公募情報 令和3年度 「ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(次世代医療基盤を支えるゲノム・オミックス解析)」に係る公募について
基本情報
公募の段階 | 公募 |
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開発フェーズ | 基礎的,非臨床研究・前臨床研究 |
分野 | ゲノム・データ基盤プロジェクト |
公募締め切り | 令和3年8月17日(火) 正午【厳守】 |
お問い合わせ先 |
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公募内容
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)では、令和3年度「ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(次世代医療基盤を支えるゲノム・オミックス解析)」に係る研究開発課題を以下の要領で公募します。各公募研究開発課題の詳細は公募要領をご参照ください。
分野等、公募研究開発課題 | 研究開発費の規模 (間接経費を含まず) |
研究開発実施 予定期間 |
新規採択課題 予定数 |
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1 | 広く多因子疾患研究(注4)に資する 国内コホート・バイオバンク等が保有する生体試料の解析・情報化 |
1課題当たり年間 38,400~76,900千円程度 |
令和3年度末まで | 0~5課題程度 |
- (注1)研究開発費の規模等はおおよその目安となります。なお、本研究開発費を解析装置などの設備投資に利用することは認めません。
- (注2)研究開発費の規模及び新規採択課題予定数等は、公募開始後の状況等により変動することがあります。大きな変動があった場合には、全部又は一部の公募研究開発課題について提案書類の受付や課題の採択を取りやめる可能性があります。
- (注3)複数の公募研究開発課題への応募は認められますが、研究費の不合理な重複及び過度の集中に該当しないことを確認するため、同時に応募した研究開発課題の情報を研究開発提案書の該当欄へ必ず記載してください。また、応募中の研究開発課題が採択された場合は、速やかにAMEDの本事業担当課に報告してください。
- (注4)「がん」や「難病」(多因子性を含む)を除く。
事業概要
本事業は国内のバイオバンクや健康・医療情報等に付随したゲノム・オミックス情報を備えたコホート等研究基盤が保有する生体試料の解析とそれらの情報化において、ゲノム医療実現のための効率的・効果的な基盤データの整備を実施するものです。ゲノム・オミックス解析とその情報化のプロセスには、多様な対象と方法があり、それらを遂行する上で必要とされる時間やコストも多大であることから、科学的メリットに基づき、優先順位の高い試料から戦略的かつ効率的に解析を進める仕組みの導入を目指します。
ゲノムデータや関連するオミックスデータに基づいて患者の層別化を図り、早期診断、早期治療、及び治療による副作用の軽減等、患者のQOL向上につながる成果が期待されています。本プログラムにより確立された研究アプローチは、他の多因子疾患へも応用が可能で、様々な多因子疾患の病態解明やゲノム医療の実装へ向かう研究にも資することが望まれます。
今回の公募では、すでに我が国で構築されてきたゲノム・オミックスデータ基盤や、国内で先駆的に造られているオミックスデータ基盤をさらに充実させるために、国内のコホート・バイオバンクが保有する様々な生体試料をゲノム解析ないしオミックス解析、または双方を組み合わせる解析など、それら解析データの情報化を推進します。研究参加者および解析データと健康・医療情報を提供した研究者の権利保護と、データシェアリングによる関連分野の研究推進を両立させることを可能にするため、解析したデータおよびそれに紐付く健康・医療情報は、AMEDが指定する公的データベース(CANNDs)にデータを登録することを求めます。なお、ゲノム医療協議会(1)において、大規模なゲノム解析基盤(CANNDs)の構築(2)が検討されているところです。本プログラムはこの基盤を通じてデータシェアリングを行うことが求められます(3)。
(1)首相官邸 健康・医療戦略推進本部 ゲノム医療協議会
(2)ゲノム医療協議会【資料3-2】ゲノム・データ基盤の構築に向けた取組について(令和2年11月)
(3)三島イニシィアティブ ~第1弾~
事業の案内ページ
応募資格者
本事業の応募資格者は、公募要領で定める要件を満たす国内の研究機関等に所属し、かつ、主たる研究場所とし、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめなどの責任を担う研究者(研究開発代表者)とします。
公募期間
ヒアリング日程
本公募では、必要に応じて面接審査(ヒアリング)を実施します。ヒアリングを実施する場合は、対象課題の研究開発代表者に対して、原則としてヒアリングの一週間前までに電子メールにてご連絡します。
※ヒアリング対象外の場合やヒアリングを実施しない場合には連絡いたしませんので、採択可否の通知までお待ちください。
- 面接審査(ヒアリング):令和3年10月上旬(予定)
公募説明会
今回は新型コロナウイルス感染症対策として公募説明会は開催いたしません。
下記の公募説明資料をご参照いただき、ご質問等がございましたら、ゲノム医療実現バイオバンク利活用プログラム(次世代医療基盤を支えるゲノム・オミックス解析)担当までE-mailにてお問い合わせください。
E-mail:genomeomics-5”AT”amed.go.jp
※上記アドレス“AT”の部分を@に変えてください。
応募方法
府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を用いてご応募ください。
応募に関する詳細は、「公募要領」をご参照ください。
また、「e-Rad操作マニュアル」は、「e-Radポータルサイト」よりご参照ください。
【注意事項】府省共通研究開発管理システム(e-Rad)を用いて応募いただく際、[様式2]はエクセルファイルの状態でアップロードをお願いいたします。
応募先
選考スケジュール
書面審査:令和3年8月18日(水)~令和3年8月31日(火)(予定)
面接審査:令和3年10月上旬(予定)
採択可否の通知:令和3年10月下旬(予定)
資料
関連情報
- 競争的研究費の直接経費から研究代表者(PI)の人件費支出について
- 競争的研究費の直接経費から研究以外の業務の代行経費を支出可能とする見直し(バイアウト制度の導入)について
- 事務処理説明書・様式集(委託研究開発契約)
- 研究代表者(PI)人件費およびバイアウト制度に関する事務連絡および様式が、弊機構ホームページ「事務処理説明書・様式集」に掲載されました。本制度を活用する際には、申請者本人と申請者が所属する研究機関との間で十分な協議の上、ご対応ください。
掲載日 令和3年7月21日
最終更新日 令和3年7月21日