公募情報 令和2年度 「新興・再興感染症研究基盤創生事業 海外拠点活用研究領域(課題公募番号101)新興・再興感染症研究(新型コロナウイルス感染症以外)」の採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,観察研究等,該当なし |
分野 | 疾患基礎研究プロジェクト,感染症 |
お問い合わせ先 |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、本事業の課題評価委員会(新興・再興感染症研究基盤創生事業(海外拠点活用研究領域)令和2年度 課題評価委員会 委員名簿)における厳正な審査を行った結果、令和2年度「新興・再興感染症研究基盤創生事業(海外拠点活用研究領域)」(公募)に係る次の採択課題を決定しましたのでお知らせいたします。
No. | 研究開発課題 | 研究代表者 所属/役職 |
活用する海外研究拠点 |
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1 | グローバルに拡散するカルバペネム耐性菌の分布と伝播様式解析および耐性菌ゲノムデータベース拡充 | 明田 幸宏 大阪大学 講師 |
タイ・ミャンマー・ インド・ガーナ |
2 | フラビウイルス感染症における抗原特異的免疫応答の網羅的評価法の開発および重症化リスク選定とワクチン開発に向けた応用に関する研究 | 大場 靖子 北海道大学 准教授 |
ベトナム |
3 | 東京大学中国拠点を活用したフラビウイルス感染症制御のための基礎研究 | 岡本 徹 大阪大学 教授 |
中国 |
4 | 蚊媒介性感染症国内流行阻止のためのベクター昆虫のバイオインフォマティクス解析 | 葛西 真治 国立感染症研究所 部長 |
ベトナム |
5 | 中部アフリカにおける熱帯熱マラリアのアルテミシニン耐性分子機序の解明 | 金子 修 長崎大学 教授 |
コンゴDRC |
6 | 回帰熱を主とした節足動物媒介性感染症に関する総合的対策のための研究 | 川端 寛樹 国立感染症研究所 室長 |
ザンビア |
7 | 下痢症原因細菌の完全ゲノム配列を用いた可動性遺伝因子との関連解析 ~ヒト腸内における薬剤耐性伝播ポテンシャル~ | 黒田 照夫 広島大学 教授 |
インド |
8 | 結核コホート研究より得られた結核菌ゲノム構造変異、可動遺伝因子とリピート配列の役割と病原性 | 慶長 直人 公益財団法人結核予防会結核研究所 副所長 |
ベトナム |
9 | タイ王国における下痢症ウイルスに関する研究 | 小林 剛 大阪大学 教授 |
タイ |
10 | 重症マラリア対策開発に向けた流行地患者由来サンプルを活用した重症マラリア関連因子の探索 | 新澤 直明 東京医科歯科大学 助教 |
コンゴDRC |
11 | 自然環境中における細菌―プラスミド相互作用の網羅的解析 | 鈴木 仁人 国立感染症研究所 主任研究官 |
ベトナム |
12 | 治療・予防を目指したHIV-1サブタイプA/E感染症の研究開発 | 滝口 雅文 熊本大学 シニア教授 |
ベトナム |
13 | シングルセルメタゲノミクスを活用した臨床・環境試料のマイクロバイオーム解析 | 星野 仁彦 国立感染症研究所 室長 |
ガーナ |
14 | 動物・食品・環境・節足動物媒介ウイルス感染症の越境感染に関する研究 | 前田 健 国立感染症研究所 部長 |
中国 |
15 | 蚊媒介性ウイルス感染症のリスク予測系とワクチン開発のための基礎研究 | 横山 勝 国立感染症研究所 主任研究官 |
タイ |
応募・評価について
(1)応募状況
- 公募期間:令和2年4月23日~5月12日
- 対象:公募要領で定める条件を満たす者
- 応募件数:28件
(2)審査の方法
AMEDに設置した課題評価委員会において、提出された提案書類の内容について、書面審査を実施、ヒアリング審査(新型コロナウイルス感染症対策のため、書面審査の結果に対する質疑応答の資料を基に審査を行った)、評価委員会での審議を踏まえ、採択課題を決定しました。
- 事前評価委員会:令和2年6月24日
- 書面審査通過件数:28件
- 採択件数:15件
掲載日 令和2年7月20日
最終更新日 令和2年7月20日