公募情報 平成29年度 「革新的医療技術創出拠点プロジェクト」関連シーズ<「橋渡し研究戦略的推進プログラム」に係るシーズの公募(2次公募)/革新的医療シーズ実用化研究事業[合同公募]>の採択課題について

基本情報

公募の段階 採択
開発フェーズ 非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等
分野 革新的医療技術創出拠点
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構 臨床研究・治験基盤事業部 臨床研究課 担当
E-mail: rinsho "at"amed.go.jp
備考:
※"at"の部分を@に変えてください。
※お問い合わせは必ずE-mailでお願いいたします。電話でのお問い合わせは受付できません。

採択内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、平成29年度「革新的医療技術創出拠点プロジェクト」関連シーズ<「橋渡し研究戦略的推進プログラム」に係るシーズの公募(2次公募)/革新的医療シーズ実用化研究事業[合同公募]>に係る公募について、課題評価委員会において厳正な審査を行った結果、下記の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。

採択課題

1.橋渡し研究戦略的推進プログラム:シーズB(28課題)
橋渡し研究支援拠点名 研究開発課題名 代表者所属機関 研究開発代表者
北海道大学 がん幹細胞および抗癌剤耐性がん細胞に作用する革新的抗腫瘍核酸医薬品の開発 広島大学 田原 栄俊
北海道大学 筋萎縮性側索硬化症に対する自家培養骨髄間葉系幹細胞の静脈内投与による細胞療法の検討 札幌医科大学 佐々木 祐典
東北大学 多能性幹細胞(Muse細胞)による中枢神経再生療法の開発 東北大学 冨永 悌二
東北大学 新規Kir6.2チャネル阻害薬によるアルツハイマー病治療薬の創製 東北大学 森口 茂樹
東京大学 ナノゲル型肺炎球菌経鼻ワクチンの開発 東京大学 清野 宏
慶應義塾大学 血小板創製技術の医療応用 慶應義塾大学 松原 由美子
慶應義塾大学 新規リガンドを用いたNKT 細胞標的がん治療 理化学研究所 谷口 克
慶應義塾大学 後縦靭帯骨化症の新規治療法の創出を目指した研究 慶應義塾大学 宮本 健史
慶應義塾大学 同種髄核細胞製品の産業化を目指した椎間板変性症に対する再生医療の実用化 東海大学 酒井 大輔
慶應義塾大学 ヒトiPS細胞を活用した新規肝硬変治療法の開発 横浜市立大学 谷口 英樹
名古屋大学 Muse細胞を用いた周産期脳障害の新規治療法開発 名古屋大学 佐藤 義朗
名古屋大学 肺癌体細胞遺伝子変異の免疫学的診断システムの開発 名古屋大学 長谷川 好規
京都大学 末梢神経損傷を対象とする神経再生補助材の開発 田附興風会医学研究所北野病院 鈴木 義久
京都大学 独自開発の全身性の腫瘍溶解性・免疫療法の非臨床開発 鹿児島大学 小戝 健一郎
京都大学 バイオ3D プリンタにより作製した三次元神経導管(Bio 3D Conduit)を用いた革新的末梢神経再生法の臨床開発 京都大学 池口 良輔
大阪大学 中枢神経回路の修復を促進する抗体治療薬の実用化 大阪大学 山下 俊英
大阪大学 ナローバンドUVBを発光するLEDを用いたアレルギー性鼻炎の光治療装置の開発 徳島大学 武田 憲昭
大阪大学 腸管免疫を利用した新規経口がんワクチンの開発 神戸大学 白川 利朗
大阪大学 CXCL2 遺伝子含有HVJ-E による癌免疫遺伝子治療剤の創出を目指した研究 大阪大学 金田 安史
大阪大学 ポリグルタミン病に対する蛋白質凝集阻害薬の開発 新潟大学 小野寺 理
岡山大学 ケトン食療法に基づく難治性てんかん治療薬の開発 岡山大学 井上 剛
岡山大学 前臨床・臨床試験を踏まえた、中枢神経症状を伴うライソゾーム病の遺伝子治療法開発 徳島大学 伊藤 孝司
岡山大学 先天性骨系統疾患に対する高純度間葉系幹細胞を用いた骨再生技術開発 島根大学 竹谷 健
九州大学 難治性がんを標的破壊する遺伝子組換えワクシニアウイルスによるがんウイルス療法の開発 鳥取大学 中村 貴史
九州大学 抗腫瘍効果を有するiPS細胞由来免疫細胞の非臨床試験 熊本大学 千住 覚
九州大学 成人T 細胞白血病/リンパ腫に対するT 細胞受容体遺伝子導入リンパ球輸注療法の開発 三重大学 宮原 慶裕
筑波大学 耐圧強度・組織追従性に優れた生体親和性呼吸器外科用接着剤の開発 物質・材料研究機構 田口 哲志
筑波大学 新規臨界ハイドロゲルを用いた人工硝子体の開発 筑波大学 岡本 史樹
2.橋渡し研究戦略的推進プログラム:シーズC(14課題)
橋渡し研究支援拠点名 研究開発課題名 代表者所属機関 研究開発代表者
北海道大学 羊膜由来間葉系幹細胞の再生医療等製品化と急性GVHDに対する治療応用 兵庫医科大学 山原 研一
東北大学 慢性便秘薬ルビプロストンの慢性腎不全治療薬としての適応拡大を目指す臨床研究 東北大学 阿部 高明
東京大学 遺伝子組換えヘルペスウイルスを用いたがんのウイルス療法の臨床開発 東京大学 藤堂 具紀
慶應義塾大学 (放射性標識)新規AMPA受容体PETイメージング製剤によるてんかん焦点同定の補助診断薬としての臨床開発 横浜市立大学 高橋 琢哉
慶應義塾大学 Pendred症候群/DFNB4 内耳障害(難聴・めまい)に対するシロリムス少量療法 慶應義塾大学 小川 郁
慶應義塾大学 心房細動に対するM201-A塩酸塩注射剤の安全性・有効性の検討 ―前期第II相臨床試験― 北里大学 熊谷 雄治
名古屋大学 レーザ血栓溶解治療システムの開発 浜松医科大学 梅村 和夫
京都大学 VCP ATPase阻害剤を用いた眼難治疾患に対する治療法開発 京都大学 池田 華子
京都大学 難治性眼表面疾患に対する培養自家口腔粘膜上皮シート移植 京都府立医科大学 外園 千恵
大阪大学 骨髄間葉系幹細胞動員活性に基づく表皮水疱症治療薬開発 大阪大学 玉井 克人
大阪大学 がん特異的アミノ酸輸送体阻害作用を有する抗がん剤の臨床POC取得 大阪大学 竹原 徹郎
九州大学 高性能国産新規RNAウイルスベクターによる虚血肢治療製剤の開発 九州大学 米満 吉和
九州大学 C型肝硬変等に対するCBP/β-カテニン阻害剤を用いた抗線維化治療薬の開発 東京都立駒込病院 木村 公則
九州大学 インフリキシマブ治療抵抗性クローン病患者を対象としたアドレノメデュリン製剤による医師主導治験の実施 宮崎大学 北村 和雄
3.革新的医療シーズ実用化研究事業:臨床研究中核病院を活用する革新的医療シーズの実用化に関する研究(11課題)
連携する臨床研究中核病院名 研究開発課題名 代表者所属機関 研究開発代表者
東北大学病院 網膜色素変性症に対する経強膜ウノプロストン徐放製剤を用いた安全性及び有効性評価のためのⅠ/Ⅱa相試験 東北大学 阿部 俊明
東北大学病院 自閉症スペクトラム障害に対する新規治療薬の開発 東北大学 呉 繁夫
東北大学病院 認知症に対する経頭蓋超音波治療装置の開発 東北大学 下川 宏明
東京大学医学部附属病院 多系統萎縮症の革新的治療法の創出を目指した研究 東京大学 辻 省次
国立がん研究センター中央病院 アレクチニブの小児難治悪性固形腫瘍に対する安全性および有効性についてのエビデンスの創出をめざした研究 国立がん研究センター 荒川 歩
国立がん研究センター中央病院 日本発放射性薬剤64Cu-ATSMを用いた悪性脳腫瘍に対する革新的治療法の開発研究 国立がん研究センター 栗原 宏明
国立がん研究センター中央病院 がん遺伝子プロファイリング検査の実用化に向けた研究 国立がん研究センター 山本 昇
大阪大学医学部附属病院 グレリン投与による高度侵襲手術の安全性の向上を目指した 新規医薬品の開発 大阪大学 土岐 祐一郎
大阪大学医学部附属病院 流行地域住民、および、トラベラーズに有効なマラリアワクチンの実用化を目指した高次臨床試験 大阪大学 堀井 俊宏
岡山大学病院 尿中糖鎖プロファイリングによる IgA 腎症の診断法の開発 岡山大学 和田 淳
九州大学病院 PD-1阻害抗体の抗腫瘍効果を増強するミトコンドリア活性化剤を用いた新規併用治療法の開発 九州大学 岡本 勇

決定までの経緯

(1)募集

公募期間:
平成29年3月28日~平成29年4月21日
対象者:
公募要領で定める条件を満たす機関に所属する者
「橋渡し研究戦略的推進プログラム」に係るシーズの公募(2次公募)における応募資格者は橋渡し研究支援拠点の事業担当者とし、橋渡し研究支援拠点における選定を経て応募
応募件数:
シーズB:87件、シーズC:48件、革新的医療シーズ実用化研究事業:38件

(2)審査の方法

革新的医療技術創出拠点プロジェクトにおける研究開発事業の課題評価委員会において書面審査及びヒアリングを実施し、課題評価委員会の評価をふまえて、橋渡し研究戦略的推進プログラム:42課題(医療系以外の分野・領域の知見等を創薬等の過程に活かしたシーズ又はリバースTRに関連するシーズを積極的に支援し、臨床研究への橋渡しをより強く推進することを目的とした調整費の課題を含む)、革新的医療シーズ実用化研究事業:11課題の計53課題を採択しました。

掲載日 平成29年7月10日

最終更新日 平成29年7月10日