イベント 開催日:令和5年12月6日 「第9回 レギュラトリーサイエンス公開シンポジウム」を開催しました

開催報告

理事長挨拶
講演_質疑応答
パネルディスカッション

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)医薬品等規制調和・評価研究事業では、「第9回レギュラトリーサイエンス公開シンポジウム」を令和5年12月6日に開催しました。
「レギュラトリーサイエンスにおける動物試験代替法の発展~細胞培養技術の進化と展望~」をテーマに、日本橋ライフサイエンスハブカンファレンスルーム (東京)とZOOMのハイブリット形式で実施しました。企業や研究機関などを中心に400名弱の参加申込があり、約250名の方にご参加いただきました。

三島理事長の開会挨拶の後、第一部の特別講演では、医薬品等規制調和・評価研究事業のプログラムスーパーバイザー(PS)である奥田晴宏先生が座長を務め、国立医薬品食品衛生研究所の小島肇先生に、動物実験代替法の概要やこれまでの変遷等について、医薬品医療機器総合機構(PMDA)の真木一茂先生、日本製薬工業協会の鈴木睦先生に、規制側及び業界側の立場からの課題や今後の展望について、ご講演いただきました。

第二部では、開発事例とレギュラトリーサイエンス(RS)研究というタイトルで、最新の研究成果を紹介していただきました。 前半は、プログラムオフィサー(PO)の佐瀬一洋先生、松山晃文先生が座長を務め、金沢大学の荒川大先生、大阪大学の水口裕之先生に、薬物動態評価系に関してご紹介いただきました。 後半は、同じくPOの片倉健男先生、矢守隆夫先生が座長を務め、国立医薬品食品衛生研究所の大久保佑亮先生に発生毒性評価を、東北工業大学の鈴木郁郎先生に神経毒性評価を、国立医薬品食品衛生研究所兼崇城大学の石田誠一先生に生体模倣システム(MPS)の国際標準化等についてご紹介いただきました。

最後に第三部として、小島肇先生の進行で講演者によるパネルディスカッションを行いました。ここでは、動物試験代替法の研究上又は規制上の課題、現在の研究で代替可能な範囲、研究成果の実用化等にむけた展望などについて議論されました。

ご登壇いただいた先生方、ご参加のみなさまに、深く感謝を申し上げます。

今後とも、医薬品等規制調和・評価研究事業の取組にご興味をお持ちいただけましたら幸いです。

お問い合わせ先

宛先 国立研究開発法人日本医療研究開発機構
創薬事業部
規制科学推進課
Tel 03-6870-2235
E-Mail kiseikagaku”AT”amed.go.jp
備考
※E-mailは上記アドレス”AT”の部分を@に変えてください。

最終更新日 令和6年1月22日