公募情報 若手あり 令和4年度 「肝炎等克服実用化研究事業」に係る公募について
基本情報
公募の段階 | 公募 |
---|---|
開発フェーズ | 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,観察研究等,該当なし |
分野 | 医薬品プロジェクト,ゲノム・データ基盤プロジェクト,疾患基礎研究プロジェクト |
公募締め切り | 令和3年12月3日(金) 正午【厳守】 |
お問い合わせ先 |
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公募内容
本公募要領に含まれる公募研究開発課題の概要は以下のとおりです。各公募研究開発課題の詳細は公募要領を参照してください。
肝炎等克服実用化研究事業(肝炎等克服緊急対策研究事業)
公募課題 番号 |
公募研究開発課題等 | 研究開発費規模 (間接経費を含まず) |
研究開発 実施予定期間 |
新規採択 課題予定数 |
---|---|---|---|---|
101 | C型肝炎ウイルス感染症治療後の肝発がん機構を含む病態変化の解明と肝発がん予防に関する研究 | 1課題当たり年間 15,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~3課題程度 |
102 | 革新的技術を用いた抗線維化療法の開発に関する研究 | 1課題当たり年間 23,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~3課題程度 |
103 | 免疫学的手法を用いたC型肝炎治療の新たな展開に関する研究 | 1課題当たり年間 23,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~2課題程度 |
104 | 肝炎ウイルスの感染サイクルと病原性発現の機序解明に関する基盤的研究 | 1課題当たり年間 23,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~3課題程度 |
105 | B型肝炎の個別化医療を目指したゲノム解析に関する研究と肝炎データストレージの充実 | 1課題当たり年間 80,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~1課題程度 |
106 | HBs抗原消失率の向上を目指した治療に資する研究 | 1課題当たり年間 15,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~1課題程度 |
107 | C型非代償性肝硬変まで含めたインターフェロンフリー治療後の生命予後に関する研究 | 1課題当たり年間 23,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~1課題程度 |
108 | 肝疾患領域(B型肝炎を除く)における新たな知見の創出や新規技術の開発に関する研究 | 1課題当たり年間 10,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~3課題程度 |
109 | 【若手育成枠】 肝疾患領域における新たな知見の創出や新規技術の開発に関する研究 | 1課題当たり年間 7,500千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~3課題程度 |
肝炎等克服実用化研究事業(B型肝炎創薬実用化等研究事業)
公募課題 番号 |
公募研究開発課題等 | 研究開発費規模 (間接経費を含まず) |
研究開発 実施予定期間 |
新規採択 課題予定数 |
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201 | B型肝炎新規創薬シーズの探索 | 1課題当たり年間 58,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~2課題程度 |
202 | B型肝炎ウイルスの解析に関する基礎研究と創薬ターゲットの探索・同定に資する研究 | 1課題当たり年間 80,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~4課題程度 |
203 | B型肝炎に関わる宿主防御機構の解析と創薬ターゲットの探索・同定に資する研究 | 1課題当たり年間 55,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~3課題程度 |
204 | B型肝炎ウイルス持続感染実験モデルを用いた病態解明及び新しい治療法の開発に資する研究 | 1課題当たり年間 100,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~3課題程度 |
205 | 新規技術を用いたB型肝炎根治を目指す治療法の開発に資する研究 | 1課題当たり年間 100,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~3課題程度 |
206 | 実用化に向けたB型肝炎治療法の開発 | 1課題当たり年間 130,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~3課題程度 |
207 | B型肝炎領域における新たな知見の創出や新規技術の開発に関する研究 | 1課題当たり年間 15,000千円程度 |
最長3年 令和4年度~ 令和6年度 |
0~6課題程度 |
海外研究機関所属の研究者(国際レビューア)による査読について
AMEDでは、課題評価の質の一層の向上を図るとともに、研究開発環境の国際化に貢献するため、海外研究機関所属の研究者(国際レビューア)を事前評価の過程に加えています。
本事業では、【若手育成枠】の応募者を対象に英文による(様式1)研究開発提案書「別紙7 Project Description」を提出していただき、国際レビューアによる査読を行います。その査読結果を評価委員会における評価の参考資料として用います。
事業概要
- 肝炎等克服緊急対策研究事業
- C型肝炎領域では、経口治療薬(インターフェロンフリー治療)の普及により治療成績の向上がもたらされましたが、C型肝炎ウイルスの排除後の病態の解明や薬剤耐性などの新しい問題が見出され、速やかな対応が求められています。また、移植以外に根治療法のない肝硬変に対する治療法の開発、肝発がんの防止につながる研究、肝炎や肝硬変、肝がんの早期発見あるいは病状進展や合併症の評価につながる研究等の医療現場のニーズに応える必要もあります。そのために、肝炎総合対策に係る医療技術や医薬品の開発につながる基礎から実用化までの研究を切れ目無く推進していきます。B型肝炎については、VR(Virological Response)率の改善及びHBs 抗原の消失を目指した治療法の開発や核酸アナログ製剤を安全に中止する方法の開発等に向けた研究を行います。B型肝炎ウイルスの排除が困難である要因の解明をめざし、感染に関与する因子の同定や因子同士の相互作用などについて、ゲノム解析、加えて臨床情報を含めた情報を統合的に解析する研究を行います。これらの研究に携わる若手研究者の育成を実践的な環境下で行い、肝疾患領域研究の人的基盤の拡大を図ります。
- B型肝炎創薬実用化等研究事業
- B型肝炎の画期的な新規治療薬の開発を目指し、化合物の探索、ウイルスの解析、宿主因子の解析、実験手段の開発等多角的な課題設定により研究開発を実施してきました。その成果として、B型肝炎ウイルスの新規感染解析系及び感染動物モデル等の実験系が確立され、またB型肝炎ウイルスの複製サイクルに関与する因子を阻害する物質を探索するためのハイスループットスクリーニング等の結果、新規メカニズムに基づくHBV 阻害薬の同定が進み、いくつかの創薬のシーズとなりうる化合物がえられました。
2016年度(平成28年度)に改正された肝炎対策基本指針においても、B型肝炎の治療に係る医薬品の開発にかかる研究を促進することが明記され、肝炎研究10カ年戦略においても、B型肝炎の創薬実用化研究が盛り込まれています。そこで、2022年(令和4年)からの3年間では、これまでに得られたシーズ化合物について、非臨床試験及び臨床試験まで目指す研究を行うとともに、さらに基盤技術の開発、応用に係る研究を発展させ、日本発のB型肝炎治療薬の開発に向けて、推進していきます。これらの研究に携わる若手研究者の育成を実践的な環境下で行い、肝疾患領域研究の人的基盤の拡大を図ります。
事業の案内ページ
応募資格者
本事業の応募資格者は、一定の要件を満たす国内の研究機関等に所属し、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめ などの責任を担う能力を有する研究者(研究開発代表者)とします(詳細は公募要領「第2章 応募に関する諸条件等」を参照ください)。
公募期間
令和3年11月5日(金) ~ 令和3年12月3日(金)
正午【厳守】
応募方法
下記、「令和4年度公募に係る資料」より提案書類の様式等、必要な資料をダウンロードの上、公募要領に従って「研究開発提案書」等を作成の上、e-Radよりご提出ください。詳細は本事業の公募要領を参照ください。
応募先
資料
令和4年度公募に係る資料
掲載日 令和3年11月5日
最終更新日 令和3年11月5日