公募情報 平成28年度 「未来医療を実現する医療機器・システム研究開発事業『救急の現場にて傷病者が早く正しい医療を受療できる技術開発プロジェクト』」の採択課題について
基本情報
公募の段階 | 採択 |
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開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等,該当なし |
分野 | 医療機器開発 |
お問い合わせ先 |
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採択内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
産学連携部 医療機器研究課
国立研究開発法人日本医療研究開発機構は、未来医療を実現する医療機器・システム研究開発事業として実施する「救急の現場にて傷病者が早く正しい医療を受療できる技術開発プロジェクト」における委託先を決定しました。
本プロジェクトでは、救急の現場にて、脳・心血管疾患が疑われる傷病者が「早く正しい医療」を受療できるようにすることを目的として、
- 状態を正確かつ簡便に計測してそれぞれの疾患をスクリーニングできるような技術(傷病者状態を把握する「目」として機能する技術)
- ICTを用いた救急と医療の適切な連携技術(「目」で得られた情報を活用する「脳」として機能する技術)
を用いた医療機器・システムの研究開発を実施し、これらの技術を救急の現場で実証することが可能なレベルで確立します。
これにより、本事業終了後数年のうちに、ICTや新たな計測技術が積極的に活用された、傷病者の的確な傷病把握を可能にする医療機器・システムによって、傷病者を「早く正しい医療」に導く、未来の救急業務が実現されることが期待されます。
委託を決定するにあたっては、採択審査委員会(別紙)において厳正な審査を行い、下記の通り決定いたしました。
今後、契約などの準備が整い次第、支援を開始する予定です。
研究開発課題名 | 代表機関名 | 研究開発代表者名 |
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急性期IoTリストバンド型ウェアラブルデバイス・クラウドスマホアプリシステム医療機器開発研究 | 学校法人慈恵大学 | 髙尾 洋之 |
早く正しい救急医療実現のためのスマートな患者情報収集・処理・共有システムの開発 | 国立大学法人千葉大学 | 中田 孝明 |
掲載日 平成28年9月13日
最終更新日 平成28年9月13日