村)
住所: 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目7番1号 読売新聞ビル22階
TEL: 03-6870-2222
E-mail: brain-d“AT”amed.go.jp
備考:
※E-mailは上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。
※お問い合わせは必ずE-mailでお願いいたします。

採択内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、平成31年度 障害者対策総合研究開発事業(1次公募)の採択課題について、課題評価委員会(別紙)において厳正な審査を行った結果、下記の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。

【身体・知的等障害分野】

1.障害児・者の健康寿命延伸を目的とするニューロリハビリテーション用IT機器開発
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
脳卒中患者の歩行障害改善に寄与するNIRSニューロリハシステムの研究開発 川崎医科大学 三原 雅史 教授
2.リハビリテーションにおけるロボット支援の効果的な運用に資する開発研究
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
リハビリテーションロボット機器の有用性と運用に関する研究 藤田医科大学 大高 洋平 准教授
3.身体・知的等障害をもつ人とその家族の機能障害や主観的な体験の向上を通じて心理社会的機能の向上を目指した新規介入方法等の開発
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
BMI型環境制御装置「B-assist」の障害・疾患横断的な有用性の検討 国立障害者リハビリテーションセンター 中村 仁洋 主任研究官
各種認識技術を応用した重度運動機能障害者向けICT機器操作環境の構築に関する研究 国立障害者リハビリテーションセンター 伊藤 和幸 研究室長

【神経・筋疾患分野】

1.児童・思春期例における脳脊髄液漏出症の病態と低髄液圧を示す周辺病態の解明及び客観的診断法に関する研究
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
脳脊髄液減少症の病態生理と診断法の開発 埼玉医科大学 荒木 信夫 教授
2.筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の病態解明と客観的診断法・治療法の開発
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の血液診断法の開発 国立精神・神経医療研究センター 佐藤 和貴郎 室長

【感覚器障害分野】

1.疾患登録レジストリを用いた難聴の標準的な介入方法と遠隔システム構築を含めた訓練方法の開発研究
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
症例登録レジストリを活用した原因診断に基づく難聴の標準的介入手法確立および遠隔指導システム構築に向けた研究 信州大学 宇佐美 真一 教授
2.感覚器障害(耳鼻咽喉科領域)をもつ人とその家族の機能障害や主観的な体験の向上を通じて心理社会的機能の向上を目指した新規介入方法等の開発
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
採択無し      
3.感覚器障害(眼科領域)をもつ人とその家族の機能障害や主観的な体験の向上を通じて心理社会的機能の向上を目指した新規介入方法等の開発
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
中途視覚障害者に対する運動介入がもたらす心理社会的機能の向上と運動支援プログラムの開発 国立障害者リハビリテーションセンター 清水 朋美 診療部長

【精神障害分野】

1.精神医療における診療・治療を最適化するための研究
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
精神医療分野における治療の質を評価するQIとその向上をもたらす介入技法の開発と実用性の検証 国立精神・神経医療研究センター 橋本 亮太 部長
認知行動療法の治療最適化ツールと客観的効果判定指標の開発 慶應義塾大学 中川 敦夫 特任講師
2.思春期の子供たちの心の健康を守り、精神障害への発展を予防する介入法の開発
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
思春期の子供たちの心の健康を守り、精神障害への発展を予防する介入法の開発 京都大学 古川 壽亮 教授
3.薬物乱用・依存問題等の物質使用障害を抱える女性に対する効果的な地域内支援のあり方に関する研究
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
薬物乱用・依存問題等の物質使用障害を抱える女性に対する効果的な地域内支援のあり方に関する研究 国立精神・神経医療研究センター 松本 俊彦 部長
4.嗜癖性障害(非物質関連及び物質使用障害を含む)に対する客観的な診断法・治療法の開発研究
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
採択無し      
5.精神疾患研究を障害支援に橋渡しするトランスレーショナルリサーチのモデル構築と活用のための調査研究
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
精神科トランスレーショナルリサーチの推進に向けた臨床研究システムの開発 名古屋大学 尾崎 紀夫 教授
6.精神疾患、発達障害をもつ人とその家族の機能障害や主観的な体験の向上を通じて心理社会的機能の向上を目指した新規介入方法等の開発
研究開発課題名 所属機関(代表機関) 研究開発代表者 職名
発達障害を含む精神疾患の社会機能・QOLをアウトカムとした実薬・プラセボ反応性予測因子の解明
―治験・臨床研究の個人データの集約化を通じて―
国立精神・神経医療研究センター 大町 佳永 医長
精神障害や発達障害をもつ人のリカバリーへの内発的動機付けに注目した早期支援法の開発 東京大学 多田 真理子 助教
認知機能および主観的体験の改善を通じて社会機能の向上を目指した第2世代抗精神病薬持効性注射剤の用量最適化のエビデンス構築 慶應義塾大学 竹内 啓善 助教

【評価経過情報】

公募期間 平成30年11月21日~平成30年12月19日
会合審査日・面接(ヒアリング審査)実施日 平成31年1月31日、2月4日、2月5日、2月12日
申請数 40
書面評価通過数 29
採択数 16

掲載日 平成31年4月1日

最終更新日 平成31年4月1日