公募情報 令和3年度 「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬開発・ワクチン接種後の免疫反応解明)」に係る公募(3次公募)の採択課題について

更新履歴

令和3年10月29日 採択課題を更新しました。

基本情報

公募の段階 採択
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,臨床試験,治験,市販後,観察研究等,該当なし
分野 医薬品プロジェクト,新興・再興感染症に対応した研究
お問い合わせ先
国立研究開発法人 日本医療研究開発機構 創薬事業部 創薬企画・評価課 新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業 担当
住所: 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目7番1号 読売新聞ビル22階
E-mail: shinkou-saikou2”AT”amed.go.jp
備考:
※E-mailは上記アドレス”AT”の部分を@に変えてください。
※お問い合わせはE-mailでお願いします。

採択内容

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)は、本事業の課題評価委員会(別紙)における厳正な審査を行った結果、「新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進事業(新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬開発・ワクチン接種後の免疫反応解明)に係る公募(3次公募)の採択課題を決定しましたのでお知らせいたします。

採択課題

(1)新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株および今後起こりうる新興再興感染症に対しても対応可能な創薬技術開発

① ウイルスゲノム情報や患者検体を基にリポジショニングに伍して速やかに開発可能な創薬技術開発
研究開発課題 研究代表者 所属 役職
SARS-CoV-2 変異株及び来るべきSARS-CoV-3 に対する核酸医薬開発基盤の整備 小比賀 聡 大阪大学 教授
スパイクタンパク質を標的とした抗SARS-CoV-2 ペプチド医薬の実用開発研究 藤吉 好則 東京医科歯科大学 特別栄誉教授
新型コロナウイルス感染症に対する核酸代謝拮抗治療薬の開発 前仲 勝実 北海道大学 教授
新規高活性触媒機能付与型核酸医薬によるCOVID-19感染症治療用創薬技術の開発 和田 健彦 東北大学 教授
② 従来の抗ウイルス剤・抗炎症阻害剤とは異なる創薬標的、分子機序に着目した創薬研究
研究開発課題 研究代表者 所属 役職
高親和性ACE2 による逃避変異を克服するCOVID-19 治療薬の開発 星野 温 京都府立医科大学 学内講師
G タンパク質シグナルを制御する内在性の膜透過型ペプチドを利用した抗ウイルス薬の開発 豊島 文子 京都大学 教授
③ 緊急時に回復者血漿と同様に迅速に確保が可能で、多施設に一定量供給可能な治療法の開発
研究開発課題 研究代表者 所属 役職
抗体医薬の迅速供給を可能とする体内抗体産生技術基盤の構築 向 洋平 株式会社カン研究所 主幹研究員
単剤で既存のVOC 株全てに有効な第2 世代SARS-CoV-2 中和抗体の開発 竹下 勝 慶應義塾大学 助教

(2) 新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後の免疫反応解明

①新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後の免疫反応解明
研究開発課題 研究代表者 所属 役職
多様な前向きコホートを用いたCOVID-19ワクチンの多角的解析 長谷川 直樹 慶應義塾大学 教授

応募・評価について

公募期間 令和3年7月30日(金)~令和3年8月23日(月)
会合審査日 令和3年9月17日(金)
(1)新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)変異株および今後起こりうる新興再興感染症に対しても対応可能な創薬技術開発
  申請数 書面審査通過数 採択数
① ウイルスゲノム情報や患者検体を基にリポジショニングに伍して速やかに開発可能な創薬技術開発 7件 5件 4件
② 従来の抗ウイルス剤・抗炎症阻害剤とは異なる創薬標的、分子機序に着目した創薬研究 28件 4件 2件
③ 緊急時に回復者血漿と同様に迅速に確保が可能で、多施設に一定量供給可能な治療法の開発 7件 4件 2件
(2)新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後の免疫反応解明
  申請数 書面審査通過数 採択数
① ウイルスゲノム情報や患者検体を基にリポジショニングに伍して速やかに開発可能な創薬技術開発 10件 3件 1件

掲載日 令和3年10月8日

最終更新日 令和3年10月29日