公募情報 若手あり 令和6年度 「肝炎等克服実用化研究事業」に係る公募について

更新履歴

令和5年11月29日 公募に関するFAQを掲載しました。

基本情報

公募の段階 公募
開発フェーズ 基礎的,応用,非臨床研究・前臨床研究,観察研究等,該当なし
分野 疾患基礎研究プロジェクト,感染症
公募締め切り 令和5年12月11日(月) 正午【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。
お問い合わせ先
国立研究開発法人日本医療研究開発機構
疾患基礎研究事業部 疾患基礎研究課
肝炎等克服実用化研究事業 事業担当
TEL: 03-6870-2225(課代表)
E-mail: hepatitis”at”amed.go.jp
備考:
※E-mailは上記アドレス”at”の部分を@に変えてください。
※お問い合わせはなるべくE-mailでお願いします。

公募内容

本公募要領に含まれる公募研究開発課題の概要は以下のとおりです。本公募は、「若手育成枠」、「若手研究者登用支援」の対象です。
各公募研究開発課題の詳細は公募要領を参照してください。

肝炎等克服実用化研究事業(肝炎等克服緊急対策研究事業)

公募課題
番号
公募研究開発課題等 研究開発費規模
(間接経費を含まず)
研究開発
実施予定期間
新規採択
課題予定数
101 B型肝炎のHBs抗原消失を目指した治療法に関する基盤および開発研究 1課題当たり年間
15,000千円(上限)
令和6年度4月(予定)~
令和8年度末
0~2課題程度
102 B型肝炎ウイルスの再活性化・再燃による肝炎発症機序に関する研究 1課題当たり年間
15,000千円(上限)
令和6年度4月(予定)~
令和8年度末
0~1課題程度
103 C型肝炎ウイルス感染増殖に不可欠な未知の機構の解明とその治療への応用に関する基盤研究 1課題当たり年間
10,000千円(上限)
令和6年度4月(予定)~
令和8年度末
0~1課題程度
104 肝硬変の新規技術を用いた肝再生及び肝機能の改善に関する研究 1課題当たり年間
15,000千円(上限)
令和6年度4月(予定)~
令和8年度末
0~3課題程度
105 肝がんを含む代謝関連脂肪肝疾患の病態解明に関する研究 1課題当たり年間
25,000千円(上限)
令和6年度4月(予定)~
令和8年度末
0~1課題程度
106 肝炎からの肝発がん、再発の発症機序の解明とその予防および治療法の開発に関する研究 1課題当たり年間
19,000千円(上限)
令和6年度4月(予定)~
令和8年度末
0~3課題程度
107 肝硬変患者の重症度別のQOLと長期経過、予後及びその改善に関する研究 1課題当たり年間
8,000千円(上限)
令和6年度4月(予定)~
令和8年度末
0~1課題程度
108 肝疾患における肝臓ー他臓器連関の作用機序解明に関する研究 1課題当たり年間
13,000千円(上限)
令和6年度4月(予定)~
令和8年度末
0~1課題程度
109 肝疾患領域における新たな知見の創出や新規技術の開発に関する研究 1課題当たり年間
11,000千円(上限)
令和6年度4月(予定)~
令和8年度末
0~3課題程度
110 【若手育成枠】肝疾患領域における新たな知見の創出や新規技術の開発に関する研究 1課題当たり年間
8,000千円(上限)
令和6年度4月(予定)~
令和8年度末
0~3課題程度

海外研究機関所属の研究者(国際レビューア)による査読についてのお知らせ

本事業では、課題評価の質の一層の向上を図るとともに、研究開発環境の国際化に貢献するため、海外研究機関所属の研究者(国際レビューア)を事前評価の過程に加えることとしました。本公募の【若手育成枠】では、国際レビューアによる査読を行います。査読結果は、課題評価委員会における評価の参考資料として用います。

事業概要

本研究事業では、肝炎研究推進戦略で定められた成果目標の達成を目指し、肝炎に関する基礎から臨床研究等を一貫して総合的に推進します。 肝炎ウイルスの感染増殖複製機構の解明、病原性発現機序の解明等からウイルス性肝炎の新たな治療法や検査法の開発等につながる基礎データの獲得を目指します。また、ウイルス性肝炎についての基礎及び臨床データを収集・解析することで、病態進行の機序や因子を特定し、病態進行の抑制、予防につながる治療法の開発や、予後・QOL の向上につながる方策の構築、免疫学的手法を含む新規作用機序による治療薬の開発や感染予防方法の確立等を目指します。肝移植前後の症例や小児への最適な肝炎治療等についても研究を進めます。 B型肝炎の画期的な新規治療薬の開発を目指し、基盤技術の開発を含む創薬研究や、治療薬としての実用化に向けた臨床研究等を総合的に実施します。C型肝炎については、抗ウイルス療法の活用によりウイルスを高率に排除することが可能となりましたが、薬剤耐性やSVR(Sustained Virological Response)後の発がん等への対応は引き続き必要であり、これらの克服につながる研究を実施します。代謝関連脂肪肝疾患の有病率は高いことが知られており、さらに一部が肝硬変、肝がんへ進行することが明らかになっています。わが国における代謝関連脂肪肝疾患の現状や、その病態、さらに肝硬変、肝がんへの病態進展機序等を解明し、代謝関連脂肪肝疾患に対する新規検査法や治療法等に関する研究を推進します。 未だ根治療法のない肝硬変の治療薬を開発するため、肝線維化や肝硬変への病態進行の機序を解明し、肝線維化を改善する治療法を研究し、細胞モデル、動物モデル等を使った実用性や有効性の検証を進めます。また、肝線維化の程度を正確に評価し、進行度に応じた適切な治療を行うための評価基準などを確立し、早期治療介入方法、早期診断法の開発を目指します。 平成28年度の肝炎対策基本指針の見直しにより、肝硬変、肝がんへの移行者を減らすことが、わが国の肝炎政策の目標として明確化されました。肝がんは再発率が高いため、一度根治に至っても再発を繰り返すなどした結果、長期予後が悪くなるという課題があります。そのため、肝発がん予防に加え、肝がん再発防止策の確立が急がれます。肝発がんや再発に寄与する因子に関する研究を進め、肝発がん機構を解明し、発がん・再発の予防薬・予防法及び、発がん・再発予知のための検査法・診断法等の開発を目指します。

事業の案内ページ

応募資格者

本事業の応募資格者は、一定の要件を満たす国内の研究機関等に所属し、応募に係る研究開発課題について、研究開発実施計画の策定や成果の取りまとめ などの責任を担う能力を有する研究者(研究開発代表者)とします(詳細は公募要領「第 3 章 応募要件」を参照ください)。

公募期間

令和5年11月17日(金) ~ 令和5年12月11日(月) 正午【厳守】
※締め切りに間に合わず不受理となるケースが発生していますので、余裕を持った対応をお願いします。特にe-Radの新規利用者は、研究機関/研究者の新規登録手続も必要であり、これらに要する日数も考慮の上、早めの対応をお願いします。

応募方法

下記、「令和6年度公募に係る資料」より提案書類の様式等、必要な資料をダウンロードの上、公募要領に従って「研究開発提案書」等を作成の上、e-Radよりご提出ください。詳細は本事業の公募要領を参照ください。

応募先

FAQ

公募についてお問い合わせ頂いた内容の一部を公開しています。
ご質問は、事前に公募要領とFAQ(随時更新)をご確認の上、基本情報に掲載のお問い合わせ先まで電子メールにてお送りください。その際、所属、氏名、連絡先を記載してください。
FAQは随時更新します。

資料

令和6年度公募に係る資料

掲載日 令和5年11月17日

最終更新日 令和5年11月29日